9期終了 | タテとヨコを入れ替えたら。

タテとヨコを入れ替えたら。

今日+明日を書いてみる。

今年も無事に期末を迎えることができました。

今期は過去最大の投資を行い、
大きなチャレンジができた1年です。

今年の支店展開は、
2月に名古屋支社、7月に新潟支社を開設。

全国7拠点を数えるに至りました。


また、人材ビジネスの拡大に向け、
9月には、プロステージ株式会社をM&Aし、
本格的に人材派遣業に参入しました。

海外についても、
今後、急成長が見込める東南アジアへの足掛かりとして、
チャムズソリューション(ミャンマーへのオフショアビジネス)を
グループに迎え入れ、
新たな一歩を踏み出しました。

グループ会社全体では、
国内8拠点、海外2拠点となります。

また、別途複数の会社にも
マイナー出資しており、
将来のビジネス展開が楽しみになってきました。

一方で、既存本業の求人メディア事業においては、
非常に課題の残る1年でありました。

こちらは、経営陣、マネジャー、メンバーとも
組織拡大に、全くついていけてない結果だと、
深く反省しております。

新たな領域を開拓するためにも、
その投資に必要なリソース、「キャッシュ」「人材」などは、
既存事業からしか生まれてきません。

そのため、今期の「停滞」が、
来期以降の投資のスピードを遅らせる最大の要因になりかねません。

同時に、人材面の成長の課題も散見しております。
振り返れば、まだまだ「人材の成長・育成」に向けた投資が
足りていなかったと思います。
来期については、人材投資を最優先事項として、
取り組んでいきたいと思います。


続いて、今期の定量的な業績振り返りです。

毎年の事ですが、
前年比50%成長を掲げ、背水の陣で挑んだ今期です。

結果は、売上総利益(毎年の最重要指標)


前年比35%up(予測)


での着地を見込んでおります。

惨敗です。
やはり、既存事業が伸ばすことができないと、
全体業績も低迷してしまいます。

また、過去最高の人員の増加も含め、
かなりの積極投資をしました。

利益的には、その投資を十分吸収し、
過去最高益の更新が見込めます。


ただし、一過性の利益などもあり、
会社の「稼ぐ力」が強化されたわけではないと考えています。

さらには、一人あたり付加価値額につきましても、
2年連続の悪化をしており、
集積性のアップが喫緊の課題となっております。


来期については、
3つの成長領域を骨太戦略とし、
組織強化を図りたいと考えています。


・代理店事業における、
 「人材」と「顧客」の成長

・スタッフィング(派遣)領域の飛躍的成長

・新事業領域のさらなる獲得・投資


まだまだ、成長フェースな企業ですので、
来期も積極的に投資を行っていきたいと思います。