2025年6月現在、台湾BLドラマを24シリーズ視聴した、40代ゲイのkeyです。
台湾BLドラマにハマったのは2024年1月。
最初のころは、台湾BLドラマシリーズを見た経験も少なかったので、新鮮に見られたことや、「これ、もしかして台湾BLドラマ特有のあるあるなのでは?」と思うこともたくさんありました。
あるある① OP曲バック・服ゆるゆる
あるある② 日本との仲
あるある③ バースデーケーキシーン・のどぼとけ
あるある④ けがの手当てシーン
あれから1年。これだけの作品を見てくると、逆に見慣れてしまって「あるある」感が薄れてくるものです。
それに伴って、「あるある」シリーズもお休みしていました。
しかしこのたび「First Note of Love~美しい恋の奏で」を見ていて、「そういえば、これって日本のドラマにはあまりないよなぁ…」と思うものがありました。前々から気にはなっていたのですが、確信したという感じでしょうか。
ところが…。これ説明しにくいんですよね…。
理解していただけるかどうか、わかりませんが、何とか頑張ってみます![]()
回想シーンに妄想シーン
ネタバレにつながるので、思い切りボカしますが、「マグネット」という兄弟バンドの兄マット(Matt)と弟ニール(Neil)が車に乗っているシーンの撮影中です。(車のセットの中で演技していますね…背景は合成だったようです。)
ここ、回想シーンです。現在のシーンではありません。(ご覧になった方は、その理由がお分かりかと思います。)
ところが、本来の回想シーンにもあるべきシーンではないのです。
正確に言うと、回想シーン(昔の現実)に入り込んだ、妄想シーン(現実には起こらなかったこと)です。
回想なんだけど妄想…分かってもらえるでしょうか?
今作には、「現在のシアオハイと昔のシアオハイが話すシーン」もあります。画像が見つからなかったので使えませんでしたが、まさに「回想なんだけど妄想」です。
こちらは「We Best Love~永遠の1位」の回想シーンです。YouTubeから動画を切り取りました。
この2枚、よーく見比べてください。同じ場面ですが、明らかに違います。
それぞれの画面右側がジョウ・シューイー(周書逸)、左側がガオ・シードー(高仕徳)です。
ネタバレは控えますが、こちらはシードーを励ましたシューイーの様子を回想したシーン。
ですから当然昔の思い出カットなのですが、右の画像は現在のシューイーとシードーが演じています。
気になる方は元のYouTube動画もアップしますので見てみてください。
台湾ドラマって、もしかして妄想シーンがとにかく多いのかもしれない?とも思います。
BLドラマとは違うものの、「オレん家のフロ事情~人魚と過ごした49日」最終話のワンシーンです。
ロンジエのおじいちゃんとリー・レンユー(李仁宇)が笑顔で話しているシーンですが、おじいちゃんは第1話で既に亡くなっています。リー・レンユーと仲良く話せるわけはないのです。当時相当混乱したのを覚えています。
日本だとどうするか?
回想シーンの中に妄想(あの時こうしておけば…とか)が入り込むことは、日本のドラマでも普通にありえます。
しかし、そんな時って、「これは妄想シーンですよ」なんてことが分かる描写にする気がします。
例えば画面隅の方がぼやけている、とか。
キャラクターは登場せず、ナレーションで説明する、とか。
先述の「We Best Love~永遠の1位」なんて、実際の回想シーンから妄想シーンまでの移行がスムーズすぎて、ぼーっとしていたら本当にこんなシーンが過去に起こったのかも?と思えるような作りになっていました。
あるいは夢の中だと、妄想シーンになりがちですよね。
でも、それは「夢」です。例で出した「First Note of Love」も「We Best Love」も夢のシーンではありません。
昔の出来事を思い出したとき、何の脈絡もなく、現在のキャラが登場します。そしてそのままドラマが進行していきます。
なぜそうなるか?
正直、答えを持ち合わせてはいません。しかし、日本はより「画像に答え」を、台湾はより「ストーリーに答え」を求めるのかもしれないと考えました。
視覚的に分かりやすい表現を求める日本と、ストーリー性を求める台湾と。
だから現在の日本ではテレビのヤラセが嫌われます。「見ていたものが違っていた!」を嫌う文化なのかもしれません。
一方の台湾はストーリーを深く追う文化なのかも。だから映像の間違いがあっても、ストーリーに無理がなければそのまま行くのかもしれません。
「First Note of Love」において、第5話周辺のライブシーンで、ニールの耳にピアスがついているシーンとついていないシーンが混在していました。シアオハイがニールを癒すというストーリーには大きな影響はないのでそのまま放送したのかもしれません。(まあ十中八九ただのミスでしょうが笑)
これまでの「あるある」ほど確信度合いは強くありませんが、映像の内容には妄想が含まれているかもしれないと考えて視聴するのもいいと思います。








