今、一番欲しいものは『余白』!
京セラ美術館で日本画の”余白の妙”を知る
かれこれ
2年くらい前の話で恐縮ですが
京セラ美術館で開催された
『最初の一歩:コレクションの原点』
という特別企画展を
見に行きました
なぜ
いまさら記事に?
と思われるでしょうが
私が今
一番欲しいものは
余白!
で
ふと
京セラ美術館で見た
日本画の余白美を
思い出したのです
展示作品の説明文の中に
『下地を生かした余白の妙』
という表現がありました
なるほど
確かに
余白があるから
描かれた
モノが活きている
余白による
アンバランスな構図も
描かれたモノに
焦点が当たるから
バランスが保たれ
奥行きが生まれる
また
逆もしかり
余白に焦点を当てれば
描かれたモノは
幻影でしかなくなる
つまり
そこにあるのは
幽鬼の世界
どちらに焦点を当てるかで
絵の世界観は
がらりと変わるんですね
日本画の”余白の妙”は人にも通ず
ちなみに
余白は
絵画の中だけじゃなく
生身の私たちにも
言えると思うのです
自分に焦点を当てれば
周りの余白は
(自分以外の世界は)
学びであり
自分を成長させてくれるもの
また
余白(自分以外の世界)に
焦点を当てれば
多様性を知る機会となり
自分を外側から俯瞰できるようになって
自分を縛っている”我”から
解放される
理想は”余白の妙”を活かした生き方
時には自分に
時には余白に
ゆらゆらと焦点を変えながら
生きていく生き方は
案外
理想かもしれません
どちらかに
片寄って生きるのは
自分がしんどくなる
一般的に
余白って
ムダに思えるけど
実は
何事も
余白があるからこそ
調和や安定が保たれたり
自身の
奥深いところにあるものを
引き出すのに
欠かせない要素だったりするのです
・
・
・
と
偉そうに語っていますが(笑)
ブログを始めてからは
ぜんっぜん
余白に焦点を当てていない
余裕のない私……
いったい
どうやったら
毎日チャチャっと
ブログが書けるのーーぉ!?