いい思いをしたのだから | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

卒業して最初に就職した会社に15年勤めて辞めました。ちょうど右肩上がりのバブル経済が始まる頃でした。3か月ほど引き止められ、最後は退職辞令をもらいました。あの時はうれしかったことを覚えています。ようやく水面下でオファーを受けていた会社に転職できると喜びました。

前年と同じことをすると売上が上がるので、売上目標は前年実績に何%上乗せするかというのが事業計画でした。実際の話、何年かは右肩上がりが続き、年功序列で全体主義的な会社経営が王道でした。

いい時代であったかもしれません。
働く量に正比例した給料が支給され、カネはあるけど使う時間がありませんでした。
健康が維持できれば生き残り、蓄えが増え、将来に不安を抱くことはありませんでした。

今はどうでしょう、時間はあるけど使うカネがないとか、蓄えはあるがそれなりに楽しむのに必要な健康がないとか、喜びを共有できる相手がいないとか。

団塊の世代は、その先輩たちにいわれます。「あんたたちは幸せだよ、いい思いをしたのだから。」

吉野輝一郎

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