202008-448:敗者復活はレアケース | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

SIer(情報システム開発会社)のCTOがよく口にします。
赤字プロジェクトをだしたプロジェクトマネージャーには次のチャンスは与えないとのこと。方法論が変わらないから、同じ失敗を繰り返す確率が高いので挽回のチャンスを与えるのはリスキーで、株主は納得しないというものです。

人としてどうなのかとかいう人道的な問題はさておき、一度失敗した同じ理由でまた失敗するというのは、重大な責任を問われます。敗者復活は勝ち続けない限り、認められないレアケースの成功事例ということであります。

そういう意味で日本国の最高権力者の2度目の退場は、IT業界では起きてはいけないことのひとつのようです。