このブログでは
遠隔や講座について書くことが多いのですが、Khronosの活動の中心にあるのは、
パーソナルセッションです。
リアルのセッションが組み合わさっているように、一人ひとりに合わせた特別な時間を大切にしています。

それぞれの方と
一緒に時間を過ごす中でいつも思うのは──

変化というのは、
本当に一瞬で起きるものだということ。



一つのピースがハマるだけで、

バラバラのものが有機的に繋がっていくこと、
出来なかったことが突然できるようになること、
ずっと悩んできたことが一挙に解消すること、

いろんなことが一瞬で変わってしまうのです。

何によって起きているのか。

それは、
内省言語によって、
というのは以前の記事でも一緒にみてきました。


 
僕が何かを教えたからではなく、
もちろんこちら側が書き換えた訳でもなく──

書き換わったのは自分自身の言葉によって

ということ。

理論はあくまで、
その補助線に過ぎません。

そのことが腑に落ちるタイミングが、
幾つも現れていきましたね。

参加された方は、
あの瞬間を、思い出してみてください。

・身体がふと軽くなったあの瞬間

・呼吸のリズムが自然に整っていったとき

・見えていなかった「気配」に気づいたとき
・以前と同じようなパターンから抜け出した記憶
・「できない」と思っていた感覚が、不思議と馴染んでいく移動の感覚

それらは、
ただ気分が変わったのではなく、


“抽象度の移動”が起きた瞬間

です。

そして、

その変化は離散的だということも、
一緒にみてきていますね。
(引用記事を参照。補足ですが抽象度はの視点でしかありません。裏Tの視点で解説するとどういうことかというと──)

そういう大きな変化というのは、
情報空間の理論があり、
未来からの物語によって、
過去と未来が融合したものでもあるともいえます。

リックオーウェンスもそんなようなことを
インタビューでも語っています。



あと、
FW26のメンズとレディース。



※アルチザン系のブランドが以前から好きで、その流れからリックは興味を持ったのを思い出します。(アルチザン系で有名なのは、キャロルクリスチャンポエル。このブランドに反応したらオタクです)

キーワードは、
最近のOMSのリアル講座でも言われた、
物語一貫性かと思います。(もし気になる人がいてブログがあれば、初期の記事から読んでみて、そこに一貫性があるかを探してみることです。これは、生成AIの視点からいえば、凡庸の悪かどうかを判断する要素にもなります)

このキーワードにまつわることは、
Mentoring Programの1期から、
丁寧に一緒に見続けてきていることです。

2ndでも引き続き絡めながら
進めていきますので、楽しんでいきましょう。

ということを書いても、
ほとんどの人にはわからないだろう、
というのを感じながら書いています。

なぜなら、
それが未来にとって重要なものであることは、
今の自分には到底、理解することができないものだから。

そもそも観えてすらも、
聞こえてすらもいないのかもしれません。


 
理趣釈教を貸して欲しいと願う最澄に対して、空海はこう書いています。

モシ心ノ理趣ヲ覓(もと)ムレバ、汝ガ心ノ中ニ有リ。別人ノ心ノ中ニ覓(もと)ムルヲ用イザレ。

心の理趣を求めるのであれば、自分の心の中にあるから、そこを探せ。他人の心の中を探すな、という意味のことでしょうか。

まさにこのブラフマンの隠し場所を知っていた空海らしい切り返しです。

そしてこのことはイエスももちろん知っています。

耳のある者は聞くがよい(11:15、13:9)と繰り返し語ります。

もちろん「耳のある」とは器質的なものではなく、情報的なものです。正確にはマインドの問題ということです。

すなわち、「それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。

「見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らない」のです。

なので、

ここに集い、
何かを少しでも感じ取っていただけているなら、
それは相当なセンスを持っているということです。

それぞれの企画に参加されているなら尚更。
(トップ数%の才能を持っているということです)

そういえば、
先日のセッションで山口小夜子さんの、
話題が出たんですよね。



世代ではないのですが、すごく素敵です。
 
小夜子は、映像、音楽も含めた周りの空間すべてを「着る」ことを企図していた。同時期の別のインタビューでは、「着ることは生きること」と答えている。「私は、人間は心が身体を着ているという言い方もできると思いますし、もっと言えば、人間はそれを取り巻くすべてのものを着ている。空気も光も」。
「着る」という行為は、他者との協働であり、外界との交流であり、つまりは生きることそのものである──。(略)
「何でも着られる」と言いつつ自らを刷新し続けたその人は、つまるところ、人間の可能性そのもの、「未来」を着ていたのだ。
(東京都現代美術館編『山口小夜子 未来を着る人』)

この文を読んで、

ブログタイトルを決めたことを思い出しました。
(ブログ書いたら?と言われた翌日には開始していたので、いろいろ考えている猶予はありませんでした。)

T理論を知れば知るほど、
興味深い言葉となっていきます。

僕たちが扱っている理論は、
観える世界も、選択も、
すべてが変わっていきます。

あと、もうひとつ。

chisaさんが素敵な記事を書いています。

ではでは、今回はこの辺で。

また次回の記事でお会いしましょう!

Khronos / The salone|Hiro

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