【シルク】2024募集馬 全頭評価 ❼ | アラカン優優の一口馬主ライフ

アラカン優優の一口馬主ライフ

20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

全頭評価❼     募集番号 62-72  です。

得点 92  順位 1   評価 S

検討数 925    検討順  6


今回の評価で最高得点は同点3頭が同点となった92点。この馬はその内の1頭になる。
まずカタログ写真の馬体で肩とトモ、バランスがよく思わずオッという声が出た。
元々データだけでも上位にいた馬で注目していたのだが、動画を見たあとのトータルでトップの得点になった。
母はニュージーランドのG1馬で16戦3勝。
日本での産駒はこれまで4頭。1頭はデビューできなかったが、デビューした3頭は全て勝ち上がり。しかし全て1勝止まりで本馬は母馬の評価を決めることになるであろう。
検討数の通り2回目の発表で名前が出ており、抽優でも無理だと予想されるので、外から注目していきたい。


得点 77  順位 24  評価 A
検討数 904    検討順  8


こちらのコントレイル産駒も2回目で名前が出てよほどの幸運がないと出資できないと思われる。
クイーンステークスを連覇したテルツェットがいる母の産駒はデビュー馬7頭に対して勝ち上がりは4頭。期待はもう少し大きいはずなので多少物足りない成績ではある。
福永祐一厩舎だけに注目度は高くなるであろう。
歩様はとてもいいので楽しみな1頭。


得点 81  順位 18  評価 A
検討数 753    検討順  19


母はクロフネ産駒でシルク所属で14戦3勝で
競走能力は水準以上。
産駒は2頭でいずれもシルク所属。3才ゼーゼマンは新馬勝ちも、まだ2戦しかなく、脚元を痛めて現在は療養中。
2番子2才馬エンブロイダリーは27日に2戦目でコースレコードで初勝利を飾っている。
3番子の本馬はもっといい産駒が出る可能性がありそう。
静止画は申し分ないと思ったが、動画では後肢のふみこみが少しぎこちなく見えたのが気になった。
この価格ならと思っていたが2回目で名前も出てしまったので潔く諦め。


得点 72  順位 33  評価 B
検討数 753    検討順  19


ゴールドアリュール産駒の母はシルク所属で全てダートで37戦4勝とタフだった。
ここまでの産駒3頭はいずれも勝ち上がり。初子のジュディッタは4勝してオープン入りしていて繁殖能力もなかなかのもの。
この子は首を上手に使いながら大きく歩ける動画が素晴らしい。父はルーラーシップとなったが明らかにダート向き血統なので、出資は迷うところ。手術歴を含めて考えても狙える感じがあり、人気的には抽優なら取れる可能性はありそう。


得点 72  順位 33  評価 B

検討数 482    検討順  45


母は米国G1馬で5戦4勝。デビューした産駒8頭の内、勝ち上がりは3頭。
2番子にホープフルステークス勝ちのハートレーがいる。近年の産駒はほとんど掲示板にも載れていない子が多い。
母15才で小柄ということもマイナス材料ではあるが、動画の保養は前肢の出が大きく悪くないと感じた。
しかし、ダート寄りだろうと思われるので牝馬で小柄なのは辛い。


得点 84  順位 14  評価 A
検討数 757    検討順  18


母はシルク所属で13戦3勝。
産駒は初子の3才はデビューできず、2番子の2才ナダル産駒のクレーキングが初のデビュー馬となったが見事新馬勝ちを果たしている。
測尺含めデータ的にはかなり良かったので抽優1番候補と考えていたが、動画の歩様が元気なくパッとせず迷っていたところで、7月24日に6月24日に右前肢腕節副手根骨骨折で骨片除去手術をしていたと発表された。
道理で歩様がよかなかったわけかと納得したが、募集が始まった後の発表はフェアではない。抽優のキャンセルには応じるなってはいるが、一般ならキャンセルは受けないのだろう。そりゃないだろと思う。
手術をしたことぐらいは事前に公表できたはずで残念。


得点 92  順位 1  評価S

検討数 685    検討順  24


毎年高得点となるトレジャーステイト産駒。
今年の得点も、シャトーブランシュ、キラモサと並んでトップになった。
データ的にいいのは奥村豊厩舎。シルクでは7頭中3頭が重賞出走していて、本馬の兄ピースオブエイトの毎日杯勝ちがある。
母産駒の勝ち上がり2頭はどちらも奥村豊厩舎で相性抜群。
新種牡馬インディチャンプも初年度が狙い目だろう。馬体はまだ緩そうではあるが、歩様は大きく骨量十分で好印象。
人気次第で狙い目あり。


得点 46  順位 78  評価 D
検討数 457    検討順  52


今年は活躍した娘3頭とともにラインナップに名を連ね、ブリモリ産駒を送り込んだアーデルハイトお母さん。
16才時の産駒、牡馬で400㌔そこそこの馬体には不安あるが、歩様は全く問題ない感じ。
5才エーデルブレーメ以降、勝ち上がり馬が出ていないのも不安ではある。



得点 64  順位 58  評価C
検討数 479    検討順  46


母はハーツクライ産駒でシルク所属、17戦3勝。5才春に南関東へ移籍して地方でも走った。本馬が初子。初子、小柄、牝馬であまりいい傾向ではない。体高が低いのであまり大きくならないと予想する。しかし歩様は前進気勢が見て取れて悪くなく、あまり小さくは見えない。



得点 85  順位 10  評価A
検討数 785    検討順  15


母はオルフェーヴル産駒、シルク所属で
9戦2勝。姉にレーヴディソール、レーヴミストラルの重賞馬をはじめ、きょうだい10頭は全部勝ち上がっている良血馬。
母産駒も初子レーヴドレフォンが勝ち上がっていて幸先のいいスタートを切っている。
父クリソベリルは新種牡馬でダートでの活躍馬出現が期待されるが、ダート馬としてはもう少し馬体を増やしたい。


得点 76  順位 26   評価 A
検討数 1002    検討順  4

こちらもルヴァンスレーヴ産駒でダートが主戦場になるだろう。
母はゴールドアリュール産駒、シルク所属で9戦未勝利。デビューした産駒2頭も勝ち星はなく、未だに勝てない血統。
検討数は意外にも多いが、杉山晴紀厩舎がその要因であろうと思われる。
シルクからの預託は3頭と少ないがその中から2頭の重賞出走馬とアリーヴォが重賞勝ち馬になり大阪杯でも好走した。
この馬も前肢の可動域広く歩様は悪くないので厩舎力で活躍させる可能性がある。

~つづく~
※シルクホースクラブの許可を得て転載しています。