疲れた時には甘いものを食べると疲労回復につながるといって、甘~いスイーツを食べていませんか?
デザートとして、時には間食として食べる方も多いのですが、実はそのスイーツを食べると体が老けてしまうことを知っていますか?
甘いものの主成分である糖分は、実は体内のタンパク質と結びつきやすく、老化を促進させる物である、“AGEs”というものを増やしてしまうのです。
“AGEs”が身体の中で増えると、肌の弾力が失われ老廃物が溜まり、肌が黄ばんでくるのです。
【老化を進める食事とは?】
糖質が多いもの、火を通しているもの、タンパク質が多いもの、これらが組合わさったときは特に身体の中で糖化が起こりやすくなります。
身近な物で言えば、焼き菓子であるクッキーや、マカロン、スポンジケーキであるショートケーキやモンブランなど。
血糖値が高くても、“AGEs”が生成されやすいとも言われていますので、空腹時に甘い物を食べるなど、急激な血糖上昇をすると危険です。
【老化をさせない選び方とは?】
それでも甘いものは欲しくなるときがあります。
そんなときは、なるべく白い上白糖ではなく、黒いきび砂糖や黒糖を使ったもの、熱を加えていないヨーグルトや干したドライフルーツ、タンパク質が少ない野菜を使ったスイーツや生の果物などを選ぶのがお勧めです。
【老化をさせない食事のポイントとは?】
食物繊維、タンパク質、 炭水化物の順で食べるようにすれば、糖の吸収もおだやかになります。
加えて、ゆっくりと良く噛んで食べることも血糖上昇を穏やかにするコツです。
1日3食の食事の中でも工夫はできます。
以下のようなことを気をつけましょう。
◆食材はなるべく旬のものを使う
旬の素材を使うと、風味豊かなので、素材の味が楽しめ、調味、調理しなくても美味しく食べられ、素材の酵素を身体の中で活かすことができます。
◆炭水化物、糖質のものは、元々が黒っぽい色の食材を選ぶ
砂糖なら黒砂糖、米なら玄米、パンならライ麦パンを選ぶことで、血糖上昇を穏やかにし、身体に脂肪がつきにくくなります。
◆色の濃い野菜を食卓に並べる
植物の色はポリフェノールという抗酸化成分で、いわゆる身体をサビにくくします。
身体の中からケアをしていかないと、せっかく、高いお化粧品を使っても無駄になってしまうこともあるのです。新年から見直し始めてみることをおすすめします。
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