確定申告の時期になると、気になることがあります | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

NPOという組織で活動している人たちの人件費です。
現場の兵隊は、臨時のボランティアでコストはほとんどかからないと想像できますが、組織を維持するための事務所家賃や通信費・光熱費の財源が気になります。毒ガスを製造したカルト集団は、資産家の信者からの高額な献金で潤沢な活動費を手にいれていましたが、NPOも同じような側面があるのでしょうか。

自己資産の持出なく、フルタイムで活動するには一定額の収入が必要になります。全員が無給で活動しているとは思えません。テレビに時々登場するNPOの代表とかは赤貧の暮らしをしているようには見えない方々です。当事者から余計なお世話といわれるに違いありませんが、何かしらのからくりがありそうです。

街頭で寄付金集めをしている集団は、集めたカネをどのように処分しているか不透明です。有事の際、日赤には巨額の義援金が集まります。そのカネを集め、再分配することで収入を得ているスタッフがいるはずです。そのスタッフを管理することで収入を得ている管理者がいるはずです。

企業が支出する寄付金は、納税の際に控除の対象となります。だから、潤沢なキャッシュフローがある企業は、寄付行為を企業イメージ向上に使うことができます。そういう企業をNPOはお得意さまとしているのかもしれません。

税務署の確定申告届出特設会場で列に並んでいる一納税者の邪推です。

吉野輝一郎