KLに来て感じる一番のこと。
全員が外国人だから、それぞれの民族がそれぞれを尊重して、
共通言語の英語で生活してる。
GacktさんのKL生活紹介TVでも言ってたね。
ダンナ殿が出会った現地在住日本人の方の話を聞く限り、
そんなキレイなもんばかりじゃないだろうけど、
もちろん貧富の差、差別、それによる問題もあるんだろうけど。
それでも超単一民族国家生まれの私からしたら、
多様な人に対して、開かれている社会のように感じます。
民族、宗教の違いはもちろん、
普通のカフェの店員さんでも、障害を持ってる人をちょこちょこみかける。
手話をみる機会も多い。
バンサーの「世界一静かなスターバックス」は、
スタッフがの大半が聴覚障害者。
残念ながら前を通っただけでお店利用はしなかったけど、
案内してくれた現地在住の方曰く、
「接客がとても丁寧。注文など文字で書いてくれるし、間違いがない」とのこと。
それ、英語が下手な私みたいな外国人にも嬉しいよね。
同じくまだ外を通っただけだけど有名な、「ダイニング・ザ・ダーク」
真っ暗闇の中で食事をし、全盲の人が店員さんとして導いてくれる。
日本でダイアログ・イン・ザ・ダークに行った時に感じた不安や、スタッフさんがいてくれる安心感を思い出した。
他にも、
お母さんにも優しい働きやすい街の印象。
新しくできたコワーキングスペースを見学させてもらったんだけど、
子供のプレイルームはもちろん、
電話ルームと同じような扱いで授乳室があるのにびっくりした。
映画の字幕が2カ国語なのも驚いたなー。
英語で聞きつつ、マレー語と中国語字幕で見る。
複数母国語の人で同じものを楽しめるし、他の言語の勉強にもなるよね。
ついでに座席も広々、ペアシートソファで快適でした
日本のおもてなしの文化やサービスは確かに素晴らしいけど、
異質なものへの寛容さや、
違う人、ものを特別扱いするでもなく、違うまま受け入れる感覚はまだまだ乏しい。
単一民族国家だから慣れてないのは仕方ないし、
だからこそ日本独自の文化や美しさが残ってるんだろうけど。
これからの世界が進む方向としては、
こちらの方が正しいんじゃないかな。
中国人とマレー人、西洋人がお茶してて、
インド人スタッフが英語で応対している光景を見ながら、
そんなことを考えています。