202109-575:初めてロングライドをした日 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


クロスバイクという中高年に人気の自転車を買って3日目に、往復120KMの無謀な日帰りサイクリングをしました。2012年4月のことです。
朝7時に出発して、やっとの思いで夜の8時前に帰宅できました。道路というのは、上り坂が必ずあります。最初のひとつふたつの坂は難なくクリアしていきますが、そのうちに足が痛くなり、ペダルがこげなくなります。自転車を降りて休んでも痛みは消えません。休んでも消えないなら、仕方ないのでまた走りだします。

不思議なのは、痛みをがまんして走り続けるとふと痛みが消えて体が軽くなることがあります。そしてまた痛みが出て、自転車を降り休憩します。これを復路でたびたび繰り返して、ついに出発点に無事戻ることができました。

毎朝、10KMのウォーキングのおかげで、足の痛みは2日たってもでませんでした。そのかわりお尻が痛く、自転車に乗る気分になったのは、120KM走行した日から1週間後でした。

あれから10年弱になります。
いまでは140KM走ってもお尻の痛みはでません。ロングライドの後は、2日ほど超回復をねらって休養すればなんとかなります。