key-blのブログ -5ページ目

key-blのブログ

アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

台湾BLドラマの沼にハマった40代ゲイのkeyです。

この夏は日本BLドラマにもハマりました。

「君は夏のなか」も最終盤。二人の恋路はどのようになるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 これまでのストーリー

第1話 夏のはじまり

第2話 聖地巡礼、夏

第3話 夏、すれ違い

第4話 君のいない夏

第5話 君と出会った夏

第6話 君と夏の終わり

第7話 再会、夏の足音

第8話 じれったい夏

第9話 愛しい夏の日

第10話 あの夏の続き

 

第10話までのあらすじ

 

高校2年生のある日、映画を見た帰りに、佐伯千晴(さえきちはる)は戸田渉(とだわたる)渉に対して恋心を告白した。

 

「俺が好きなのは…今俺の目の前にいる人」

 

バイト先の飲み会でつぶれた渉を迎えに来た千晴。酔った勢いで「お前油断するとどっか行っちゃうから」なんて言ってしまったものの、直接留学に行くかどうかは聞けずじまい。

 

一方失恋した関口から、「どんだけ好きでも、言わなきゃ俺の気持ちは存在しない」と告げられ、ようやく渉は千晴と一緒に聖地巡礼に行きたいという希望を伝えられたのだった。

 

第11話

千晴と渉は、秋吉と一緒に聖地巡礼に来ました。

本当は二人で来たかったけど、最初に誘ってくれた秋吉をのけ者にして、二人で楽しむのはさすがに出来なかったのです。

千晴と二人きりになった時に、千晴に留学のことを聞くのが大事なミッション…と思っていたら、そこに新見先輩もいました。

 

4人で話をするうち、新見先輩も大学で映画研究会に入っていたことが分かりました。

新見先輩は秋吉と意気投合し、財前監督の話から「青写真」の聖地巡礼にも熱が入ります。

秋吉がおされているのを見つつ、新見先輩のようにあれくらい直球で聞けたらなぁ…とひとり思う渉。

 

千晴の俺に対する気持ちがブレないのは分かってる。

でも、近づけば近づくほど、どうしても胸がざわつく。

だから…俺は、思ってることをちゃんと伝えるんだ。

食堂で映画のシーンを思い出す4人。

映画では、カメラマン志望だった男性が、城ヶ島で出会った女性は重い病気で、彼が東京に戻る間に亡くなってしまったことを知ったのでした。

千晴はこの後の男性のセリフが忘れられないと言います。

 

「どうして…どうして言ってくれなかったんだ」

 

しかしそれは同時に渉にとってもトラウマを呼び起こすセリフでした。高校2年生のとき、千晴は渉に黙って転校してしまったのです。まさに「どうして」と思ってひとり悩んだ時期でした。

 

きっと、「俺も同じ気持ちだよ!」って思っていたのでしょう。

だから、「自分勝手っすよ…だって、何も言わずに亡くなられたら、ずっと苦しいじゃないですか、残されたほうは…。」なんてつぶやく渉がいました。それに千晴は考え込む表情を見せました。

展望台への道が分からなくなった4人。新見・秋吉組と反対方向を見てくると言って歩きはじめる渉。

一緒に行くと言ってくれた千晴を遮ってひとりで歩いていきます。

そうするうち、千晴からもらった誕生日のキーチェーンがなくなってしまいました。

「もういいや…」なんて一瞬考えましたが、思い直して道を戻りながら探し回ります。

茂みの奥に見つけますが、そこに手を伸ばすうち、斜面を転落してしまいました。

 

3人は戻ってこない渉を心配し始めます。

携帯に電話する千晴ですが、気絶した渉は電話に出ません。

千晴は自分が渉を傷つけたからいなくなってしまったと思っていることを新見に告げます。

ひとり探し回るうち、千晴は渉が「青写真」を見た日からずっと苦しかったのだと悟ります。

渉の気持ちには気づいていたのに…。千晴は後悔の念から渉を探し回ります。

ようやく見つけてくれた千晴。渉を連れて戻ってくれました。

聖地巡礼を台無しにしてしまったことを謝る渉に、千晴は今の思いを言葉にします。

「さっきの『青写真』の話、俺のことだよね…」

「黙っていなくなったことは、本当に悪かったと思ってる。」

それを遮り、渉ははっきりと冷たい口調で言い返します。

「でも、またいなくなるんだろ?留学、するんだろ?」

「言えばいいのに。何で言わないんだよ。それじゃ前と何も変わってないじゃん。」

「どうしてもあの時のことを思い出すんだよ…」

「だから、そういうごちゃごちゃした気持ち、ちゃんと伝えようと思って来たけど、映画みたいにはうまくいかないもんだなショボーン」

それを聞いた千晴は、渉の手を握りますが、渉はその手を引き離します。

ごめんと一言言って、立ち去ろうとする渉を引き留める千晴。

そこに新見先輩と秋吉が戻ってきます。

フェリーに乗らないといけない時間が迫っています。

渉は、新見に肩を貸してもらって移動します。

二人が完全にすれ違ってしまった瞬間でした。

千晴はうつむいたまま、二人の後を追います。

 

「喪失と再生」

振り返ってみると、食堂で4人が話していたシーンが、決定的な亀裂につながる場面でした。

 

映画では、東京に戻る直前の主人公が、「必ず戻るから。その時は今度こそ、君を撮るよ」と言うのですが、それに対して何も言わなかった女性。その時点で、自分が亡くなると分かっていたわけですよね。

 

それを踏まえて、渉は「それではいけない。残されたほうが悲しむだけ。だから自分は思っていることをちゃんと伝えるんだ」と、この旅行中に、千晴に対しての感情をきちんと千晴に伝えることを再確認したのです。

 

一方の千晴は、男性の「どうして言ってくれなかったんだ」というセリフが忘れられないと言うものの、「女性はもう一度シャッターを切ってほしかった、『喪失と再生』だ」なんて言いました。まるでこの女性の状況を礼賛しているように聞こえました。

この「喪失と再生」に極端に不快感を示した渉。ここにはどんな意味があったのでしょうか。

 

この表現が「失ってはじめて気づく」という意味だとすれば、渉はそういう千晴に対して「一回俺を失ったら気付け」と思っているんでしょう。

または、「失った悲しみを乗り越えて人生をやり直す」という意味だとすれば、渉はそんな千晴に「俺を失ったって、新しい人を見つけるんだろ」と嫉妬しているのでしょう。

 

いずれにしても、渉は「喪失と再生」ではなく、思っていることはちゃんと言い合おうと考えているのです。

でもそれが千晴にはないらしい…そう感じたからこそ、千晴のもとを去る決意を固めたんでしょうね。

 

深読みしすぎですかね?

いよいよ次週最終回!

渉と千晴はどうなっちゃうのか。来週が待ち遠しいです。