このまま死んでしまうのか | NPO法人鎌倉ファイナンシャル・プランナーズ

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先日亡くなられた瀬戸内寂聴さんは1922(大正11)年生まれだそうで、私の母と同い年だったことを知りました。母は1995年に亡くなっているので、もう26年になりますが、同い年の方もまだいらっしゃるわけです。年金相談でもだいぶ減りましたが、大正生まれの方の死亡を扱うことはあります。一方、昭和10年代、20年代生まれの方の死亡も珍しくなくなってきています。

母は72歳で亡くなりました。祖母(母の母)も72歳でした。先月71歳になった私は私もという思いにずっととらわれています。

母は元気にしていて、その日東京で開かれるクラス会に参加するため1人で東京にバスと電車を乗り継いで行き、会場の少し手前の路上で突然倒れ、そのまま亡くなりました。病名は「虚血性心不全」でした。余談になりますが、母より後で亡くなった父も急死だったので、私は両親ともに介護を1日もしたことがなく、このことで自分が人間として何か足りないと思うこともあります。

母が亡くなったときに、誰の言葉か記憶がないのですが、「少し前から疲れやすくて、すぐに横になったりしていませんでしたか」と言われました。この言葉が私にいつも重くのしかかっています。

私は今、週に3~4回年金相談をしています。かなりの激務で同年代の同僚が週1回で十分と言うくらいなので、それなりに疲れます。夕食もそこそこに10時ぐらいに寝てしまうこともあります。このまま死んでしまうのかなあと思う時間もないくらいすぐに眠ってしまいます。朝目覚めて、元気だ!生きている、と思ったりします。

交通事故なども含めれば、誰でもいつ亡くなるかわからないのですが、私自身、少なくとも50代ごろまでは死を身近には感じないで過ごしていました。それを感じるようになったことが老人になったということなのかと思います。

年金の繰下げをする方が増えてきているとはいってもわずかです。女性の平均寿命は90歳近いとお話ししても皆さん自分はとてもそこまではとおっしゃいます。私と同じように思っていらっしゃる方がかなり多いのかと思います。

先日お2人とも90代のご夫婦がスタスタ歩いていらっしゃって、自分の死後の遺族年金の試算をして欲しいとおっしゃいました。試算の説明も笑いながらでき、その年になると死を超越できるのかと感じました。

 

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