日々の仕事に追われ、台湾BLドラマが見られていません。その間に、TVerで「パーフェクトプロポーズ」を見ました。いいドラマでしたラブ

 

さて本題。コロナ禍の恋愛を描いた「隔離が終わったら、会いませんか?」が本日のトピックです。

 

登場人物とあらすじ

   

佐藤樹

…河合朗弘

チェン・ボーチュン(陳柏春)

…ランス・チウ(邱治澔)

チャン・リーイン(張莉穎)

…チャン・ヤーウェイ(張雅惟)

ワン・ジアジュン(王家均)

…リン・ディンチアン(林鼎強)

チャオ・チードン(趙啟東)

…アーロン・ライ(賴東賢)

歐陽MAMA

…歐陽MAMA

 

 

メインCP 佐藤 樹(河合朗弘)

 

社会観察家なる職業で紹介されています。いろいろなエッセイを書いているようです。

樹グループ①チャオ・チードン(趙啟東)

樹のこれまでを知っていて、サポートしてくれています。金融や経済のことを話し始めたら止まりません。

「Be Loved in House 約・定~I do」に出演していたアーロン・ライ。今作でもイケメンぶりをいかんなく発揮してくれています。

 

 樹グループ②歐陽MAMA

日本語訳の監修もされています。

過去のBLドラマ作品でも、レビューを見ると歐陽MAMAのブログだったりしました。いつもお世話になっております。

 

 

メインCP チェン・ボーチュン(陳柏春)

台北に住む大学生。カメラが好き。

 

ボーチュングループ①チャン・リーイン(張莉穎)

 

ボーチュンの同級生。卒業間近でレポートをボーチュンに手伝ってもらっている。

 

ボーチュングループ②ワン・ジアジュン(王家均)

同じくボーチュンの同級生。

 

 

2021年5月2日から6月10日にかけてのストーリーです。

シーガルのカメラが欲しい台北のチェン・ボーチュン(陳柏春)。タッチの差で完売となってしまいました。

映像ではAmazonのページが写っているのですが、カメラケースとなっています。ご愛敬w

 

そのカメラを購入したのは日本にいる佐藤樹。メッセージを送った相手は、なんとボーチュンでした。

「君のカメラを壊してしまったこと、今でも気にしてて」

「今度台湾にいくときプレゼントしたい」

 

身に覚えがないボーチュン。無料通話アプリ(viber)に登録したことから届いた詐欺ではないか?と疑うも、カメラ欲しさに返信します。

 

樹からの返信によると、どうやらボーチュンのことを元カノ(ハル)だと思っている模様。そこでボーチュンは友人のチャン・リーイン(張莉穎)に身代わりをお願いするも、モロバレw  謝罪のためにテレビ通話をすることになりましたが、そこでお互い一目惚れw

 

 

 

コロナ禍の制約と記憶

このドラマは、ビデオチャット画面を多用して編集・制作しています。エンディングでは、「このストーリーではGalaxy S21 5Gフラッグシップシリーズを使用して完全にリモートで撮影しました」との注意書きもありました。

今作はコロナ禍にどのようなことが行われていたかの記録としても興味深いです。台湾のホテル隔離期間はこんな感じだったのかぁ…とか、非対面でのフードデリバリーとか、卒業式がオンライン開催といった表現もありました。

 

 

 

 

 

 

 

以下はネタバレエリアです

 

 

 

 

 

二人が心ひかれていく過程

メインCPがどのように気持ちを寄せていくのかも興味深いです。相手が別の人と話をしていたら嫉妬が巻き起こるし、会いたくても隔離期間で会えない中、夢の中で樹にキスされるところなんてつい感情移入してしまいました。

 

 

ボーチュンはコロナに感染してしまったかもしれない状態に。アパートで感染者が出て、エレベーターに同乗した瞬間があったのです。

 

看病に来るという樹に対して、自分が陽性かもしれない、迷惑をかけてしまうかもしれないとそれを拒むボーチュン。カメラをつけたまま様子を見守ってもらうことにしたのですが、その過程でお互いの過去の恋愛について話し合い、また距離が縮まる二人。

この時点では樹がゲイだと知っていたボーチュン。「あなたと別れた相手は不幸だ」というボーチュンに対し、「次の相手は幸運だ」と語る樹。もはやお互いのことを意識しっぱなし。

夕食を届けにきてくれた樹に対し、

「なんで俺に親切にしてくれるの?」

大事な友達だから。」

「それだけ?」

 

素直な気持ちが聞きたいボーチュン

なのに「本当の答えが聞きたい?」と聞かれて、ボーチュンは通話を切ってしまうのです。

 

果たして彼はどう思っているのか。友人とのビデオ通話で、樹のことが好きだとカミングアウトした後、ボーチュンはこう言いました。

「これからも彼に優しくされたい。」

 

思い悩み、ビデオ通話をした際に、ボーチュンは「答えを教えて。本当の気持ちを知りたい。」その気持ちに答え、樹は決心します。

「君が次の幸運な人になってくれないか?」

ようやく、二人は会うことになりました。「隔離が終わったら、会おう!」

 

台北101の下で初めて会う二人のシーンで、ストーリーは完結します。

 

1話7分程度と、ストーリーに奥行きは正直感じにくいです。でも、好きな相手に対して素直に言えない・相手に迷惑をかけてしまっているかもしれないから積極的になれない…といった、相手を思う気持ちが十分に詰まっていて、見た後もさわやかな気持ちになれるドラマだと思います。

全10話ですから、午後のまったりした時に見てみるのをお勧めします。

 

個人的には、佐藤樹の裸もいいですが、チェン・ボーチュンの裸も見てみたかった…というのは内緒です。