一昨年のブログを読んで、その当時の苦しみが伝わってきます。
読み返すだけで胃が痛くなります。
こんなところにいては、自分が潰されると逃げ出したことが今は正解だと確信しています。
当時はコロナ禍で、講習会の休講が続くなか、講習費を割り引く(私は無料にしたらと提案)のはよいと思うのですが、悪く言えば(講習生目線からは)講習放棄が続きました。
主任講師でないので、自らが出来る添削指導を申し出て、その他の講師に呼びかけました。
それを纏めて各講習生に返信するのも私の仕事になりました。
どうにかしてくれと言いましたが、コロナ禍なのでと・・・2回ほどズームをしましたが・・・続きません。
このままでは、まともな講習ができない状態でした。
東京などどうされているのか、個人的にお聞きもしました。
そうこうしているうちに技能検定が近づいてきました。
技能検定の会議や申請受付・・・大阪は受付窓口が一つではなく、二団体からあります。
その上その折は、職能直という事も発生しました・・・大変でした。
漸く、実務的な事が終ってほっとしていると、
検定会場を組合事務所が使えない(使わせない)という話(組合理事会決定)が私に伝わり、
会場をどうするか、今まで段取りしたことない理事は「ホテルを予約すれば」と・・・信じられない。
12月になり、会場探しです。
職能の方に相談して、会場を確保することが出来ました。
昔の講習生(他団体の方)にもお願いをいろいろしました。
ほんまに疲れ果てました。
大阪の受検者は私が担当しだしてからの最高の数字でした。
そりゃ、疲れるやろと自分で自分を褒めてやりましたが、胃痛が心労を表現してくれました。
変わらないと「変えてはいけないこと」が残せない時代です。
何もしなければ、我関せずや場当たり的対処では・・・消えゆくことも致し方がありません。
変えてはいけないこと・・・その時は技能検定・・・継続に向けて全国で100名を目指していました。
技能検定の担当を放棄しようかなとも思いました。
しかし担当がいなければ、おそらくできないでしょう。
呼びかけた運営委員や検定委員の顔が浮かびました。
受検を予定して猛練習している受検者のことも案じられました。
100名目指して頑張っている全国の技能検定担当者も気になりました。
なんとか、検定日を迎えることができましたが、
技能検定をきちんと捉えていない所属団体の体質、
同時に技術や技術継承現場を軽視していることが良く理解できたので、
上記文章に戻りますが、こんなところにいては、自分が潰されると逃げ出しました。