こどもが天才性を発揮するとき | 川崎区川崎大師の絵画教室・なないろ似顔絵教室

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川崎区川崎大師の絵画教室。アドラー心理学の勇気づけと臨床美術を取り入れ、自分の絵が好きになるる自己肯定感の高い子供を育てます。色彩で心を解放して描くなないろ似顔絵教室を大人向けに開催。

今回は息子のお絵描きの

素質に気づいたというテーマで

書きたいと思います。

 

 

私は、息子は絵が苦手

と思っていました。

 

 

私の娘は小さい頃から絵が好きで

よく私と描いていました。

 

 

しかし息子は私が誘ってもお絵かきに

興味を示さなかったですし

 

描くことがあっても

何を描いているのか分からない・・・

と感じていました。

 

 

また息子はぬり絵が

好きではありませんでした。

 

 

塗ってもはみ出しまくりで

きれいに塗れず

楽しいようには見えません。

 

 

好きなキャラクターのぬり絵は

少しならやるものの続きません。

 

 

きれいに塗る方法を教えると

少しきれいに塗れるようには

なりましたが、だからと言って

好きではありません。

 

 

ある日5歳の息子に

大好きな昆虫図鑑を見せて

 

一緒にカブトムシを描こうと

誘いました。

 

 

息子は、描きたい!と言いました。

鉛筆と色鉛筆を息子に渡して

私がお手洗いにいってに戻ると

 

 

息子がヘラクレスオオカブトを

色鉛筆で描いていました。

 

 

その描き方は、アウトラインがなく

塗るように描かれていました。

 

 

図鑑のヘラクレスオオカブトの形が

とてもよくに捉えられていました。

 

 

 

 

驚いた私は「どうやって描いたの?」

と息子に聞きました。

 

 

本当に図鑑そっくりなので

「図鑑の上に紙を置いてなぞったの?」

 

 

と聞きましたが

 

 

違うよ!と言っていました。

 

 

そして、「ママあっちいってて!」

と言って他のカブトムシやクワガタの絵を

図鑑を見ながらどんどん描いていました。

 

 

 

 

 

どの絵もよく形を捉えていて

図鑑の写真をしっかり観察して描いていました。

 

 

これまでの息子の絵とは全く違いました。

 

 

1時間以上集中して描き続けていました。

 

 

この様子を見て私は

息子は見て描くのが得意なのだ

と気づきました。

 

 

そして右脳を使って描いている

と知ったのでした。

 

 

 

私は絵画教室をしていてたくさんの

子を見てきました。

 

 

そこで気づいたのはその子によって

得意な描き方がある事でした。

 

 

 

お家やお花、女の子など頭の中にある

パターンを使って描くのが得意な子や

 

 

眼の前にあるものを観察して描くのが

得意な子など・・・

 

 

その子によって得意な描き方があります。
 
 

なかにはいろんな描き方が

できる子もいますが多くはありません。

 

 

 

息子を見てもわかるように

 

 

興味や得意に目を向けると

子どもは様々な才能に満ち溢れています。

 

 

 

すごい!天才!と思わず

言ってしまうほど。

 

 

お絵かき好きな子でなくても

興味と得意な描き方ができれば



すごい才能を発揮すると

身をもって体験しました。