※記事内の写真は2021年4月に撮影したものです。
松戸新京成バスL3、R1(路線番号)は小金原団地と北小金駅(地図上方B地点)を結ぶメインの路線です。団地は地図下方、右側の路線が南北に伸びる所にありますが、この路線は団地と駅をピンポイントに結ぶわけではなく、周辺の住宅街も回って乗客を拾っていきます。
2ヵ所で路線が分かれていますが循環ルートになっているのは地図下の方で、終日両回りが運行されており、右回りは路線番号に”R”、左回りは”L”が付きます。駅から団地を循環して駅に戻るL3、R1の他に、地図下方A地点のバス案内所バス停に車庫があるのでここを始発、終点となる便も終日多数運行されます(便宜上A地点を表示していますが、L3、R1はバス案内所を経由しません)。バス案内所始発、終着の便の方が多いですが、始発便はバス案内所南側の循環部をぐるっと回ってから駅へ、終着便は同様にぐるっと回ってから入庫してくれるので、利用者が不便を強いられることはありません。
駅側で路線が分かれている箇所ではシンプルに両回りとも向かって左側のルートを通ります。北小金駅前ロータリーが整備される前は駅前まで乗り入れず、このルートで折り返していました。その名残だそうです。
今回は左回りL3のルートでご案内します。
(地図左上のアイコンをクリックして表示されるリストのチェックを入れると関連する路線のルートが表示されます。)
運行頻度(毎時):平日→昼間2~3本(両回りそれぞれ)、最大7~8本(朝、左回り)、休日→終日2~4本(両回りそれぞれ)
①↓北小金駅前ロータリー。左のバスが停まる所が左回り乗り場、その右に右回り乗り場があります。
②↓北小金駅を発車したバスはロータリーをぐるっと回り上写真右に進みます。すぐ先の交差点から往復ルートが変わります。北小金駅行きは写真奥から直進、小金原団地行きは交差点を左折、東進します。
←↖L3、R1↓
↑13.北小金駅~貝の花小循環↓
←その他路線↓
~小金原団地行き~
③↓旧水戸街道を進みます。北小金駅に1路線だけ乗り入れる東武バスがちょうど来ました。
④↓(上写真から約150m)北小金駅入口バス停(小金原団地方向→左、北小金駅方向→右)。東武バスのバス停はありません。目の前にはスーパーがあり、まだまだ駅前の賑やかさ。曲がってすぐは歩道がありましたが50mほどで消えました(笑)。
バス停を出て少し進み右折、進路を南に変えます。
L3、R1↗︎→
↙← 11.バス案内所→北小金駅
↑23.北小金駅~バス案内所、東武バス北小金01.北小金駅~南柏駅東口↓
←10.北小金駅~幸田循環↓
(矢印はその系統が進む方向を示しています。)
⑤↓右折した先の道路はハワイ通りと名付けられていて、写真右上の街灯には「ハワイ通商店会」の文字が見えます。以前は道路沿いにシュロの木が植えられていて南国感漂っていたそうですが撤去されてしまいました。
⑥↓(上写真から約350m)やってきたバスは11.バス案内所発北小金駅行き。北小金駅方向のみの運行で、ルートはR1とほとんど同じですが、R1は隣の道路を通るところ、11はこのハワイ通りを通ります。ハワイ通りを北上する路線はこの11のみです。
⑦↓(上写真から約100m)こちらには約60年前に植えられたシュロの木が数本残っています。そしてその脇にはお店が数軒並んでいます。昔はこの辺りも賑わっていたのでしょうねぇ。
⑧↓短くなったシュロ並木が途切れる手前に北小金駅方向のハワイ通りバス停があります(写真右)。こちらは前述の11のみ発着します。
ここから北小金駅へ行くバスは11のみ。しかし駅までの直線距離は約700m。利用者は少ないでしょうね。車庫のあるバス案内所発ということで出庫のついで運行でしょうが、平日は昼間もコンスタントに運行されています。
⑨↓上写真の坂を上り切った辺りに小金原団地方向乗り場があります(写真左)。こちらは小金原団地循環のみ発着します。
⑩↓上写真すぐ先の交差点で右斜めに曲がって少しの間、国道6号線水戸街道を走ります。
⑪↓100mほど水戸街道を走って左折、進路を南東に変えます。ここで往復ルートが合流します。反対の北小金駅行きは左から水戸街道に左折、写真奥に進みます。
⑫↓曲がった先の道路の愛称はたいわんふう通り。歩道にタイワンフウ(台湾楓)という木が植えられています。車道にも歩道にもゆとりがあり、歩き、走りやすそうな通りですねぇ。
⑬↓(上写真から約100m)久保平賀バス停(小金原団地方向→手前、北小金駅方向→右奥)。周辺は戸建住宅街です。ここと駅の間は両回りのバスとも利用できるので利便性が高くなっています。駅までの距離も1㎞以上あり利用者も多いのではないでしょうか。
⑭↓(上写真から約100m)この交差点で右回りと左回りが分かれます。左回りは直進です。
↘L3↑
↖R1↓
11→↘
⑮↓(上写真から約200m)向原バス停(左回り→左奥、右回り→右)。相変わらず周辺は戸建住宅街です。左奥の乗り場の目の前には小さな郵便局があります。
⑯↓(上写真から約100m)台湾楓並木を走るバス。訪問時は少し寂しい状態でしたが紅葉は見事だそうです。
⑰↓上写真奥の突き当りを左折、進路を東に変えます。次に走る道路はいちょう通り。こちらも広くて走りやすそうです。緩やかなカーブと勾配も画になりますねぇ。
⑱↓(上写真から約150m)坂を下り切った所に久保下バス停(左回り→左、右回り→右)があります。バス停を出るとすぐ上り坂。自転車殺しやでぇ。
(バス停の先の交差点)
↑L3
↓R1
12.八柱駅~小金原団地循環↘︎→
⑲↓上写真奥の坂の途中にいちょう通りバス停(写真右)がありますが、並行する12.八柱駅行きのみの停車で、こちらは停車しません。
坂を上った先に小金原団地があり、バスはまずお店が集まる団地の商業エリアを通ります。
つづく
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