ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ -600ページ目

時間は二次元なのです。


時間というものは平面なんです。               


脳機能学者の苫米地氏のいう


「因果は過去ではなく、未来によって決められる。」


「過去とは記憶による現在、現時点での解釈」


つまり「過去とは記憶そのものなり


という考えから浮かぶ発想は


熱力学第二法則(エントロピー)との整合性から


時間とは過去から未来への一直線ではなく


過去の因果と未来の因果という二つの座標軸を持つ平面。


彼の主張は


「現在は未来が過去になる瞬間であり、刹那的だ」


ということ。


人類はいつも8分前の太陽を見ているように、


認識には時差があり、


認識は過去しかみていないという事実。


これは、あたかも


トラックに後ろ向きにのって

景色をみているような状態だと解釈できます。


その一方で、人間の認識には予測する能力があります。


どのような行為も予測される未来に向けて、


因果に沿って事象が起きます。


すなわち、ボールを窓ガラスに向けて投げれば、


窓が割れることを充分に予想した上で、


実際に行えば、予想通りに因果は発生します。


(*不確定性原理を度外視した巨視的なレベルでのお話)


未来の因果と過去の因果という二つの事象が一致して、


物事が起きるとするならば


時間は二次元世界である可能性がありますよね?


未来の因果と過去の因果という


二つの軸の取りうるあらゆる値を許す平面に


時間の広がりがあるわけです。


すなわち時間は二次元世界なのかも知れない


という考え方です。


Time is a two dimensional sphere not a string.

ベルギー大使館パーティー

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二大政党制という浄化装置





そろそろ皆さまもお気づきに


なっていらっしゃることと存じますが


二大政党制という浄化装置は


官僚に対するチェック機能なのです。


一党独裁では、官僚+政治家+業界の癒着を


断ち切ることはもちろん不可能です。


誰も注意しないし、できませんから...。


でも、二大政党制は政権争いをする中で、


チェック機能が働きます。


官僚の汚職も、業界との癒着も、


政権与党の責任にしちゃえるからです。


監督責任というヤツです。


そもそも、今までの多数政党方式では


弱小政党どんぐりの背比べで、


互いに競ったり、


連立戦略に取り込まれたりして、


チェック機能はおろそかになり、、


結果として一党独裁になりやすかった。


これに対して、


二大政党制は浄化装置なだけでなく、


政治を国民にわかりやすくしてくれます。


憲法改正を実現する上で、


草案は二種類あった方が


二者択一で選びやすい。


他の争点も二つに絞ってくれる。


「郵政民営化、賛成か、反対か!」


と同じ効果があるわけです。


ところがですよ。


第21回参議院通常選挙によって


二大政党制が現実化しはじめると


共同体志向の日本人は


一党独裁へのノスタルジーを


既に感じ始めているのです。


だから、大連立なんて、


とてもアホらしい発想が出てくるわけ。


もとより、民主党は自民党の最大派閥ですから、


大連立は一党独裁に戻るということです。


でも、二大政党制を自ら標榜する米国も


そう望むようになりました。


なぜ? 


テロ特で懲りたわけです。


一党独裁の方がコントロールしやすいからです。


石原知事よりも、はっきり、


NOと言える日本人が出てきてしまったからです。