我が国のメガバンクは今後3万人規模の業務縮小ということですが、ドイツ銀行も1万人のリストラを発表しました。大手銀行がリストラということは中小地銀・信金は推して知るべしというところでしょう。
昨年ある支店長が、融資先の資金繰りの悪化について給料の払い過ぎといいました。人手不足なのでリストラするほど余剰な要員は抱えていないので、稼ぎに見合った人件費支出ということです。もともと低賃金でブラック手前のオペレーションなので、人件費削減効果も焼石に水かもしれません。
それが今年になってメガバンクが3万人のリストラで構造改革を打ち出した結果、先の支店長も融資先のリストラより自行の業務見直し、構造改革、リストラ、人件費削減が最優先課題になってきました。