消極的ってダメなこと? | NPO法人鎌倉ファイナンシャル・プランナーズ

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私は子どもの頃から人見知りで消極的でした。

 

授業中に手を挙げられなかったし、

友達の家で「おやつ食べる?」と聞かれて

「うん」と言えなかったほど。

 

そんな過去を話すと「えー!!」っと驚かれることもあるから、

今ではそう見えないのかもしれないけれど、

消極的で人見知りなところはまだまだ残っていると思います。

 

鎌倉ファイナンシャル・プランナーズの小林です。

 

昔からですが、最近は特に「積極的」であることが求められているように感じます。

「積極的」であることは加点要素となります。

 

その加点をもらえないだろう我が子のことが心配になります。

先生に、友達にちゃんと自分の思っていることを伝えてごらん、

と何度言ってきたことか。

 

でも、そうあって欲しいと思う反面、

それだけじゃないと思っている自分もいる。

 

確かに自分の意見を主張することは必要だし、

グループやクラスをまとめる力はあって損はない。

でも、積極的なことだけが良いことなのかと思うこともある。

成績のために積極的なれというのも違う。

 

ある番組で学校の先生のコメントに泣きそうになった。

 

「子ども達を見る自分の見方が消極的だった」

 

また、消極的と言われる子たちのコメントに昔を思い出した。

「消極的=ダメだと言わないでほしい」

「大丈夫だから安心してほしい」

 

そうだった、私もそう思っていた。

表に出にくいだけで、ちゃんと考えている。

子ども達もそうだと信じている。

 

積極手に子ばかりが増えて、

主張が飛び交う話合いになったら、

今度は消極的な子が求められるようになったりするのかな。

人の話に耳を傾けられる力があると加点される?

 

そんな時代だったら、私は優等生だったのになー