怪事件①~謎のガム~ | ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータ(繊細・7歳・男の子) VS パータ(野生・推定5歳・オス)。

性格が対極な2人が繰り広げる愉快な?

毎日に振り回される母の育児日記です。

玉手箱を開けてしまったわしじゃ。

 

気がついたら、どういうわけか、1か月もたっていたんじゃ。

 

・・・なぁ、今はまだ春休みよのう?

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

さて空白の1か月の間、我が家で怪事件が発生しました。

 

名付けて謎のガム事件!

 

 

とある日、掃除をしていると、押し入れの中に謎の物体を発見。

 

 

この色は・・・

 

色んな味が入った、キシリトールに違いない!!

 

 

ところどころに破片らしきものがあるから、ちょっと噛んで吐き出したんだろう。

 

そして成型。

 

 

誰がこんなことを・・・?

 

どう考えてもパータとしか・・・

 

 

いや、疑ってはいけない・・・

 

 

 

母 「ねぇ2人とも。ガムみたいなんがあるけど、誰がやったん!?」

 

 

ピータ 「さぁ?やってない。」

 

 

パータ 「え?3つの色のガムなんて知らないよ。」

 

3つの色?

 

何で分かるん?

 

 

見た目で3色あるっぽく見えるけど、それを言うなんて怪しい!!

 

 

母 「怒らんから、正直に言って」

 

ピータパータ 「知らない。絶対おれじゃない。」

 

 

今までのパータの行動

・勝手にガムを食べる


・食べ終わったガムを、ゴミ箱に捨てずにポイ捨て

 

 

どう考えてもパータでしょ!でも疑っちゃいけない。。

 

冷静に冷静に・・・

 

がしかし、何度聞いても押し問答。

 

 

しまいには、

 

パータ 「もうパータのせいにしていいから!」

 

 

って泣きながら言うし、誰が犯人なのか分からない。

 

湯上りタオルが"罪人のゴザ”に見えて、悲壮感たっぷりで責められないし。

 

 

まさかピータが何食わぬ顔して、やった・・・?

 

 

いや、そうだとしたら、こわすぎる。

 

 

もしやお父さん・・・?

 

酔った勢いでガムかんで、成型?

 

 

 

あり得るのがこわい。

 

そしてワーワー言っている中、お父さんはひっそりとゴミ箱にガムを捨てた。

 

証拠隠滅じゃないよね?

 

 

結局事件の真相は分からないまま、1週間。

 

 

事件は動いた。

 

 

きっかけは、ダック君ママに相談したこと。

 

 

母 「ねぇ、こんなことがあってさ・・・。」

 

 

ダックママ 「絶対パータ君でしょ・・・」

 

 

ダックママ 「"このガム、どうやって作ったんだろ?すごくない?”って褒めてみたら?」

 

 

褒められるのが大好きなパータを逆手に取る作戦だ。

 

早速帰って作戦実行!

 

 

母 「ねぇ、こないだのガムなんだけどさ、ダック君のママに見せたら、"これすごいね、まるで芸術作品だね、誰が作ったの?って言ってたよ”」

 

 

母 「お母さんも、確かにすごいな~と思ってさ。あれ作った人、すごいよね~。」

 

 

と、謎のガムを褒めたたえていたら・・・

 

 

パータ 「あれ・・・もしかして・・・オレかもしれない・・・いや、オレだ・・・!!」

 

 

キターーーーー!!!(笑)

 

あっさり捕獲。

 

どんだけ褒められるのが好きなのよ。

 

 

母 「そ、そうなの・・・。 で、なんで前は本当のこと言わなかったの?」

 

 

パータ 「ちょっと忘れてて。オレかもしれないけど、違うかもしれないってさ。」

 

 

ただ怒られるのがいやだったんでしょ!

 

まぁとりあえず・・・これにて一件落着!