【シルク】2024募集馬 全頭評価❺ | アラカン優優の一口馬主ライフ

アラカン優優の一口馬主ライフ

20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

全頭評価❺  募集番号 41~50 です。
ここの半ばから関西馬に入ります。

得点 57  順位 69  評価 C

検討数 421    検討順  57


母はファルブラヴ産駒で近藤英子氏所有、戦績は15戦3勝。
紅梅ステークスを勝って桜花賞に出走するも10着。その後に白百合ステークスと3才の早期にオープンで2勝し競走能力は高い。
ここまでの産駒は主にセレクトセールで取引され個人名義で走っており、クラブ募集は本馬が初めてとなる。デビューした産駒6頭は3頭が勝ち上がり。3番子のミッキーワイルドはダート路線でオープンまで出世していて、繁殖能力も平均以上はありそう。
新種牡馬ポエティックフレアはカタログでしか知識はないが英国の2000ギニーを制覇しているサドラーズウェルズ系の種牡馬。
父母ともにノーザンダンサー系で日本の馬場での適性がやってみないと分からない感じがする。
前肢の出が硬く感じる歩様、母16才時産駒という点も割引、父母とも初物に近いので手を出さない方が賢明か。


得点 49  順位 75  評価 D
検討数 492   検討順  41


母は英国で1勝しただけの平凡な競走成績。
日本で11頭の産駒を出していてデビューした9頭は全て勝ち上がっているがオープン馬は初子のフルーキーだけ。
母20才時の出産でリスクは高い。
2つ上のジョリスリールがシルクで初めて募集されたが、ゲート試験合格後、天栄での調整を進めていたところで、球節を脱臼し予後不良となっている。
本馬も小柄で歩様に躍動感がなく買えない。


得点 71  順位 39  評価 B

検討数 233    検討順  75


本馬は父が新種馬Sottsassの持ち込み馬。
父はフランスダービー、凱旋門賞も勝っているが日本の馬場に適性があるかどうかが最大の関門だろうが、全弟シンエンペラーが実績を出していることから見ると、通じると考えていいのかも。
母もフランスで6戦4勝のG2勝ち馬で能力ありそう。
馬体重が体高が低いせいか、やや寂しい。
歩様は力強いものの、厩舎はシルブロンをオープンまで出世させているが勝ち上がり率は2/5でやや物足りない。



得点 88  順位 5  評価 S
検討数 504    検討順  39


母は米国で18戦8勝でG3勝ち馬。
父は日本でも実績十分のAmerican Pharaohの持ち込み馬。
フェブラリーステークス勝ちカフェファラオを筆頭にダノンファラオ、リフレイム、ベルアア、など活躍馬を多数出している。
恐らくダート路線になるだろうと思われるが牝馬なのはマイナスになるかも。
歩様は力強く測尺も十分。
基本的に父外国産馬は買わないので多分申込まないと思うが、人気と他の馬の売れ具合の兼ね合いでは、ひょっとすると初めての申込になるかもしれない



得点 89  順位 4  評価 S
検討数 409    検討順  58

 
関東の最後は父Frankelの外国産馬。
この馬も日本での適性は高く、安田記念のモズアスコット、朝日杯勝ちグレナディアガーズ、オークスのソウルスターリング、とG1馬を輩出している。
母はダンチヒ系。Frankelとダンチヒ系の組み合わせからは、日本でオープン馬は出ていない。
背は低く見えるも馬体重は十分で、歩様も力強く相当なパワーを秘めていそう。
手を出せる価格ではないので外から注目したい。
人気から見て、実績を積みたい人には持って来いの馬ではなかろうか。

得点 87  順位 6  評価S
検討数 539    検討順  35


ここから関西馬。あと38頭頑張ります。
関西のトップは2才の弟ラトラースに続いて1億の値がついた。
母はシルク所属20戦3勝ながら阪神ジュヴェナイルフィリーズを勝ち、古馬になってからキーンランドカップにも勝っている名牝。
シルクとしてはこの馬から何とか大物を出したいだろう。
問題は母父ウォーエンブレムの気性だけか。
父キズナ半弟ラトラースも相当問題児のようなので、エピファネイアに代わるともっと気が悪くなる可能性もありそう。
とても買える価格ではないので悩まないが、
ツアーレポートなどでその辺が分かれば参考にして来年のPOGを考えたい。


得点 55  順位 70  評価 C
検討数 592    検討46順 32

母は46の母ローブティサージュの妹で母母はプチノワール。産駒のほとんどが勝ち上がりシルクに貢献度が高い牝馬である。
母の競走成績は23戦4勝、京都牝馬ステークス3着があるがオープンでは勝てなかった。
6才まで競走生活を全うして繁殖入りし、本馬は初子。
体高も低く馬体重も400㌔未満であまり大きくなりそうにない。
歩様は悪くないので勝ち上がりはありそうだが募集額回収までは難しそう。



得点 82  順位 15  評価 A
検討数 424    検討順  56


母は米国2才牝馬チャンピオンで11戦5勝。
初子ストーンズはセレクトセールで3億のドゥラメンテ産駒で、新馬勝ち後若駒ステークス5着の成績。
本馬は2番子でシルクの募集となる。
兄の価格から考えるとこの価格は仕方ないのかもとは思うが、馬の出来はとてもよく見えるので手が出せないのは残念。
手術減点があってもこの得点なのでデータ的には狙い目十分。
人気がこんなものなら実績作りになりそうな感じ。


得点 65  順位 54  評価 B
検討数 535    検討順  36


母は初子から立て続けに、ストロングタイタン、ミラアイトーン、ギルデッドミラーとオープン、重賞勝ち馬を出して能力の高さを示したが、4番子が頓挫してからは勢いが止まった感じ。1つ上のオーケアニスも脚元に不安があるようで本州移動は遅くなりそう。
脚元の不安は付きまとっており、価格からはリスクが高い。


得点 85  順位 10  評価 A
検討数 884    検討順  9


母はフランスで9戦4勝のG3馬。
Kingmanをつけて輸入されダノンジャスティスを産んで以降、2才馬のミリオンローズまで7頭全て勝ち上がっている、超優秀な繁殖牝馬である。シルクではサンテローズが募集された。
全姉となるミッキーハーモニーが過去の最多賞金獲得馬であることから、牡馬に出た本馬には記録更新が期待されるだろう。馬体が450くらいまでなるようなら、7000万なら募集額回収のチャンスもありそう。



~つづく~
※シルクホースクラブの許可を得て転載しています。