粧化品犬です。
化粧品犬オリジナル化粧品のアミノコルベイユですが、まだセールをやっております。
ご興味のある方は、是非一度お試しください。
パームアミノ・ラボ ストア
https://store.shopping.yahoo.co.jp/palmamino-labo/
さて今日からは、コーセーさんのジュレームアミノシュプリーム(サテンスリーク)の解析をやっていきます。
関連エントリー
2020.2.7コーセー ジュレームアミノシュプリーム(サテンスリーク)の解析1 概要編を追加
2020.4.5コーセー ジュレームアミノシュプリーム(サテンスリーク)の解析2 シャンプー解析編 を追加
2020.4.17コーセー ジュレームアミノシュプリーム(サテンスリーク)の解析3 トリートメント解析編 を追加
ジュレームアミノシュプリームは、2019/12/2に発売された、「ジュレームアミノ」シリーズの新製品です。
ジュレームには色なシリーズがあるので、「ジュレームアミノ」シリーズとしては、2018/1に発売されたジュレームアミノディープモイスト、モイスト&スムース以来の新製品になります(^_^;)
旧「ジュレームアミノ」関連エントリー
コーセージュレームアミノ ダメージリペア ディープモイスト(2018)の解析1 製品概要編2018.1.17追加
コーセージュレームアミノ ダメージリペア ディープモイスト(2018)の解析2 シャンプー解析編2018.1.20追加
コーセージュレームアミノ ダメージリペア ディープモイスト(2018)の解析3 トリートメント解析編2018.1.23追加
コーセージュレームアミノ ダメージリペアモイスト&スムース(2018)の解析1 シャンプー解析2018.2.1追加
コーセージュレームアミノ ダメージリペアモイスト&スムース(2018)の解析2トリートメント編2018.2.8追加
前回の製品が出てから、かなり間隔が空きましたね(^_^;)
この「ジュレームアミノ」シリーズはジュレーム発展の立役者的なシリーズであり、コーセーさんも放置したくはなかった、と思いますが、主成分のココイルグルタミン酸は国内の長期の供給不足のため、どうにもならなかった、と思われます。
ココイルグルタミン酸は、アミノ酸系洗浄剤の王者ともいえる、代表的なアミノ酸系洗浄剤なんですけどね(^_^;)
今回の新製品では、今回取りあげるジュレームアミノシュプリーム(サテンスリーク)が、ココイルグルタミン酸TEA主剤シャンプーです。
もうひとつのジュレームアミノシュプリーム(ベルベットメロウ)の方には、同じアミノ酸系洗浄剤ですがやや特徴の薄いラウロイルメチルアラニンTEAを主剤としたシャンプーになっています。
(ベルベットメロウにも、ココイルグルタミン酸TEAは少量配合されていますが主剤ではありません)
ラウロイルメチルアラニンTEAは、ココイルグルタミン酸TEAの代替として、最近使用例が増えているものです。
ともあれ、シュプリーム(サテンスリーク)は、アミノ酸系洗浄剤の王者であるココイルグルタミン酸TEAをたっぷり使用した、久しぶりの大型商品ですから(^_^;)
その出来が非常に楽しみなわけです!
コーセーさんも、ジュレーム史上最高峰なんて言っちゃってるし!
しかも、なんかとても値段が高いし(^_^;)
コーセーさんのこの2年燗の研鑽の成果(^_^)が見られるのかも?期待が抑えられません。
外観
今回はトリプルセットと言うのを買ってます。2400円。
ちょっと高いけど、シャンプートリートメントを別々に買ってもそれぐらいになってしまう(^_^;)
このセットはシャンプー+トリートメント+ヘアマスクのセットなんですが、1200円のヘアなスクがおまけについてくると考えると、かえって結構安いです。
次にジュレームアミノシュプリー全体の概要を表にしておきます。
写真では分かりにくいですが、シュープリームサテンスリークは白地にゴールド、ベルベットメロウは白地にメタリックパープルなデザインです。
<ジュレームアミノシュープリーム(2019)全体>
概要
力が入っている製品だけあって、ニュースリリースもきっちり出ています。
これをお押さえてていきましょう。
ニュースリリース
~ジュレーム史上最高峰ヘアケアライン~ 高級スキンケア発想の「ジュレーム アミノ シュープリーム」誕生
http://www.kosecosmeport.co.jp/corporate/source/191111_release.pdf
『ジュレーム』は、特に傷んだ髪のための「ジュレーム アミノ」(2018年1月発売)と、髪悩みに応じたケアに 特化した「ジュレーム リラックス」(2019 年 1 月発売)を展開しています。
実は2018/3/5にも、「ジュレーム アミノ サクラファンタジーシャンプー・トリートメント」と言う製品が出ているのですが、季節物扱いで無視されたようです(^_^;)
コーセー ジュレーム アミノ サクラファンタジーの解析1 概要&シャンプー解析編2018.4.11追加
今回追加発売する「ジュレーム ア ミノ シュープリーム」は、髪の深刻なダメージやうねりを補修し、“ブランド史上最高峰”の位置づけのうるお い・ツヤ感・指どおり・まとまりを叶える、インバスのラインです。
“ブランド史上最高峰”というのは値段も高いことから分かるのですが、「髪の深刻なダメージやうねりを補修」はいつものことなので、何が良いのか分かりにくいですね。
しっとりとなめらかな髪に仕上げる「ベルベットメロウ」と、さらさらとかろやかな髪に仕上げる「サテンスリーク」 の、髪質と好みに応じて選べる 2 タイプで、それぞれ、シャンプー・トリートメント・ヘアマスクを取り揃えていま す。どちらも、上品に華やぐローズ&ジャスミンの香りです。
『ジュレーム』に、高付加価値の「ジュレーム アミノ シュープリーム」を加えることで、上質志向でこだわりの ある新規顧客の獲得を狙います。
スリークというのは英語でなめらかという意味なので、「ベルベットメロウ」と「サテンスリーク」の違いが分かりにくいです。ちなみにメロウも柔らかでなめらかなと言う意味です。
今回ベルベットメロウのほうは、100円のサンプルしか買ってないのですが(^_^;)、一応使っています。
それで比較してみると、両者にているが、差はけっこうあります。
しっとりしてはいるが、髪の根本が立ち上がり、ややさらさらの方向に振ったのがサテンスリーク。髪の根元は寝てしまうが、よりしっとりし、収まりがいいのがベルベットメロウと言う感じでした。
高い浸透性を持つ保水・補修型アミノ酸「エクト イン」を配合した、高級スキンケア発想の「アミノシュープリーム処方」を採用しました。サルフェートフリー・ 無鉱物油・無着色・弱酸性です。
成分についてコメントは、これだけです。短いな(^_^;)
まずエクイニンとは何かですが。
下記ドレスのカタログによると。
製造元はドイツのメルク社で、ヨーロッパでそれなりに使われているもののようです。
筋肉を補修すると言われているロイシンやバリンのような、環状アミノ棧の一種です。
ある種のバクテリアが極限環境下に生息する際に、蓄えている成分とのことで、タンパク質になって身体の一部になるここはないようです。細胞膜周辺に存在し、保湿剤としてはたらいている。らしいです。
同じアミノ酸類では、タンパク質にならないことをふくめ、タウリンに機能が似ています。
ロナケア エクトイン:保水力を高め、タンパク質を保護するアミノ酸複合体
http://matsumoto-trd.com/product/pdf/concept/e04.pdf
しかし、アミノ酸類はヘアケアに配合するには値段が高すぎるので、大きな効果が出るまでの濃度で配合されている、というのはのは考えにくいのです。
ただこれしか書いてないので、ここから先は、化粧品犬の個人的見解を書いています。
まずこの製品の使用感ですが。
かなり良い!のですよ。
アミノ酸系のシャンプーにありがちな、使い続けると髪が重くなってくると言う悪癖が、かなり軽減されてるんです。初期のジュレームアミノだと、たまにクレンジング性の強いシャンプーを合間に使わなければならなかったが、この製品は長期間使ってもまずまず大丈夫(個人差はありますが)。
シャンプーは典型的なアミノ酸系シャンプーの使用感。
トリートメントは油性感でちょっと引っかかりつつ、乾燥後に落ち着かせるタイプですね。
ヘアパックまで使うと、、すすぎ時の髪の滑らかさが最高になります!
ただし、ヘアパックまで使うと、長期使うとやはり髪に溜まってしまいます (^_^;)
てか、数回の使用でも、乾燥後はなんかたまる。使用している最中のみ、最高(^_^;)
惜しいのですが、乾燥後を重視するならヘアバックは使わずにトリートメントまでに留めておくべきでしょう。
処方の詳細は次回以降書いていきますが、正直言ってエクトイン以外、これといったものがない(^_^;)
髪に溜まらないようにする成分も、シャンプートリートメントともに、これといって見当たらないんですよ。
どちらかと言うと、ジュレームに伝統的に使っていた高価格な油のスクワランが排除されていたり、アミノ酸の種類や、コンディショニング剤の種類も減らされているし。結構、コストダウンが目立ったりします(^_^;)
値上げしつつコストダウン、、前回扱った花王エッセンシャルflatにも似ていますね(^_^;)
成分を見ていて、1つだけ思い当たるのが、どちらかと言うとボディーソープや洗顔料向けの洗浄剤であるココイルグリシンが少量ですが、ヘアシャンプーに使用されていることです。
ココイルグリシンは、水道中のカルシウムと出会うとサラサラの粉を析出する性能があり、これが理由でボディや洗顔向けに使われているのです。
この効果を、アミノ酸系のシャンプーの髪への蓄積を妨げる目的で使用したのかもしれません。
ココイルグリシンはアミノ酸系洗浄剤にしては比較的値段が安いので、コストアップにもならないしね(^_^;)
しかしこれは、処方ノウハウすぎてニュースリリースには書きにくい。ココイルグリシンは、やや古い原料なので新鮮さもない。
その結果、エクトインだけを押し出したニュースリリースになってしまったのかなと思います。
ただそんな先サテンスリークにも、欠点があります。
髪の根元が立って、髪表面にもコンディショニング成分が溜まりにくい、かつ使用感はさらさら寄りと言うことで、やや髪の収まりには欠けるのです。
人によっては、朝のスタイリングに時間がかかるようです。
例えばうちの娘。現役女子高生なので髪の根元が、そもそも元気です。そうすると、髪が落ち着かなくて、朝のスタイリングに時間がかかるそうです(^_^;)
長所と短所が裏表の関係ですね(^_^;)
次回から成分解析になります。
@cosme評価
口コミ 47件、注目人数 66人、評価点5.2点ですね。
割れがちなヘアケア評価なのですが、評価点がやけに高いです1
ちなみにベルベットメロウのほうはというと。
クチコミ 55件、注目人数 106人、評価点5.5点と、全てにおいてこっちの方が高い(^_^;)
こちらのアイテムをやるべきだったか(^_^;)
ジュレームシュープリームCM
あいかわらず嵐です。
ジュレーム アミノ シュープリーム TV CM『発⾒エクトイン』篇