年会費 | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

新年度になり、フィラテリー関連のさまざまな会費の更新時期になりましたが、JPSやオークション誌などたくさんあることに加え、少々身辺が忙しかったことから、(一社)全日本郵趣連合の会費更新を失念しており、ようやく振り込みました。

 

わたくしは、2件以上のFIP展登録作品があるため、会費は最低でも35,000円。

 

これは他のどの郵趣団体よりも高額ですし、本業の学会(公共政策など)でも数千円という水準が普通ですので、決して軽くはない負担ですが、ライフワークの国際展出品を継続するためには、欠くべからざる拠出(払わないと資格を喪失する)であるので、税金同様、黙って支払うしかありません。

 

ただ、お金を払うだけで、会費やルールの設定を一部の人々に丸投げしておくのは良くないと考え、2023年度については台湾のコミッショナーを担当することもあり、「議決権のある特別会員に登録する」旨を事務局あてに通知しました。会費負担者として、しっかり法人運営について1票を投ずることを含め、郵趣界にコミットしたいと考えています。

 

みなさんも、受動的に会費負担に応ずるだけでなく、議決権ありの会員として登録して、積極的に郵趣界のルールづくりや運営に協力するというのも悪くないと思います。郵趣団体はそもそも郵趣家の集まりなので、1人1人が少しずつ責任を分担し、民主的で責任をもった法人運営に協力していくことが望ましいのではないでしょうか。