202406-076:いつもの米雇用統計次第 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


株と為替の占い師たちは雇用統計発表前の週は雇用統計待ちといって占いに保険をかけます
今週は弱い雇用統計の予想でドル安の占いをだしていました
そして発表後は一転して利下げ開始先送りの観測となり金利上昇ドル高株安
目先の値動きと占い師の煽りに乗せられて個人投資家はいつもイベント前に狩られます
占い師の占いに乗った場合と乗らなかった場合の損益を比べると 乗って損した額がの方が長く記憶に残ります
競走馬の投票と違うのは100%投機ではないと思うからかもしれません 投票者は個人の感覚で勝ち馬を占います 一方為替と株は何とか専門家とか評論家とかいう占い師たちの分析とかを参考にして合理的に冷静に自分なりに市場動向を予想していることになっています
それでも期待が外れると占い師に煽られたと後悔や失望が湧いてきます
占い通り当たったときは自分の判断が正しかったからだと満足します
所詮上がるか下がるか先のことはだれにもわからないのですが わかるようなことをコメントする占い師は結果にコミットせずにカネを稼ぐことができます
先のことがわかるなら黙ってトレードすれば資産が増えるはずですがそれをやらずにリップサービスだけを生業にしています
自らトレードに手をつけたら損することが占いにでているのでしょう。