メディアをなめると高くつきます | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

同級生にそろそろ引退の国際線パイロットがいます。この人が、酒席でもらしました。
「日本の大手航空会社の不始末がたびたびメディアに流れていますが、実態は以前と比べて変わっていないはずです。ただ、報道される頻度が多くなっています。きっと、メディアとの関係が変わってきたからでしょう。」

小泉郵政民営化選挙で、キャリア組の官僚が衆議院議員になりましたが、この人は何かにつけて他の新人とは違うと発言している場面が報道されました。例えば、自民党のカレーは24歳から食べているとか、議事堂には何千回も仕事で来ているとか報道されました。一連の報道のきっかけは、「新人議員のコメントをとるなら私のところではなく素人の新人議員に聞いてほしい。私に対する質問は・・・」と言ったためでした。


きっと、このコメントをとったレポータ(ジャーナリストかも)は、その晩、飲み屋で仲間と大いに盛り上がったことと想像します。キーワードは「キャリア、高級官僚、東大、生意気、なめるな」といったところ。きっとこの官僚出の議員は、小さな政党に所属する地方なまりのひどい(秘書給与で不正がばれた)オネーチャンの次のターゲットになったにちがいありません。


政権交代選挙では落選となりました。