昨日の僕のブログでも書きましたけど、昨日は日光市の平野部でもかなりの積雪がありました。だからお隣の市である、宇都宮市や鹿沼市に雪がないからといって、ノーマルタイヤで来ないでほしいということを書きました。
FacebookやTwiitterでのお友達は別として、人気ブロガーでもない僕のブログなど、どれだけの人が見てるのかわかりませんけど、書き続けることで、ネット上で少しでもヒットする確率が上がるならば書き続けます。
昨日から本日にかけては日光市のほぼ全域、平野部においても積雪がありました。昼頃には平野部の道路上の雪は融けましたが、日陰は夜まで凍っていました。そんな中、あろうことかノーマルタイヤでいろは坂を登った車が結構な台数いたそうです。当然途中で登り切れず、上り下り一方通行のいろは坂では戻ることも出来ず、途中で車放棄という憂き目に遭ったそうです。いろは坂は、登り口までは何でもなくても途中から雪が積もっていることが多いです。
本当に、本当に、本当に、雪道の運転は恐いのです!!
いろは坂に限らず、晴れているし「大丈夫だろう!」ではなく、「ダメ!」なのです。日光市は関東地方の雪国であるという認識をお持ちください。
観光で日光市に来ていただくので余り強いことは書きたくありませんが、雪道運転の恐さをくれぐれも軽々しく考えないでください!!
日光市は平野部であっても、栃木県の県庁所在地である宇都宮市と比べても、普段でも気温が3℃や5℃くらい低いことはザラです。
宇都宮、あるいは東京は大丈夫でも、日光市の冬の道は危険なのです!
我々日光市民は雪が降るより前に冬用タイヤに替えるのが毎年の常識過ぎる常識です!
ノーマルタイヤでも走れたというのは、たまたま天候が良くて、たまたま走れただけです。更に言うならたまたま事故を起こさなかっただけです。いつも、毎回毎回そうだとはくれぐれもお考えにならないでください!
普段でも日光市に来ていただく際は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)に交換の上いらっしゃってください。チェーンを持っているから安心でなく、日光市域に入る前から滑り止めをつけておいていただきたいので、スタッドレスタイヤがおすすめです。ただしスタッドレスタイヤといえども完璧でないことだけはご承知おきください。
ほかの方法としては、電車でいらっしゃってください。日光市へはJR日光線、東武鉄道日光線・鬼怒川線と2つの路線があります。今市地域(旧今市市内)や日光地域(旧日光市内=二社一寺、中禅寺湖、華厳滝などのある地域)へは、どちらの路線でも便利です。一方、藤原地域(旧藤原町内=鬼怒川川治温泉、日光j江戸村、東武ワールドスクウェアなどのある地域です)及び栗山地域(旧栗山村内=湯西川温泉、夫婦渕温泉などのある地域です)は東武鉄道が便利です。マイナーな観光スポットでなければ、電車を降りてからのバスの便も比較的良いです。車を運転して慣れない雪道を走ること、あるいは日光市に1泊2日や2泊3日で来るためだけに、決して安くはないスタッドレスタイヤを購入するなら(お住まいの地区でも雪は降ることを考えるとこの機会に揃えるというのも一案ですが・・・)、待ち時間などの時間のロスは多少あっても公共交通機関を利用したほうが良いと思います。
特に、日光市の中でもいろは坂を上がった奥日光(中禅寺湖、華厳滝、竜頭滝、日光湯元温泉などがある地区です)や湯西川温泉、夫婦渕温泉など栗山地区、鬼怒川温泉、川治温泉といった藤原地区は、冬用タイヤ必須です! 日光市の中心部である今市地区に全く雪がなくても、これらの地区に雪があるのもザラです。また、来た時は降っていなくても、夜中もしくは朝方に雪が降ることもザラです。雪が降らなくても気温が下がれば、日陰や橋の上は路面凍結することもザラです。
ノーマルタイヤでいろは坂を登って、「腕が違うんだよ」とおっしゃっていた方もいたと聞きました。勘違いなさらないでください!!
本当に腕の良いドライバーは、交通法規を守ることはもちろん、法的な規制がなくても、常識的に考えて危ないことはやらない人のことです。周りへの迷惑を掛けないことを考えられる人です。
強く書きたくないとしながら少し強い言葉も使いましたが、日光市民からのそれだけ切なる願いであることをご理解ください。こんな素敵な日光市で事故を起こして、日光市に嫌な思い出を残してほしくないのです。
※2018年1月5日追記事項
雪道運転についてのコツなどについてはこちらのサイトがとてもわかりやすいと思います。