いよいよ明日、
Khronos Mentoring Program 2nd

第4回を迎えます。

今回のテーマは、
場が未来を語り始める、
で展開していきます。

ただ人が集まれば、

それだけでコミュニティが生まれるわけではありません。



同じ未来に向かう臨場感があり、

共通する言葉があり、

互いの身体や変化や物語が、

ある抽象度で繋がりをもって共鳴し始めたとき。

その認知空間にまで広がった臨場感によって、
未来を共有したコミュニティと呼べるようなものが形づくられていきます。

それは、

Shared-TCZ という数理証明にも繋がってきます。

個人がどれだけ変わろうとしても、

属している場の構造が現状側に強い臨場感を持っているなら、
無意識のうちに元の場所へ引き戻されてしまうことがあります。

これは、
意思が弱いからではないんです。

認知空間にまで広がったホメオスタシスが、

その人の認識や身体や選択に働きかけているから。

そう考えると、
そのフィードバックループの強度がないが故に、
現状維持のままで変化できないのかもしれないのです。

だからこそ、

本当に変化を継続していくには、

個人の努力だけではなく、

場そのものを未来側へ設計し、
それを更新し続けていく必要があります。

それが、
ハイパーラポールの維持にも必要な要素でした。



これまでにも何度も見てきたように、

人は一人では変われません。

厳密に言えば、

一人で変わっているように見えるときでさえ、

その背景には必ず関係があります。

言葉。
身体。
場。

メンター。仲間。

未来。
物語。

なんと言ってもいいのですが、
そういった様々な要素が絡み合い、

その人の観える世界を変えていく。

仏教でいう縁起とは、

まさにそういうことでもあります。

関係が存在を生み出す。

それは別の言い方をすれば、
宇宙全体の中から、
どういう部分関数で自分という存在が分節化されているのか、
という話でもあります。

つまり、

自分という存在も、

あらかじめ単独で固定されているものではなく、

どの関係の中にいるかによって、

その輪郭(境界)が変わっていくものということです。

だから、

どんな場に身を置くかは、

人生において本当に大きな意味を持ちます。

今回の講座では、

コミュニティとは何か、

場を創るとはどういうことなのか。

そのあたりを、
T理論における様々な視点、
TCZ、バランスホイール、縁起などから、

実際のビジネスや表現の構造とも接続しながら観ていきたいと思っています。

ここで大切なのは、

場は支配するものではないということ。

人を縛ることでも、

依存させることでもありません。

むしろ逆です。

本来のコミュニティとは、

相手の可能性を閉じるものではなく、
開いていくものでなければならない。



依存に陥るような形で縛るのではなく、

より高い抽象度へ移動できるように、

出口を開いたまま、
未来側の臨場感を共有していく。

そういう解放系としての場を、

どう設計していくのか。

ここが、
今回のテーマの一つになります。

そして、

この話はそのまま価値の話にも繋がっていきます。

機能で比較されるものは、
いずれ相対化されます。

安いか。
便利か。

分かりやすいか。
早いか。

もちろん、
それらも大切です。

けれど、

本当に比較できない価値は、

機能そのものではなく、

関係によって立ち上がります。

そこに立ち上がる価値は、

単なる差別化ではありません。

関係の中でしか立ち上がらない、

比較不可能な価値です。

それを、
どうデザインしていくのか。

第4回では、
そのあたりも含めて、

かなり大切なところへ入っていくことになると思います。

あと、
前半ではアーカイブなしの、
実験的にあるケーススタディを使って、
その構造を観ていきたいと思います。

一緒にみていくことで、
ここで語っている構造がスッキリと観えてくると思います。

と、書いていて、
本当に終わるのかどうかわからないくらいですが、
せっかくいろんな変化が起きているタイミングです。

参加されている方々は、
一緒に楽しみながら、
深く進めていきましょう。

そこから、
どんな未来が語られ始めていくのか。

僕自身も、
とても楽しみにしています。

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ではでは、今回はこの辺で。

また次回の記事でお会いしましょう!

Khronos / The salone|Hiro

追伸:
今日は『日本外交政策学会』の
苫米地会長 特別講演会
「米国国防大学『認知戦』講義を日本初公開
――なぜ戦場は認知空間へと移ったのか?」
に行ってきました。
認知戦で一番重要だとおっしゃる定理4を守秘義務下でお聞きできたのは僥倖でした。

感想・ご質問、大歓迎です! 
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