人とのつながりは廃れない。 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

米国テレビドラマのセリフの一節。

「技術は日々陳腐化していく。人とのつながりは廃れない。」
SNSに共通するコンセプトかもしれません。
今風に表現すると「絆」でしょうか。

人とのつながりは、ある程度キャッシュフローに影響されます。定期的な会合や会食でつながりを維持するためには、費用がかかります。高校の同窓会の会費がいまだに1万円となると、年金暮らしになった団塊の世代は腰がひけてしまいます。1回あたり高額な費用がかかる「つながり」は、カネの切れ目が縁の切れ目となるのは間違いありません。

カネをかけずに構築した「つながり」たとえば小中学校の同級生や近所の幼友達は、もともと自分のカネを持たない時代に育まれた関係ですから、カネの貸し借りが生じないかぎり長続きします。

一方、成人して社会人となり異業種交流やコンパなどのつながりは、永続的というよりスポット的なつながりになります。仕事がなくなったり、興味がなくなったり、嗜好が変わったりすれば、つながりは希薄となります。

そういう中で、ウェブの世界のつながりは、仮想空間であり、今や死語となっているかもしれない「オフ会」に参加せず、自分から退出しないかぎり、永続する可能性があります。

そういう意味で、技術は陳腐化するけれど人とのつながりは陳腐化しないというのでしょう。

吉野輝一郎

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