適切な場所に身を置き、
静かな時間のなかで、
自分の呼吸に意識を向けてみる。
その時、あなたの未来は立ち上がり書き換わり始めていることに気づけるかもしれません。
The saloneを訪れたある方が、
こんな言葉をこぼしてくれました。
「Révia Luxに参加してから、不思議とこれまで“観えなかったこと”が観えるようになった気がするんです。」
未来のことなど考えたこともなかった、と言っていた人が、数日後には自らの人生の地図を描き始めていた。
The saloneでのメンタリングや身体調律でも、Révia Luxの遠隔セッションでも、参加された方々に共通して語られていた言葉。そこに通底していたのは「なんだか未来が観えるようになった」という感覚でした。
それは、例えば占いやオラクルカードのように、何か特別な答えが外から降ってくるというよりも、「すでに自分の内側にあった答えが浮き上がってくる」ような手応え。
一見、不思議にも思えるこの現象には、
実は明確な構造が存在します。
それは──
「人は、世界をゴールで観ている」
ということ。
脳のフィルター機能であるRAS(網様体賦活系)は、五感で受け取る情報のうち、「ゴールに関係する情報」だけを意図的に選別し、脳の前頭葉へと通します。つまり、“観える”という現象は、情報が入ってきているのではなく、入れる準備ができているから観えている、ということなのです。
たとえば──
「赤い車を買おう」と思った瞬間から、街中に赤い車がやたらと目につくようになる。
「子どもを授かりたい」と意識した瞬間から、妊婦やベビーカーが急に目に入るようになる。これが、RASの働きによるものです。
T理論が提唱するのは、単なる情報選択ではなく、もっと深い次元で、“世界の臨場感”そのものを変える装置として、RASとゴールが機能するという視点です。
つまり──
あなたの「ゴール」が、RASに作用し、世界の「観え方」そのものを変える。ゴールが設定されていなければ、重要な情報もただの“背景ノイズ”として処理されます。逆にゴールが明確になっていれば、どんなに些細な言葉や空気感、出会いや場の雰囲気も、「意味あるヒント」として脳が自動で拾い上げてくれる。だからこそ、“未来が見える人”とは、“未来にゴールを持っている人”なのです。
──と、この内容だけで大きく変化していける人は幸いです。
これだけでは動けない人が現実には多く、この視点に至るためには、その裏側に流れている構造の手触りを体験し、対話によって系を移動していく必要があるということを、たくさんの方たちとセッションを通して対話を繰り返すなかでみえてきました。
それらについて直近の記事では書いてきました。
少し整理をしてみましょう。
僕たちの日常にあまりに当たり前に存在しているものに対して、意識が向くことはほとんどないにも関わらず、あらゆることの影響を及ぼしているものを知ることであり、
それらを無批判に受け入れてしまっていることによって、僕らの身体も心も不自由になっているのかもしれないことを、Aphrodite Project による美しさの再定義と合わせてみていきました。
美しさとは一つの未来であり、
出会う人とタイミングが重なったその瞬間──
あなたの身体が、あなたの呼吸が、あなたの視線が、ふとした瞬間に未来と接続されることで、初めて語り始めるものです。
同じ時間を同じように過ごしたとしても、その人がそれをどう定義されているかによって、身体に起こる変化も、未来の選択も、まったく異なるものになってしまいます。
それを通して、未来は外側にあるのではなく、今この身体の中で静かに立ち上がり始めていることを知り、いかにして“未来を起動する”かということを方法としてみていきました。
そして、未来を起動させる鍵は
何を意図し、どんな“場”に身を置くのか──
その選択そのものであるということでした。
あなたが臨場感空間を共有することで、
これまで1人では不可能だった認識の書き換えが起こり、世界観そのものが更新されます。
その結果は、分かりやすく身体に現れます。
先日の幾つものThe saloneでおこなわたセッションでもそうでした。
呼吸が変わり、血流が変わり、肌の質が変わり、顔が、姿勢が変わる。
そして、思考が変わることで、処理できる情報量と速度が変わり、世界の見え方そのものが変わっていくのです。
未来は「遠く」にあるのではなく、今この身体と、あなたが選んだ場の中で、
静かに立ち上がり始めています。
そして、
これらはいくらシステム2で理解しても、システム1は書き換わらない。
無意識の適応から逃れるには、
システム1にアプローチをしていく必要があるということでもありました。
この視点でみていくと、Khronosのセッション中に降ってくるインスピレーションやオラクル的なメッセージの正体とは何なのかということがみえてくるかもしれません。
「直感的に、この場に来なきゃいけない気がしたんです。」
The saloneやRévia Luxに参加された多くの方が、こうした言葉を残していきます。
「なぜか惹かれる」
「理由はないけど、今しかないと思った」
──それは、偶然ではなく“未来の臨場感に接続された情報”です。
例えば、
「地図がなければ、情報はすべて点にすぎない」と考えたとき──
情報は“どこから来て”“どこに向かうか”という指向性(ゴール)によって初めて意味を持ち始めていきます。
T理論でも、オラクルは、「臨場感の再構築を促すための補助線(計算量を下げる)」として捉えることができます。
ただ、それは“答え”ではなく、
思考や再構築をショートカットするものでもありません。
オラクルは、あなたが自力で“地図”を描くための線にすぎず、ゴールの不在は、線に意味を与えられることありません。
あなた自身が「ゴールから観ようとしている時」にこそ、それは人生を変えるほどの手がかりとして現れてくることがあるものです。
けれど、「答えを求めて思考を放棄した瞬間」に、それはただの幻想になります。
僕たちはときおり、
偶然とは思えない出会いや言葉、メッセージ、出来事に遭遇します。
それらを単なる偶然ではなく、
「未来のゴールから降ってきた情報」であると受け取れるかどうかが人生を分つ分岐点となるのかもしれません。
T理論では、「抽象度を上げる」ことができると、
情報空間の階層構造を上下に移動できるようになります。(IQや大周天などの視点とも繋げられます)
そして、高い抽象度のゴールが設定されていると、未来側に存在する“達成された空間”から、今この瞬間へと必要な情報が“オラクル”として降ってくる構造が起動するのです。
世界の情報は「偶然」ではなく、
「必然」としてやってきます。
これに合わせて押さえておきたいことがあります。
それは──
それらの情報をキャッチできる「身体」になっているかどうか。
なぜなら、情報が降ってきたとしても、それを掴む“感覚の網”が育っていなければ、それはただの風景の一部として流れてしまいます。
あなたが今、観ている世界の中にすでに未来からのヒントは届いているかもしれません。
でもそれが“観えない”のは、まだ未来が起動していない、あるいは、身体がそれに反応するモードになっていないからです。
ここで、
「呼吸」や「姿勢」や「視線」といった身体性が鍵を握ってきます。
たとえば、Khronosのさまざまな企画で繰り返し確認されてきたのは、「呼吸が変わると視野が変わる」「空間の質感が変わる」「未来との接続感が生まれる」という感覚的なフィードバック。
これは単なる癒しやリラックスではなく、「未来の情報を受け取るセンサーとしての身体」が再調整された結果なのです。
未来から情報が降ってくる──
それをキャッチできるのは、「未来と同調した呼吸」をしている人、「未来を迎え入れる姿勢」で立っている人、「見ようとする視線」を持った人ということがいえるのかもしれません。
未来が見えない。
何をすればいいかわからない。
自分の感覚に自信が持てない──。
そんな声を、いただくことがあります。
でも、それは「感覚が鈍い」のではなく、
「ゴールが不在」なのでもなく──。
これまでの人生で積み重ねてきた経験の積み重ねによって「観えなくさせられてる」だけかもしれません。
それらを解放し、未来の情報を受け取り人生を激変させる方法がここにはあります。
幸運にも良き(善き)場所で経験するとができれば、圧倒的なスピードで望む場所へ移動していくことができます。(そのスピードについていけず、ゴール更新をできずに現状維持となり所属意識や選民意識などの重要性関数のみが高まり、場を腐らせていく人も結構います。ゴール大事)
実際に変わりたい(IQをあげたり、才能を開花させたり、年収を爆上げしたり、異性から困るほどモテたい、嫌な仕事をしたくない、好条件な場所へ転職したい、人生を激変させたい、などなど)と、
あなたが思ったときに最も重要なことは、
自分の隠されたポテンシャルに気付く
ということです。
いまの自分を小さくまとめてしまったり、過小評価してしまっているのは、親や社会や環境という側面もあるかもしれないけど、自分自身でもあるという視点を持つことは大切です。
そして、ご自身の身体を深く緩めていくことで(自分では想像出来ない緩んだ身体があります)、自分を閉じ込めてしまっている気持ちを解放することで、ご自身のポテンシャルを見出すことができるようになっていきます。
あなたが“未来”からの情報を受け取れる状態が設定されていないとき、世界は“今”や“過去”に引きずられたままになります。
すると、“未来”の情報は現れているのに、見えない、聞こえない、つかめない。
だからこそ、
今この瞬間に問い直してみてください。
「どう未来に触れていくのか」──
「その未来は、あなたの“本当の欲望”と一致しているか?」
未来が観える人とは、
“未来の臨場感”に身体がすでに同調している人です。
c.f.「自分が本当に欲しいものがわからない」のであり、だからこそ「全世界を手に入れたいと考える」
そして、その身体には、“場”の力──
Khronosという多層的空間が影響しています。
The saloneでの対話。
Révia Luxの感覚。
Aphrodite Projectが示す“美”という未来の設計図──。
そして、
これから始まるMeta-Linea(メタ・リネア)という、未来を語り出す身体の輪郭を創造していくこと。
それらすべては、
“未来の自分”とつながるためのいまの在り方を未来を通して再び創造する時間なのです。
──そして、未来が始まる。
「あなたのゴールはどこにありますか?」
それは、
思考でつくる“目標”ではありません。
身体がすでに知っている“本当の未来”です。
ではでは、今回はこの辺で。
また次回の記事でお会いしましょう!
Khronos / The salone|Hiro
追伸:
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たった一言でも構いません。もし何か感じたことがあれば、ぜひシェアしてください。言葉にすることで、見えなかったものが形になり、次の扉が開いていくのです。





