今日は土用の丑の日 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

問:うなぎ、食べた?

答:食べた

 

鰻と言えば、中学生の頃、埋め立てが進んでいた横浜市磯子の岸壁で鰻を釣り上げたことがあります。餌は投げ釣りなので岩イソを長めにつけて、3号ぐらいの重り、竿は竹竿。当時は父に教わって、仕掛けも、針も自分なりの太さと長さのテグスで作っていました。叔父は浮きを自作していました。

 

週末になると、市電に乗って八幡橋で降り、徒歩でその先の埋め立て工事中の岸壁に投げ釣りにいきました。夕方までに1匹か2匹、カレイ、アイナメ、穴子などの釣果がありました。

埋め立て地の入り口付近ならハゼがたくさん釣れました。

埋め立てが始まる前は、八幡橋に貸しボート屋がたくさんあって、100匹200匹と釣れるいい釣り場でした。

 

ハゼはくせがあって苦手でした。夕飯でハゼの煮魚を食べたくなかったので、岸壁先端にいって狙って大物を狙いました。ネズッポの煮たのは好きでした。縦に背骨があり、簡単に骨と身がわけられるのがよかったのかもしれません。

 

たった一度のことですが、大きな濃い緑色に光ったを鰻を釣り上げたときは、達成感がありました。その日はその1匹でしたが、持ち返ると祖母が蒲焼にしてくれました。夜、家族5人で食べた記憶がしっかりと残っています。

長野出張8日目の朝、今日も雨。