「あなたの名前を呼べたなら」を観た後、フラリと入った東急本店の中のジュンク堂。
本屋さんに入るとめっちゃテンション上げる私は、あっちの棚へフラフラ、こっちの棚にフラフラ。参考:子どもの頃、夏祭りでは、本屋さんにまっしぐらな話
金融系、新しい格差社会について書かれた本、50代からの学び直しについて書かれた本3冊を手にレジに向かおうとしたとき、パッと目に入ってきたのが
自分が「読みたいことを書いたらいいよと。
ブログやHPでのコラムのアクセスアップのためには、
ブログには、読者が読みたいことを書きなさい
とずっと言われてきているけれど、
私は、自分が書きたいこと、伝えたいことを書きたいと思って自分のウェブマガジンを立ち上げたので、コンサルタント業をされている皆さんから何度となく上記のように言われても、ピンと来ていなかったことをここで打ち明けます
いや、書こうとしても書けなかったというのが本当で。
それは、マーケティングが足りないからだと思うけど、私は書きたいこと(自分が読みたいと思うこと)を書いていきます。と、これまで何度心の中で繰り返してきたことか。
だから、このタイトルを書架に見つけたときに、吸い寄せられるように手を伸ばしていました。
「文章術」となっているけれど、文章に関することだけではなく、「書くことは生き方の問題だ」という項目があるように、私がずっと考えていたことを「それでOK!」と背中を押してくれた一冊。
嬉しくなって長崎に帰省していた夫に「すごくいい本と出会ったんだよ!」とすぐにラインをしてしまったほど。
実は、「自分が書きたいこと(つまりは、自分が読みたいこと)を書く」っていうことは、少し前に同じようなことが書かれた本を見つけていました。
ニューヨークのBarnes & Nobleで衝動買いした「Blog INC.」。2012年に書かれていて、ソーシャルメディアを語るには古すぎると言える一冊。
ブログについて知りたいと思って買ったというよりは、
・ブログを始めたことで、あなたの仕事にどのような影響がありましたか?
・なぜそのプラットフォームを選んだのですか?
・企業には、どのようにアプローチしてビジネスにつなげていったのですか?
・フルタイムの仕事をしながら、どうやってビジネスブログを管理しているのですか?
・動画って収入につながりますか?
など、ブログ運営について知りたい人たちからの質問とそれに対する回答がたくさん掲載されていてSNSにまつわる英語表現(専門用語ではなくて)を知りたいと思って購入。ブログでビジネスを成功させた事例がたくさん載っていて、内容は古いかもしれないけどお風呂に入りながら面白く読んでいます。
で。
この本にも、
とにかく自分が興味のあることについて書きましょう。
自分が書きたいこと、伝えたいことにこだわりなさい。
って書いてあって、「あれ、それでいいのか」と。
自分が伝えたいことが読みたいことであれば、「自分が書きたいことを書く」でいい。というわけで、なーんだ、ブログの書き方に結局正解はないのかということに気付きました。
まあ、「読みたいことを、書けばいい」にしても「Blog INC.」にしても、自分が日頃から思っていることを「そうだよ、それでいいんだよ」って書いてある本を読む方が心地いいのは確か(笑)
どちらがいいのか、すぐには答えは出ないけど、少なくとも私は自分が読みたいことを書いていこうと思います。それが結果的に読者の皆さんが面白いと思ってくださったり、役に立てる内容だったらそんな嬉しいことはないし。
最後に。「読みたいことを、書けばいい」から、SNSの時代に生きる私たちへのメッセージ。
「他人の評価の奴隷にならない」
それは他人の人生を生きることになってしまうから。
あなたはあなたの人生を生きなさい。
アマゾンのヘビーユーザーだけど、ときどきは書店でこんな一冊との出会いにときめきたい。
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