クマの散歩道 Vol. 140 クマ、氷柱がきれいな裏見滝に行く。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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皆様こんにちは。
 
今日は日光市にある裏見滝(うらみのたき)の紹介をしたいと思います。この滝は日光三大名瀑の一つに数えられる滝で、かつて滝の裏側に回り込んで滝を見ることが出来た(現在は出来ません)ことから、この名前がついています。
 
場所は東照宮などのある辺りから、国道120号線(沼田街道)をいろは坂方面に進み、日光明峰高校(旧日光高校)や日光市民病院の先で、右の山間(やまあい)に入った所になります。
 

こんなふうな結構迫力のある滝です。今年は例年と比べて寒さが緩いせいか、氷柱の大きさも大きくはないのですが、日光市の冬の景色を皆様にご紹介したくて取材してみました。
 

日光市では有名な神橋(しんきょう)の所で、国道119号線(日光街道)から、国道120号線(沼田街道)となり、少し走ると、日光明峰高校があり、日光市民病院があって、その前に道路標識で案内が出ているのでわかりやすいです。国道はカーブした先で、裏見滝がある荒沢川(あらさわがわ)に架かる橋を渡ります。
 
ここから右斜めへと伸びている道を山間に分け入ります。
 
国道沿いには「裏見の滝入口」というバス停もあります。JR日光駅及び東武日光駅からだと、バスで10~15分くらいだと思います。ただここからだと、滝まで2kmくらいの距離があるので、徒歩の場合はちょっとしたハイキング気分でないとダメかもしれません。
 
道は県道に指定されているだけあって、きちんと舗装整備されているので、車でも徒歩でも通行しやすい道です。ただ山間に向けて緩やかな上り坂を登って行きますので、冬場に車で行く場合は、スタッドレスタイヤ等の滑り止めは必須です。
 
ここ数日は風花程度の降雪しかなかったと思いますが、それでも途中にある荒沢浄水場近辺では、路肩はこんな状況ですから、日光市の冬の厳しさもおわかりいただけると思います。本格的に雪が降ると、雪道走行には慣れた我々地元民でも、このような山間の道は避けたいので、気象状況をよく参考にしてみてください。
 
話が逸れますが、僕のブログで圧倒的にアクセスの多い記事は・・・
という記事です。検索エンジンでも「日光市雪道」、「日光市雪」「日光市降雪」などで検索するとかなり上位で(検索順位は人によって違うので一概には言えませんが)ヒットするせいもあり、ほかの記事と比べて、10倍から20倍のアクセス数を記録しています。記事内容がちょっと生意気な文章になっていますが、日光市に冬場にお車で来ていただく際はノーマルタイヤは避けていただきたく、ここでも切にお願いいたします。
 
話を戻して。これは滝を取材したあとに、戻る方向を撮影したものですが、国道120号線からは、県道195号裏見滝線を入って来ることになるわけですね。
 
駐車場です。
 
駐車場にはトイレがありますが、冬期間は閉鎖されているので、この時季に訪れるときには、前もっておトイレは済ませておいてくださいね。
 
駐車場の脇には小さなお地蔵様が鎮座しています。ここからも女峰山に登山することが出来るから、登山前にお地蔵様に道中の無事をお祈りするのでしょうか。
 
裏見滝駐車場から先は一般車乗り入れ禁止で、ハイキングコースもあるようです。この辺は荒沢国有林に指定されているようです。
 
女峰山の登山口です。裏見滝駐車場から北辺の少し右寄りにあります。
 
一方、裏見滝は駐車場北辺の左方向にあります。何体かの看板が設置されています。
 
その一つの裏見滝の説明部分をアップにしてみました。これで説明文をタイプする必要がなくなったわい爆  笑
 
滝までは0.5km、500mの距離です。ただしアップダウンはあります。
 
入口付近です。のっけから登りですので頑張りましょう。
 
散策路はきちんと整備されています
 
ただ部分では自然の摂理で岩が露出しているところもあるので、足元には十分お気をつけください。
 
滝が近づくとこんなしっかりした木道が整備されていたりもします。
 
これはまだ裏見滝ではないのですが、小さな滝が見えてきました。
 
足元にも注意が必要ですが、一箇所こんなふうに頭上に注意しなくてはいけない場所もあります。
 
ここにもお地蔵様が・・・。ここでも看板を載せて説明は省略ww
 
さあ、お地蔵様に手を合わせたら上りからから下りに変わり、川沿いまで下りていきましょう。一度下りて川を木橋で渡り、観瀑台まではまた少し登りです。
 
今日の時点でも少し積雪がありましたので、冬場に訪れるときは、滑らないようにご注意ください。
 
裏見滝に至るすぐ手前でも小さな落水があって、ここにも氷柱がありました。
 
散策路を下り切った木橋の上から裏見滝を望んだところです。
 
左岸にも小さな落水があって、しっかりした氷柱が出来ていました。
 
それでは観瀑台まであと少し登ってみましょう。
 
観瀑台の手前でも左側に小さな落水があって、ここも凍っています。こうして少しずつ水を集めて、やがて大河になり、太平洋まで注ぐわけです。ちなみに裏見滝のある荒沢川は、「荒沢川→大谷川(だいやがわ)→鬼怒川→利根川」と至る利根川水系の一級河川です。
 
観瀑台までの階段も残雪がありました。足元注意です。
 
裏見滝本流です。

 

本流滝を動画でもご覧ください。

 

冒頭にも写真を載せましたが、この氷柱が見たくて、皆様にも紹介したくて、今回取材してみました。
 
何枚も氷柱を撮った中から抜粋してみました。自然が織り成す造形美。そんな素敵な景色が日光市の魅力でもあります。
 
とくと冬場の裏見滝を堪能したので、さあ帰路につきましょう。
 
今日は南岸低気圧の影響で、都心にも雪が降るだろうという天気予報が出ています。日光市は午前中にはまだ青空が見えていますが、静岡県では朝から雨だったようです。このあと雪が降るのでしょうか。
 
 
最後に、僕が今回、裏見滝を取材してみようと思ったきっかけの新聞記事を紹介します。こちらは人工的に水を引いて凍らせたとのことですが、日光市で新しい試みが行われていることを紹介したくて、当該記事を引用してみようと思います。
 
 
 
 
★★★★★★★

 

 

 

 

1月21日付の下野新聞(しもつけしんぶん=栃木県の地方紙)の第一面にこのような記事が掲載されました。

 

 

~以下、記事引用~

『丁字滝』が巨大氷壁に

 一年で最も寒い時季とされる大寒の20日、日光市所野の「丁字滝」では、寒さを利用して造った巨大氷壁を見ることができる。

 丁字滝は霧降高原の「隠れ三滝」の一つ。夏場は川遊びなどでにぎわうが、冬季の誘客のため、地元住民らが氷壁造りを進めている。近くの沢から滝の左右に水を引くホースを設置。寒さで徐々に凍結し現在は高さ15㍍、幅6㍍の氷壁となった。

 冬季にアイスクライミング体験を企画する同所のアウトドアツアー会社「ワンプレイト」ではこの日、スタッフ3人が訓練を兼ねて現地を視察。氷の厚さやハーネスなど用具の使い方を確認した。

 室町直(むろまち なお)代表(41)は「今年は雪が少なく凍結がやや遅れている。クライミングは1月下旬から始められそう」と話した。

 宇都宮地方」気象台によると、20日の県内の最高気温は黒磯9.9度、那須高原6.5度、奥日光4.2度と、3カ所で今年最高を記録。各地で3月上旬~中旬並みの陽気となった。

(文・写真 橋本裕太〈はしもとゆうた〉)

~引用終わり~

 

 

丁子滝は霧降滝(きりふりのたき)の上流にある隠れ三滝の一つです。

 

丁字滝(ちょうじのたき) ※日光市観光協会の日光旅ナビにリンク。

日光隠れ三滝 ※僕も登録だけしている旅行記を書く、4travel(フォー・トラベル)で、個人の方が書かれた紅葉時期の隠れ三滝訪問の旅行記にリンクします。

日光霧降高原 隠れ三滝ハイキング! ※日光市を外から見た人気ブログ「ふぃふぁ山荘」ブログにリンクします。

マックラ滝林道散歩 ※これも隠れ三滝の一つであるマックラ滝に行く、東武鉄道の電車の旅のページにリンクします。

 

 

厳冬期限定!!霧降高原に25mの圧巻の氷壁が出現! アイスクライミング体験ツアーin日光霧降 

「霧降隠れ三滝」トレッキング(夏場)

※上の下野新聞の記事にも出てくるワンプレイトという会社のサイトにリンクします。

 

 

◎当ブログの過去記事もご覧ください。

クマの散歩道 Vol. 101 クマ、寂光の滝に行く。

 

 

 

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