眠っているあいだにそっと首を絞められ、喉が閉じてられていく。
これを他人にやられているわけではなくて、(やられていたら怖すぎる)無意識の身体反応が自分自身でそれをやってしまっている。
口を空けて寝ていると、そういう現象が起きてしまっています。
現象をことばにすると、、、コワイですね。
けど、実際に普通に生活しているぼくらに起こっていることなんです。
気付いてないだけで日常的に起こっています。
口を空けて眠ると、枕に頭を乗せた状態の喉や舌の軟部組織が重力によって下に引っ張られる。
それが気道を閉ざすことになります。
これが繰り返えされると、状態に慣れてしまい、いびきや睡眠時無呼吸が常態化していきます。
寝ても疲れがあんまり取れない、朝起きると喉がカラカラ、口臭が、、と状態は変化していくことに。
口呼吸をつづけていると、体が物理的に変化して気道が変形する、それも悪くなるばかりだと判明した。口から空気を吸うと圧力が下がり、口の奥の軟部組織がゆるんで内側にたわみ、全体のスペースが狭くなって呼吸しづらくなる。
鼻から息を吸うことには逆の効果がある。喉の奥のたるんだ組織に空気を押しつけ、気道を広げて呼吸を楽にするのだ。しばらくすると、そうした組織と筋肉が「調整」されて、この広く開いた位置にとどまるようになる。
読んていただくようにシステムになってますね。
口呼吸は口呼吸を生み、鼻呼吸は鼻呼吸を生みます。
口呼吸のような気道を閉ざしてしまったストローのような細い気道では当然、日常においても呼吸は苦しくなります。
その苦しさが呼吸の激しさを呼び、二酸化炭素が過剰にどんどん吐き出されていく。
体内の二酸化炭素が足りなくなっていくのです。
その二酸化炭素不足が、さらに激しい呼吸を求めることになっていく。
二酸化炭素不足と激しい呼吸がぐるぐると同じ場所をまわっていきます。(身体は二酸化炭素が欲しくて激しく呼吸をすればするほど、二酸化炭素が出ていく。これが意識にあがり二酸化炭素を欲して、呼吸を意識的に止めるとかなり苦しいというダブルバインドになる)
ウロボロスの蛇のように系が閉じて循環していきます。(ダイエットも同じく。ホメオスタシス、アディクションの文脈でも考えられます。)
もしぼくらがよくない系に入ってしまっていたとしたら。
その系から抜け出してしまいたい。
抜け出していくにはポイントがあります。
積み上げる前に結論から一気にいきましょう。
なにかというと、
知識です。
知識という関数が移動を促します。
自分がいまいる場所を知り、そこからハマっている系を認識する。
認識することによって移動が促され始める。
ある状態からある状態へ移動するときの関数は知識です。(面白いのでまた詳しく書けたら嬉しいです!ここでは時間が!)
で、
口呼吸と鼻呼吸の影響ついてもう少し。
左右の鼻腔は空調システムのように機能します。
体温や血圧をコントロールしたり、脳に化学物質を供給して気分や感情、睡眠状態を変えたりする。
鼻呼吸が大事なのは、体感ベースで分かるように、空気をきれいにし、温め、湿らせて吸収しやすくするから。
使うべき場所だけど、アレルギーとかで鼻腔が詰まるってしまうと、気流が減って細菌が増殖します。
この細菌は自己複製し、感染症や風邪、鼻づまりの悪化を招きやすくなってしまいます。
鼻づまりが鼻づまりを生む。
そうすると習慣的に口で呼吸をするほかなくなる。
そして口呼吸が続くと、、
たった 240時間口呼吸をつづけただけで、カテコールアミンやストレス関連ホルモンが急増し、私たちの体が物理的にも精神的にも無理を強いられていることがわかった。
夜は、加圧も濾過もされていない空気が開いた口から絶え間なく出入りし、そのせいで喉の軟部組織が破壊され、われわれは夜間に持続的な窒息を経験するようになった。いびきだ。数日後、睡眠時無呼吸の発作に見舞われ、みずから息を止めるようになる。もしも口呼吸をつづけていたら、おそらくふたりとも慢性的にいびきをかき、閉塞性
睡眠時無呼吸に陥り、高血圧、代謝、認知の問題が生じただろう。
ゴールも然り、移動できないのは、そのための関数がみえていないからかもしれません。
みえてくると、自分が行きたい場所、行くべき場所がみえきてきて、そのための知識が入ってくるのだと思います。
ただ、決して無理はせず。
いきなりがっつりとやるのもいいですが、まずは知識が移動させるということを理解しましょう。
情報空間を操作し移動させる。
抽象度の高いところから書き換えていく。
知識は関数現象として物理に写像されます。
そして、ぼくらは報酬系を刺激しつつホメオスタシスを騙して移動を促していきましょう。
呼吸について、こちらもまだの方はぜひ読んてください。
追伸
今日もありがたくランクインさせてもらえました!
ありがとうございます!!
まといのばでランキング席巻中!
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