11月5日からの全国切手展(JAPEX2021)出展作品「大東亜戦争に関連する返戻郵便」のプレビューです。
14ページ目のリーフをご覧に入れます。14-16ページは、本コレクションの締めくくりである「『終戦』に伴う返戻」を提示しています。
画像は昭和20(1941)年8月14日差立て、名古屋 昭和局から満州宛ての書状です。
終戦の前日に差立てられたものですが、既に本土から満州への郵便逓送は不可能となっていたため、当然ながら東京中央局が付箋をつけての返戻扱いとなりました。
もっとも、その返戻もスムーズにはいかず、終戦となったことを受けて進駐軍の郵便検閲を受けることとなり、相当期間を経ての返戻となりました。