全国切手展JAPEX 2026が会期最終日を迎え、今日も浅草に出かけてきました。今年も、様々な方と交流し、情報交換し、ときには激励をいただき、まことに有難い機会でした。ありがとうございます。
あらためて受賞者の皆様にお祝いを、また設営に当たられた関係各位にはお疲れさまでしたと申し上げます。
展示作品毎の個別の受賞結果については、いろいろな受け止めがあるでしょうが、利害関係がないわたくしの立場からの感想を一言でいうと「国際展基準を謳うJAPEXでありながらも、国内独自基準という性格が色濃く出た審査結果」ということになるかもしれません。
今後、国際展に歩みを進める方は、JAPEXでの評価は一応受け止めつつもこれに拘泥することなく、国際展のスコアのみを参照指標として作品の向上を図っていくのが良いかもしれないと感じました。
なお、いち参観者の目線から、来年に向けて改善されたら良いと思うことは次の通りです。
・従来は毎回設定されていたと思われる、「スローガン」、「テーマ」を明示する:これがないとイベントは焦点が定まりません。仮に設定されていたとしても、公式ガイドやウェブサイトに掲出しなければ誰にも伝わりません。
・審査の信認向上:国際展準拠を標榜する以上は当然、(全員は難しいにせよ)国際展審査員資格保有者に審査されたいのが出品者の本音でしょう。ましてや競争展出品すら未経験の方に審査されるのはやはり違和感を感じるとの声もきかれましたので、対応が望まれます(そもそも国際展クリティークを受けたことのない方が、どうやってクリティークをやるのでしょうか…)。
・ステージイベントのダイバーシティ:時間枠が限られるステージイベントだけに、より多様性のある講師・テーマで参観者を迎えていただけるとなお良いです。ピンポイントの話題や郵趣に関連する周辺知識に関する解説もあってよいですが、せっかくの全国切手展なのですから例えば「○○切手収集の魅力とポイント」といった郵趣本体のプロモーションに直接繋がる内容を期待したいところです。なお、仮に協賛企業の意向が企画の自由度に影響するケースがあるとすれば、それは本末転倒ですので、無条件で協賛に応ずる企業と契約すべきでしょう。
さて午後からは7Fの特設フロアで開催されたジャパンスタンプの公開オークションに参加してきました。
フロアではホットな競りが続き、カタログ表紙の東宮婚儀(不発行)未使用4完が300万円、旧小判45銭未使用田型が310万円といった高額落札もみられました。
因みに会場で配布された注意書きのなかに、「オークションをお楽しみください」というフレーズがありましたが、これは大切なことですね。
これを読み、私自身、オークションそれ自体をどれくらい楽しみにできているのかしらと改めて自問自答した次第です。オークションはコレクション(作品)制作のプロセスにおいて、どうしても補強しなければならないモノを手に入れる「調達+戦い」の場であり、競りの最中の苦しみと支払いの痛みは、入手できたときの喜びといつも背中合わせだからです。そうした苦しい側面を排除して、純粋に「お買い物」としてのオークションを楽しみたいものだと感じたところです。






















