202008-447:これで東京2020はないかも | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

昨日病気を理由に最高権力者の地位を放棄した安倍氏。
彼は東京五輪の開催を任期中に開催しようと頑張りました。
痛恨の極みということで、東京2020も幻に終わりそうです。

思えば、ロス五輪でオリンピックの商業化に成功して以来、五輪はアスリートが参加することに意義ある祭典から、国の威信をかけた経済活性化のツールに変化しました。
それに招致活動でかかった費用が明るみにでてからは、スポーツイベント催行にまつわる利権の存在もひろく国民の知るところとなってしまいました。

この1年はコロナで世界経済が急激に悪化し、スポーツ業界関係者の利権はどうでもいいぐらいの厳しい状況となりました。昨日の強力なサポータの突然の引退は、東京2020はどうしても開催しなければいけないイベントではなくなりそうです。