玉手箱を開けてしまったわしじゃ。
気がついたら、どういうわけか、1か月もたっていたんじゃ。
・・・なぁ、今はまだ春休みよのう?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて空白の1か月の間、我が家で怪事件が発生しました。
名付けて謎のガム事件!
とある日、掃除をしていると、押し入れの中に謎の物体を発見。
この色は・・・
色んな味が入った、キシリトールに違いない!!
ところどころに破片らしきものがあるから、ちょっと噛んで吐き出したんだろう。
そして成型。
誰がこんなことを・・・?
どう考えてもパータとしか・・・
いや、疑ってはいけない・・・
母 「ねぇ2人とも。ガムみたいなんがあるけど、誰がやったん!?」
ピータ 「さぁ?やってない。」
パータ 「え?3つの色のガムなんて知らないよ。」
3つの色?
何で分かるん?
見た目で3色あるっぽく見えるけど、それを言うなんて怪しい!!
母 「怒らんから、正直に言って」
ピータパータ 「知らない。絶対おれじゃない。」
・勝手にガムを食べる
・食べ終わったガムを、ゴミ箱に捨てずにポイ捨て
どう考えてもパータでしょ!でも疑っちゃいけない。。
冷静に冷静に・・・
がしかし、何度聞いても押し問答。
しまいには、
パータ 「もうパータのせいにしていいから!」
って泣きながら言うし、誰が犯人なのか分からない。
湯上りタオルが"罪人のゴザ”に見えて、悲壮感たっぷりで責められないし。
まさかピータが何食わぬ顔して、やった・・・?
いや、そうだとしたら、こわすぎる。
もしやお父さん・・・?
酔った勢いでガムかんで、成型?
あり得るのがこわい。
そしてワーワー言っている中、お父さんはひっそりとゴミ箱にガムを捨てた。
証拠隠滅じゃないよね?
結局事件の真相は分からないまま、1週間。
事件は動いた。
きっかけは、ダック君ママに相談したこと。
母 「ねぇ、こんなことがあってさ・・・。」
ダックママ 「絶対パータ君でしょ・・・」
ダックママ 「"このガム、どうやって作ったんだろ?すごくない?”って褒めてみたら?」
褒められるのが大好きなパータを逆手に取る作戦だ。
早速帰って作戦実行!
母 「ねぇ、こないだのガムなんだけどさ、ダック君のママに見せたら、"これすごいね、まるで芸術作品だね、誰が作ったの?って言ってたよ”」
母 「お母さんも、確かにすごいな~と思ってさ。あれ作った人、すごいよね~。」
と、謎のガムを褒めたたえていたら・・・
パータ 「あれ・・・もしかして・・・オレかもしれない・・・いや、オレだ・・・!!」
キターーーーー!!!(笑)
あっさり捕獲。
どんだけ褒められるのが好きなのよ。
母 「そ、そうなの・・・。 で、なんで前は本当のこと言わなかったの?」
パータ 「ちょっと忘れてて。オレかもしれないけど、違うかもしれないってさ。」
ただ怒られるのがいやだったんでしょ!
まぁとりあえず・・・これにて一件落着!