聴き比べ(音楽全般)の第11回目は、
Derek & The Dominos
今回は、
♪Why Does Love Got To Be So Sad(恋は悲しきもの)♪
を、スタジオ盤とライブ盤で楽しみたいと思います。
エリック・クラプトンがクリーム解散後に、ブラインド・フェイス、その後デラニー&ボニーとの活動を共にして、デラニー&ボニーのメンバー3人と1970年7月に結成されたグループがデレク・アンド・ザ・ドミノス。
エリック・クラプトン(g)
エリック・クラプトン(g)
ボビー・ホィットロック(kb)
カール・ラドル(b)
ジム・ゴードン(ds)
このメンバーに、当時オールマン・ブラザース・バンドのデュアン・オールマンをゲストに迎えて1970.8.28~1970.10.2で録音したのが、♪いとしのレイラ♪で有名な2枚組アルバム『レイラ』
1970年11月リリース『レイラ』
スタジオ録音アルバムは『レイラ』1作品のみで活動期間1年足らずの短期間で解散。
この時期のエリック・クラプトンはクリーム時代の緊張感のあるプレイとは異なり、良い意味でのびのびとプレイしていてアメリカ南部の香りが漂います。
クラプトンとオールマンのツイン・ギターが堪能できます。
それでは聴き比べです。
♪Why Does Love Got To Be So Sad(恋は悲しきもの)
03:25あたりに ♪もろびとこぞりて♪ の一節が聴き取れる。この曲でのギターなんですが、私よくワカラナイのですよ。
ここはスタラトキャスターのクラプトンだ!ここはレスポールのオールマンだ!とか、大半がオールマンでクラプトンは絡む程度だとか、クラプトン1人2役のオーバーーダビングだとか、いろいろと諸説入り乱れているようですね・・・
スタジオ・ヴァージョンに比べてテンポが、ややゆったりめ&ヴォーカルも渋め。
クラプトンとオールマンのツイン・ギターが堪能できます。
デュアン・オールマンこそ参加していないものの、ここで聴かれるエリック・クラプトンのギターが素晴らしい。スタジオ録音盤よりもギターソロが長めなのも嬉しい。
クリームの楽器編成にキーボードが加わっただけの編成ですが、サウンドはクリーム時代のライブの緊張感とは明らかに違うリラックス感が感じとれます。
クリームの楽器編成にキーボードが加わっただけの編成ですが、サウンドはクリーム時代のライブの緊張感とは明らかに違うリラックス感が感じとれます。
1994年には『Live At The Filmore』というタイトルで同日の収録曲も増えた盤がリリースされる。
前置きが長くなってしまいました。
それでは聴き比べです。
♪Why Does Love Got To Be So Sad(恋は悲しきもの)
スタジオ盤
ここはスタラトキャスターのクラプトンだ!ここはレスポールのオールマンだ!とか、大半がオールマンでクラプトンは絡む程度だとか、クラプトン1人2役のオーバーーダビングだとか、いろいろと諸説入り乱れているようですね・・・
ライブ盤
なんといってもクラプトンのギターが最高!もう聴き惚れてしまいます。
ジョージ・ハリスンの妻であるパティ・ボイドに、
エリック・クラプトンが恋心を抱き歌ったとされる♪いとしのレイラ♪
そうなると最後は、
♪いとしのレイラ♪本家家元ヴァージョン