シンの心変わりの瞬間 | key-blのブログ

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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

台湾BLドラマにハマり、3年目に突入した、40代ゲイのkeyです。

新年度に突入し、あわただしい毎日を送りはじめました。

皆様、今年度もどうぞお付き合いのほど、よろしくお願いします。

…なんて、新年のあいさつをしたのがもう3か月も前なんですね。月日が経つのは早いもんです。

さて、今年に入りいくつかの作品を見てきましたが、圧倒的にハマってしまったのが「みなと商事コインランドリー」です。

俳優さんがイケメン照れで、泣けてえーんエッチなシーンラブもあり、ストーリーが何度も見るに値するようなものだったら激ハマりする私ですから、今作はまさにピッタリ!

 

 

そんな「みなしょー」の余韻に浸っていると、YouTubeで漫画版「みなしょー」が出てきました。

声優さんがアテレコをしており、コメント欄は絶賛!この人の声、サイコー!!ってみんな書いていましたが、私は湊晃は草川拓弥さん、香月慎太郎は西垣匠さんしか認めません

認めませんが、これはこれで面白かったです。

そして、この中で気づいたことが2つ。

①ドラマ版では湊晃がゲイバレするきっかけだった、高校時代は「イケメンに抱かれてぇなぁって」考えていたとぶっちゃけるシーン。漫画版では「でっけぇの ケツ穴に入れられてぇなぁって」というセリフでした。そりゃ、アイドルが言うセリフとしては不適切だろ…ということで差し替えられたのでしょう笑

 

②同様に、慎太郎が戻って来て湊に言うセリフも、ドラマ版では「好きな人をめちゃくちゃにしてやりたいと思うぐらいの性欲はあります」でしたが、漫画版では「ケツ穴にでっけぇの突っ込みたいって思うくらいの性欲あります」でした。これも、今や結婚情報誌のモデルに2年連続就任したイケメンさんが言うにはあまりに過激すぎますからねぇ…笑 

漫画版では最初からシン=タチ(攻め)、湊=ネコ(受け)だったのですねぇ…照れ

 

なんてことを考えていたのですが…。

そういえばこのシーンに関連して、当時もちょっと思い悩んだことがありました。

湊がゲイだと告白した時、シンはすぐさま家を出ていくんですよね。そして2週間ぐらいして、シンがランドリーに再度やって来て、衝撃的な告白をするんです。ここでちょっと気になることがあったのです。

 

 

香月慎太郎は「ゲイ」なのか?

BLモノを見るとき、私(=ゲイ)が一度は頭をよぎる問題です。

ゲイ同士の作品だったら何も気にしません。でも、「ゲイじゃないのに男を好きになる」って展開、私たちの界隈でも起こりうるのですが、その場合、相手は「バイ」ってことになります。男女どちらも好きになるって状況ですね。

 

じゃあ香月慎太郎は「ゲイ」「バイ」にあたるのか?

作品を見ていたら、以下のことが分かります。

香月慎太郎は湊晃ひとすじ

②女の子に言い寄られますが、まったく眼中にない。

③かわいい系の英明日香にすら、面倒くさそうな態度をとる。

「生涯、俺が好きなのは、湊晃ただ一人だけ」

 

シンは女の子だけでなく、イケメンの男子にすら興味なさそう

小さなころから、湊へのほのかな思いを抱きつつ、その思いを消さずにずっと生きてきた。シンは属性でいけば「ゲイ」なんだと思いますが、実質ゲイとかバイとかの範疇じゃなく、「湊晃」なんですよね。

台湾BLドラマにも、「ゲイ」とか「バイ」とかではなく、「その人だから好きなんだ」って作品、たくさんあります。

メインCPだけ見ても、

「秘密関係 Secret Lover」ルー・ジュンシー(陸俊晞)

「You Are Mine」ヤオ・シュンユー(堯舜宇)

「HIStory3 那一天~あの日」シャン・ハオティン(項豪廷)

 

日本作品で言えば、

「君となら恋をしてみても」山菅龍司(やますげ りゅうじ)

「his~恋をするつもりなんてなかった」井川迅(いがわしゅん)

 

サブCPを含めたらもっともっとありますね

しかし、そんなことを言いたかったわけじゃないんです。回りくどくてすみません。

 

 

なぜ「一度帰った」のか?

はい、本題はここからです。

「ノンケ」だから、湊がゲイだと知って、驚いて帰った…は展開として分かります。

でも、そうではないのになぜ帰っちゃったのでしょうか?そりゃ、湊もガッカリします。

 

ということで、シンの心情を推察してみます。

自分を救ってくれた恩人の湊晃。

ずっと遠くから見ているだけの憧れの存在

でもその彼と会うために、何だってしてきた

その彼が「ゲイ」だった。

 

ここでシンは、驚いたんじゃなく、嬉しさを爆発させたんじゃないかって思います。

 

湊がノンケなら、この思いは一生遂げられない片思いです。

 

でも、湊はゲイだった。だとしたら、自分の思いを伝え、万が一にも湊がその思いを受け止めてくれるかもチャンスが0ではないことに気付き、居ても立っても居られなくなったのではないでしょうか。

それでも、帰るかね?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。私も思いました笑

ただ、10年越しの思いはそんなものじゃないはず。その場で「あ俺もゲイ!」「湊さん、好き!」なんて言えたらいいんでしょうが、シンはそんな態度には出ませんでした。まだ湊への思いをすぐ伝えられる心持ちじゃなかったんです。
 
①まずはひとりで、湊がゲイだと言うことを再確認し、嬉しさをかみしめたはずです。
②絶対にこの思いを完遂させたいシンは、そのために何をすべきか、考えます。
③サプライズが好きなシンは、誕生日など、入念に計画を練っています。今回も、いろいろ計画を練ったでしょう。
④湊にとっては、シンはただのランドリー使用者でしたから、まずは「友達」になってもっと近づかないといけません
⑤湊が自分のことを「嫌い」って言ったら全て終わりですから、何とか「好き」って言わせないといけません
⑥そこで結婚式の常套句、「3つの袋」の内の「胃袋」をがっちりつかめるような、おいしいつまみの準備をしました。
 
…といった具合に、ひそかな片思いから、絶対に成功させるための押せ押せムードへと自分の気持ちを切り替えるのに、2週間かかってしまったのでしょう。

いや、知らんけど笑

でも、漫画原作にもドラマ版にもある、あの一度帰っちゃったシーン。

あのあとから、シンの押せ押せムードが始まったわけですから。

それまでは「ノンケへの片思い」のような、見ているだけでいいんです…ってしおらしいシンだったでしょう?

 

今冷静にストーリーを振り返ると、「絶対に10年の思いをかなえるぞ!」って決意したのはこの2週間だったはずです。

ここが香月慎太郎の(そして湊晃の)ターニングポイントでした。

二人は幸せに暮らしているかなぁ…照れ