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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

2024年の年始に台湾BLドラマにハマって、もう3年目を迎える40代ゲイのkeyです。

2026年最初のレビューは、年末から継続的に見ていた「独占後継者~エクスクルーシブ・ラブ」です。

台湾ではバレンタインデーに第1話が放送され、ロマンチックな雰囲気をまとったBLドラマでした。

 

総合スコア 18/30

泣ける   ★

ストーリー ★ ★ ★

リピート性 ★ ★ ★

キャラ   ★ ★ ★ ★ ★

セクシーさ ★ ★ ★ 

おススメ  ★ ★ ★ 

何度も触れていますが、スコアが低い=面白くない、ではないです。

私が台湾BLドラマを見ていくうちに、「こんな要素が台湾BLによくあるなぁ」と思ったものをスコアにしています。

例えば今作では、メインCPサブCPに加えて、もう数人登場人物がいます。私今作の登場人物、ほぼ全員(容姿が)タイプでした。だからキャラは満点にしています。見進めるにあたって、タイプの人を見たいじゃないですか。だからそんなスコアを設定しました。

 

ただ、ストーリーは一部納得がいかないところがあるのです。そこでストーリーの星は少し下げました。ちょっとだけ気になるところはあるものの、全体としてBLドラマ初心者の人にもおススメできる作品だったと思いました。

 

 

メインキャストと第1話のあらすじ

 

    

ワン・ジャン(王湛)

…ジャン・ジアシェン(張家陞)

タン・ドゥージー(唐篤知)

…マオ・チーション(毛祁生)

ジャン・イーチン(張以慶)

…シュー・ウェイゾー(徐瑋澤)

トゥー・ジンホー(涂井和)

…プー・ジンホン(朴靖恆)

 

メインCP①ワン・ジャン

公式インスタの説明です。

三代続くホンゾー(鴻澤)葬儀社の創業者の一人息子。

父の死と母の再婚後、中学時代から血のつながらない兄のワン・インシウと二人で支えあってきた。

ジャンがスムーズに事業を継げるよう、一時的に家業を継いだ兄は、事故現場や葬儀場へ頻繁にジャンを連れていき、早く家業になじませようとしたし、大学でも関連分野を専攻するように勧めた。こうした切実な期待は、ジャンをおびえさせるばかりで、血や死体、さらには幽霊を恐れる臆病者へと変貌を遂げた。

 

メインCP②タン・ドゥージー

ホンゾー(鴻澤)葬儀社のエース納棺師。

普段は礼儀正しく丁寧ですが、理不尽な相手に出会うと横暴になる。

常に毒舌で、辛辣で、冷淡です。

ある日、ワン・インシウが後継者であるワン・ジャンの育成を依頼し、タンは大きな葛藤を抱えることになる。

 

サブCP①ジャン・イーチン

老舗ウェディング会社の副社長。ワン・ジャンの大学時代のルームメイトであり、親友でもあった。

またトゥー・ジンホーとは高校の同級生。

物静かで温厚、優しく、学業にも優れた生徒。

両親はいつも忙しく家を留守にしていたため、誰にも世話をしてもらえず、孤独を感じていた。

高校で転校した後、トゥー・ジンホーが話しかけてくれ、友人になった

 

サブCP②トゥー・ジンホー

祥和建設の副総経理。ワン・ジャンの大学のルームメイト兼親友。

ジャン・イーチンとは高校の同級生。

面白くてかわいくて、明るくて陽気で、ユーモアのセンスがあり、どこか愛嬌があるが、行動や考えは予測不能。

高校時代、彼はジャン・イーチンを特に頼りにしていた。

 

 

ワン・ジャン(王湛)のライブ配信中に停電があり、タン・ドゥージー(唐篤知)とその手下がやって来て、彼は遺体回収用の袋に入れられ搬出されます。

 

豪華な別荘に着いたら、兄インシウ(英修)からの命令で、会社を継ぐために3か月間猛特訓を受けることに。エース納棺師のタンは容赦なく指導します。血や葬儀への恐怖を乗り越えるための訓練から始まりますが、ワンはお化け役であるジー・フイユー(紀輝宇)を殴って気絶してしまいます。タンが急いで駆けつけ、ワンを抱えて部屋に連れていきました。

 

結婚式場で働くジャン・イーチン(張以慶)は、トゥー・ジンホー(涂井和)と写真撮影のモデルを引き受けています。そんな中、ワンから連絡をもらい、二人で彼の救出のために別荘に向かいます。

別荘にいたジーは、大学の後輩です。一瞬の隙をついて、ジーを縛り、ワンは路上ライブの会場まで向かおうとします。会場に着くと、一人だけお客がいます。ワンの熱狂的ファンである、車椅子に乗ったジンアン(敬安)です。ライブ中に他の人に絡まれ、彼は車椅子ごと倒されてしまいます。そこに来たのがタン。ジンアンはタンの弟でした

 

ファンのために脱走したと言うワンに、「嫌でも継ぐ責任が君にはある」と告げるタン。しかしワンは家業を継ぐ気はないと反発します。

 

 

見どころ①なかなかくっつかないメイン&サブCP

台湾BLドラマでは、メインCP以外にも、サブCPがいることが多いです。

ここ数年のBLドラマでは、メインCPしかいなかったこともありますが、今作は4人の恋路を応援することができそうです。

しかし、この4人がなかなかくっつかないからもどかしいチュー

 

男性同士の恋愛なので、いろいろな障壁もある中、どうやって恋に落ちたのか…。その辺は私はこだわりたいです。

 

メインCPの二人は、出会いは最悪パターンです。ここからどうやって付き合うようになるのか…。

一方のサブCP。高校時代の同級生ということで、息ピッタリ。お互い好意を持っていることも十分推測できます。

しかしサブCPですら、なかなかくっつかないのですよ…あぁじれったい。

 

長い時間をかけてこのじれったい恋路を楽しめそうです。

 

 

見どころ②キレイな役者さんぞろい

ゲスな話を少しだけ。

こういったBLドラマシリーズって、なぜか無意味にシャワーシーンとか出ますよね

もちろん、大好きなのですがラブ

 

さて、ここ最近では、日本でも10代~20代を中心に、身体づくりだけでなく、脱毛なども熱心にしていますよね。美意識が向上したと言ってもいいかもしれません。それは台湾もそうなのかな?と思えるぐらい、今作の俳優さんは身体つきもいいし、きれいです。これだけでも、見る価値は十分にあるかもしれません。

これは作中のとあるシーンから。

メインCPワンを演じるジャン・ジアシェン(張家陞)、とても身体がきれいで、ドキドキしますね。

今作は、ジャン以外にも何人も脱毛している様子が見られます

ちょっと前の作品であれば、腋や脚など、普通に生えていたような部分でも、毛が薄いまたは無いといった感じで、きちんと手入れしているのが分かりました。

 

 

見どころ③過去との決別ができるか

話が進んでいくにしたがって、タン・ドゥージーの過去が徐々に明らかになります。

彼は弟(ジンアン)がいますが、重い病気を抱えています。両親はすでに亡くなっています。

それらの原因が、タンを縛り付けているようです。

彼は果たして過去と決別ができるのか?自分の過去に向き合い、明るい未来を紡ぎだすことができるのか?

それは誰に手伝ってもらうのか?

 

そんなことも、見どころの一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見どころ③' 誕生日に事故があった…

タンの過去との決別の件です。

タンがもう一歩ワンとの恋路に踏み出せなかった最大の要因、それは両親・ジンアンを巻き込んだ交通事故にありました。

 

ある年のタンの誕生日。

彼との誕生日ディナーをしようと、両親とジンアンは車で帰ってくる予定でした。

ところが、タンの目の前で、彼以外の家族を乗せた車が、トラックとの交通事故に巻き込まれてしまいました。

両親は亡くなり、ジンアンは心臓に重い障害を…。

 

その関係で、彼は自分には幸せになる権利はないのだと考えてしまいました

台湾では、誕生日は家族や大事な人と絶対祝うべきイベントの一つだそうです。

その日のうちに必ず祝わないといけないもので、これまでのBLドラマでも、誕生日シーンはほぼ2作に1作の割合で登場するぐらい、大事なイベントのようです。

しかし、その誕生日が命日になってしまった…しかも、自分の誕生日を祝おうと車で向かっていた家族が事故に巻き込まれた…。この状況が、タンの心を閉ざしてしまう大きな要因となりました。

 

 

見どころ④ 恋のライバルが多すぎる

普通はメインCP・サブCPの4人の恋路を描く、と書きました。

しかし今作は恋のライバルが多すぎます。そのせいで全然恋路が進まない。

全体として、「相手が幸せなら、それでいい」の雰囲気が漂っているんです。そのせいで、誰も「我が、我が」と積極的に行かない。積極的に行かないんだけど、だからといって相手を諦めることもしない。もう面倒くさい笑

 

何角関係になっているんだろう?という感じでした。以下、それぞれの登場人物に関してまとめてみました。

 

ワン・ジャンをめぐる争い

筆頭はタン・ドゥージーでした。

ところが、彼は自分は幸せになる権利はないと、ワンとの恋路を諦めようとします。

そこで出てきたのがイアンでした。ワンの高校時代の友人であり、ホンゾー(鴻澤)葬儀社の株主の子どもでもあります。アメリカ留学を経てMBAも取得しており、業務上のパートナーとしても友人(恋人)としても、相性は最適です。

タンとイアンはワンをめぐってたびたび衝突します。殴り合いのけんかも何度も。

イアンのおかげで、タンは自分にとってワンがいかに大事な存在なのかを知ることができました

 

 

タン・ドゥージーをめぐる争い

一方のタン。

恋路の先頭を行くのはもちろんワンなのです。最初はあんなに嫌っていたのに…。

ここについては、親友のイーチンから興味深い指摘がありました。

イーチンはワンのことを「いじめられると燃えるタイプだな」と説明しています。

訓練のために相当辛いことをさせられているのに、なぜかタンのことが気になってしまうワンでしたが、なるほどそういうことですか…。厳しくされたらされただけ、好きになってしまうのですね。

彼は何とかして自分の方を向いてもらうため、誕生日のサプライズデートやプレゼントなど、様々な方法を試しましたが、誕生日の件はタンのトラウマもあり、大失敗。

第4話で発覚したのが、ワンの大学の(元)後輩であるジー・フイユー(紀輝宇)がタンのことが好きだったという事実です。

彼は生死学に関する学位を持ち、ホンゾー(鴻澤)葬儀社に入社しました。

タンとジーは業務上の関わりもある存在。

でも、ワンにとっては、彼はタンと仲良く話す相手でもあり、一時は嫉妬心を覚え、タンは自分のことは好きではないのだろう…と勘違いもしました。

 

 

 

トゥー・ジンホーをめぐる争い

彼を狙う筆頭はもちろんジャン・イーチン。

高校時代からの友人は強いに決まっている。

しかしそのイーチンが、どこか一歩踏み出せない弱い感じなのです。

第2話で「好きではない人と会うのはやめろ」と、お見合い会場から引っ張って連れ戻すぐらいのバイタリティ溢れる人物です。ではなぜ「俺と付き合おう」とまで言えないのか…。

それは高校時代にさかのぼります。二人の仲をからかわれたジンホーが「彼はただの友達だ」と発言。それをイーチンは聞いてしまいました。

ほのかに恋心を抱いていたイーチンにとっては、これはかなりの衝撃で、彼との行く末にどうしても踏み出せなくなってしまいました。

そんな状況もあり、イーチンもジンホーに「一生友達だ」と言ってしまうのです。

ところで、お見合い話は終わっていませんでした。

会う予定だったジョウ・ヨウニン(周宥寧)がジンホーの元に現れます。ヨウニンは裕福な家庭出身のフルート奏者。かなり積極的にジンホーを連れまわします。イーチンがタラタラしている間に、何と二人は結婚まで考える仲に。

 

これだけの関係性が発生してしまいました。

そりゃ、メインCPもサブCPも恋路が進展しないわけです。

もつれた糸をどのようにほぐしていくのか…。先が読めない中盤戦でした。

 

 

見どころ⑤様々な恋模様

「相手が幸せなら、それでいい」と言う人、気持ちを確かめたくていろいろな方法を取る人…様々な恋模様が展開されました。

 

 

相手のために自分が引こうとした人

タン(→ワン)

ワンは自分の人生を救ってくれた相手です。歌以外にも、辛いことは吐き出せ、と言ってくれました。

そんなタンに対しては、このように発言していました。

「俺にとって、彼は特別だ。彼の歌を聞くと、心が落ち着くんだ。楽しかった思い出が蘇る。おかげで人生のどん底を生き延びることができた

でも、俺からは踏み込めない。『仕事上の関係』これがベストな距離だ。」

そんなわけで、タンはワンに積極的に言い寄ることはありませんでした。

 

イーチン(→ジンホー)

 

イーチンは高校時代の「ただの友達」の一件の後、思い悩み続けました。本当は自分が一番ジンホーにふさわしいと思っていたのですが、「友達」ですから…。

そんなわけで、(実はジンホーがサインを出してくれていたのにきちんと反応できていなかったのが原因なのですが、)もし本当に両想いならあきらめたくないが、ジンホーがヨウニンを選ぶなら、自分は引こうと考えていました

 

 

相手の気を引こうとした人

ジンホー(→イーチン)

なぜかいつまでも自分を選んでくれないイーチン。(それは自分の発言に原因があるとは知らない彼。)

ジンホーは自分が結婚するかもしれないというのをイーチンにぶつけ、引き留めてもらいたかったのでした。

でも彼は「友達」だというスタンスを崩しませんでした。その結果、ヨウニンと結婚する方向で突き進み続けます。

 

ヨウニン(→ビビ(ダンスパートナー))

そして第11話で発覚したのが、実はヨウニンも、ダンスパートナーであるビビの気を引くためにジンホーと結婚をしようとしていた事実でした。2人は両想いなのに、彼女が友達でいようって言うのが嫌だったと言うヨウニン。

結局ジンホーもヨウニンも、「独身最後の会」の時に、両想いの相手と結ばれたのでした。

 

イアン(→ワン)

イアンはただの仲のいい友達…ではなく、彼もまたワンが好きでした。

第11話で、インシウの病状をメールでワンに送ったのはイアンだと明かされました。

これはタンの本性を暴き、ワンのために行動している人が誰なのかを認識してもらおうと思った行動でした。

結局ワンを苦しめてしまいました。

 

 

 

何度も気持ちを確認し続けた人

ワンにとってのタン

歌にしても、恋にしても、つい諦めそうになる自分に「自信を持て」「この先何があっても、そばにいる」そう言ってくれたタンに心から愛情を感じたワン。彼に対する自分の気持ちを見極め、タンにもそれを言ってもらいたくて、何度も確かめようとしました。

タンははっきりと明言はしてくれませんでしたが、森の音楽祭の夜、ワンはタンに自らの意思でキスをしました

また誕生日を知り、自分の好きな気持ちをブレスレットに表現しました。残念ながら、タンの「誕生日に対するトラウマ」の壁は厚く、うまくいきませんでしたが…。

ワンの周囲の人物は、とにかく「諦めるな」と言って励ましてくれます。つまり諦めやすい人物なんでしょうね。

タンについては、とにかくイーチンが支え続けてくれました。(それは自身のジンホーに対する思いの裏返しでもあるのでしょうが。)

一時は兄の病状について隠していたタンを非難しましたが、ジーからタンの過去(ワンの音楽を聴いて人生を諦めずに済んだこと)を聞き、再度本心を尋ねます。またジンアンの死により、タンが自分の元を去ろうとしたときも、彼のもとに行き、「待ってるよ」と告げるなど、ここぞというときには絶対に諦めない思いの強さが垣間見えました。

いろいろな人の恋愛観とか、好きな人に対する葛藤とか、本当に面白く感じました。

最終的には本命に振られたジーとイアンがくっつきそうな雰囲気もしたので、今作ではメインCP・サブCPに加え、ヨウニン・ビビ組・ジー・イアン組の4組もカップルが成立し(そうになっ)と言えます。

それだけ、ストーリーも複雑でしたが、とても面白かったですね。

 

 

ストーリー上納得がいかなかったこと

全体としては、とても面白かったのですよ。

しかし、一点だけ気になっていることがあります。

個人的な思いですので、ネガティブな話を読みたくない方はこのあたりで終わっていただく方がいいかもしれません。

 

 

第11話でワンが拉致され、タンとイアンという恋敵が協力してワンを探し出したときのことです。

ワンを安全なところに隠し、タンがチンピラに防戦していた時、相手の一人がナイフを取り出しました。

それを見ていたワン。身を挺してタンを守り、ナイフで刺されてしまいました…(エンドロール)

 

 

最終話はこの続きからスタート。

ワンは無事でした。なんと、タンに渡そうと思っていたプレゼントにナイフが阻まれ、刺さらなかったのでした…。

 

え????なにそれ????ガーン

渡そうと思っていたプレゼントは、ワンの手作りのブレスレット、そしてそれにつけていたピック類ですよ?

ブレスレット自体はギターの弦でつくったやつ。

え?ギターの弦はナイフをはじくの?ピックって結構硬いんですね。

 

じゃねぇのよ…。

これまでの台湾BLドラマでもそんなシーンはいくつもありました。「僕らの知らない僕ら」「奇蹟」「HIStory3 圏套」なんかがそうだったですかね。別に病院に行ったっていいし、ナイフが別の何かにはじかれたっていいし、でももっとリアルなつくりにしようよ…。正直言ってここまでの盛り上がりが急激に冷めました。本当はストーリーの星をもう少し下げようかと思ったぐらいでした。ここがもっと、自然な展開のストーリーだったらなぁ…と残念に思います。