実家近くのバレエスクールでオープンクラスがあると知り、行ってみました!
そこは大人のなんちゃってバレエレッスンスタジオとは違う、本格的バレエスクールらしいのだけれど、大人のオープンクラスもちょっとだけあるらしい・・・けど、けっこうハイレベルだったらどうしよう?ホームページを見ると「バレエ経験1年以上」とあります。
とりあえず電話してみる。
「オープンクラスに出てみたいんですが・・・大人からはじめて、50歳超えてるんですけど・・・」
「70歳の人もいますから、大丈夫ですよ!バレエ経験はありますか?ポジションもわからないというのでは困るんですが・・・」
「あ、そのくらいは大丈夫です、では伺わせていただきます!」
とかなんとかいうことで、行ってみましたオープンクラス!
さて、大人オープンクラスなんだけれど、そうじゃないレベルの高い子たちも何人か参加していました。
そのことは前日の電話でも聞いていましたが、大人からバレエをはじめた私は、今まで習ってきた場所だって大人向けで、そんな子を間近に見るのは初めてです。しかもレオタード姿だから、筋肉の動きもよくわかります。
・・・で、わかりました!(今まで知らなかったよ~!)
胸の下から足は上がるんだ!
昔々のレッスンで「胸の下からが足だと思いなさい」って言われたものだけれど、それは気持ちの問題で、そこから足は上がらないよね、と思っていました。
でも、私の目の前でバーレッスンしてた子の足は、確かに胸の下あたりから上がってます。股関節の向きが私なんかとは全然違うのが一目瞭然。
子どもの頃からの鍛錬があれば、こうなるのね~!というのを間近に見てびっくり!・・・と同時に、大人の50歳じゃどうしたって無理なんだろうけれど、これが目指す形なんだなと納得しました。
帰り道、ちょっと考えてみました。
どうがんばってみても、なんちゃってにしかならない大人からバレエは見苦しいっていう人もいます。確かにそうだ。そんな大人バレエは、ハイレベルな人々から見たらどうなんだろうなぁ?
でもさらに考えました。
どんな世界にだってプロとアマチュアがあって、へたくそだってなんだって楽しくやってる下々の者はいっぱいいます。
バレエにだって、それは許されてもいいはずだし、レベルは低くても低いなりに向上したい!それも許されていいはずだよね。
・・・と勝手に納得して、50でも下手でも、人がどう思っても、がんばろう!これからもやるわよバレエ!と思いました。