世界の車窓の内側から #10
たった7分の片道電車だけど、 満員電車なんかに乗りたくはないけど前向きに電車の中で楽しもうと努力した。
イタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
細木数子似の女子高生!
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
ご本人様大変失礼致しましたm(_ _ )m
※カメラは使用しません、手鏡も使用しません
一日主夫業体験!
昨日からケンママが風邪で寝込んでおります。本日は丸一日家のことをしなくてはならなくなりました。愚犬と私の朝飯からはじまり、掃除に洗濯と買出し・・・。
当家では家のまわりにスーパーはたくさんあるのですが、できるだけ商店街で買うようにしています。米、肉、魚、野菜、乾物、その他はスーパーの為、それぞれ全部まわると大変です。当然ながら商店街は車は入りません。野菜屋さんだけは唯一、愚犬も一緒に入れる為ここだけは散歩コースに回しました。
食材を買って戻ってきてからも一(ひと)仕事で、肉、魚はまず一人前づづに切り分けラップに包んで冷凍、野菜は冷凍できるものはボイルして小分けして冷凍する念の入れようなので思ったより手間です。こうしておくと、作りすぎず(食べ過ぎず)、一人前だけでも料理できるから・・・と嫁が言っておりました。たぶん、他のご家庭でもされていることでしょう。
昼飯を食って、やっと一服。ウトウトしはじまめていたところに、愚犬が「
ど~しても今、散歩に連れて行ってあげる!」という顔をしているので、重い体を起こして、今でも雪が降りそうな寒い外へ出かけました。今日の日に限って、愚犬は地面から立ってるものは全て匂いを嗅ぐという念の入れよう!そのため、いつもより倍の時間がかかり2時間ほど散歩に連れて行ってもらいました。
風呂掃除をして、晩飯を暖めるだけにして本日は終了。おっと今日はゴミの日だ。
しかしホント毎日主婦も大変ですね。たまたま今日は買出しが多かったせいもありますが、毎日何かひとつでも手伝おうかなと思った日でした。
熱でボーっとしているわりには、
「最近ね、マッチ(近藤雅彦)とアキナ(中森明菜)が、よ~テレビに出てくるとヨ。なんか見よってサア、一生懸命作り笑いしよってからサア、気の毒トヨ。お金がないちゃろうか?」と・・・・。
ちょっと熱が高くなっているようであります。
私が起きていると、皆な私の後ろを付いてまわりますので、本日は早目の就寝といたしますm(u_u)m
未知の生命体 Mr.X 追加調査!
1月13日に報告した未知の生命体 Mr.X のプロファイル1のおじさんを久し振りに見た!
<先日までの参考資料>
男性、年の頃は40~50代。中肉中背。
髪は、黒のロングで襟元を輪ゴムで束ねています。
髪の長さはベルトにかかるぐらいです。
薄いグレーのスラックスに裾丈はくるぶし。
ノーネクタイに肌着なしのワイシャツ一枚。
シャツの袖は肘まで捲り上げています。
右手に普通サイズの茶封筒を二つ折りにして持っています。
ご興味を覚えられた方も多かったので本日は、勇気を振り絞り
コンビニ後を追跡調査しました。本日も同じ様相です。
いつものように牛乳を一気飲みした後は、近くの公園へ向かっていた。
今日はコンビニで他の買い物をしたらしく袋をぶら下げている。
公園の冷たいベンチに座ったおじさんは、袋から物を取り出した。(AM8:20)
『 ! 』
Σ(゚д゚;)
缶ビール!
それも500cc!
それも2本!
今から、酒盛りかよ!付き合ってらんねえ!
いや~たまがった(驚いた)
おじさんは、仕事明けだったのでしょうか?
この、おじさんに会って未知の生命体のハードルが高くなって、
なかなか次の新発見がありません。残念であります!
初夢を見た!
今年に入って、初めて夢を見ました。
夜ブログを書いて、翌朝みたところ
アップした記事には、アメブロから
文章の校正が入っていた!
私の書いた不適切な箇所には
●●と、黒のマジックのようなもので
塗りつぶされていたのだ。
書き直して、もう一度アップしたら『済』
と書いた赤いマークが右上についていた。
そこで、眼が覚めました。![]()
すぐにパソコンを起動させたのは
いうまでもありません。
ねすみ算式の恐ろしさとモラルの死語化
学校給食費の滞納問題で、文部科学省は24日、初の全国調査結果を公表し、2005年度の小中学校の滞納総額が22億円超にのぼることを明らかにした。 児童・生徒数で見ると、100人に1人が滞納していた計算だ。滞納があった学校の6割は、「保護者の責任感や規範意識が原因」としており、経済的に払えるのに払わない保護者の存在が改めて浮き彫りになった。文科省は同日、「滞納が目立つ市町村や学校があり、給食の運営に支障が生じる可能性がある」として、問題の解消に取り組むよう各自治体に通知した。 (読売新聞)
寝不足気味のため荒れ気味・・・
・・・昨年から騒がれている問題であるが、もう耳タコ状態である。
しかし、このニュースで滞納しているのは約10万人の生徒数で発表されている、しかし親の数(保護者)でいけば、単純に計算して×2人=20万人の親が滞納しているという事だ。そして済ました顔で滞納している親にも両親がいるはずだ。そうすると2家庭だから×4人=80万人がこの親たちを育ててきたと考えられる。
滞納に関われる大人の数は100万人(日本の人口の100人に1人)。調査によれば、親としての責任感や規範意識が原因である滞納は全体の6割、マスコミの『モラル』という言葉を借りれば、1万人の子供の給食費滞納問題に60万人のモラルの欠如した大人が存在するということである。じいちゃん、ばあちゃんたちが直接、孫の給食費を払うわけではないが、産んだ子への教育責任はあってもいいだろう。
学校・教育関係者も「訴訟に持ち込みたいが、滞納した保護者の子供がイジめられるかもしれない」と訴訟には踏み切れない様子。これは滞納していない子供のモラルも低いと言っているような感じがするのだが。しかし、ここで強い姿勢を見せない事には、このままでは、そのままモラルのない子供に育ってしまう懸念がある。親への荒治療は、子供が自分の親を知るべき良い機会かもしれない。
もう一度、マスコミの『モラル』という言葉を借りるなら、モラルを逸脱した給食費滞納リストを、誰かこっそり流失させてどうだろうか?モラルのない人間に限って、世に名前が出るのはプライドが許されないだろう。今や捏造や耐震偽造などで世間は賑やかであるから、ホントに今のうちである(笑)。流失したところで、流失先はウヤムヤにできる。(それを良識ある人は追及せんでしょう)
しかしナンだな『モラル』という言葉も安っぽくなってた。ニッポンが壊れていくスピートはこの算式だったんだ。
【ジプシー様より問い合わせ】健康食品の選び方
先日の記事「健康ジプシー」(前編) (後編) をご覧になった方から、メールをいただきました。
「では、もし健康食品を選ぶ時には、何を基準にすればいいのですか?」
何も基準があるわけでもありません。
が、記事を書いた以上私なりにお答えしておきます。他の皆様も何かのご参考になればと思います。
1.販売者がメーカーまたは生産者である。
2.素材の生産から、最終製品までの製造工程を知る事ができる。
(工場見学可)
3.社内に専門の研究員がいる。
4.素材時における分析検査、製品時の成分検査、アレルギー検査、農薬検査
等の証明書を保持し、かつ随時更新している。
5.テレビ広告をやっていない。
6.知りたい情報を、適切な時間で教えてくれる企業。
7.パンフレットやカタログが分厚くない。(10P前後)
8.試供品は有り。
今、私が即答できることは以上でしょうか。
皆様が愛用されているものはいかがでしょうか?「こんな会社はないだろう?」と言われる方もあろうかと思いますが、日本には上記に挙げたような会社は存在します。それぞれの説明をするとまた長くなってしまいますので、割愛しますがおおよ検討はつきますでしょう。
病気の予防であれば、毎日の食事と、多少の栄養の知識と良質なサプリメントでもいくらか予防は可能ではないでしょうか?しかし病気になった場合、健康食品やサプリメントでは治せませんのでくれぐれもご承知ください。
個別にメーカーのお問い合わせがあれば可能な範囲お答えいたします。(メールにて)
小さな親切?の連鎖反応・・・じゃないか(´д`lll)
久し振りに会社帰りに嫁と待ち合わせて市内をブラブラ.。
電車に乗る前に、ド○ールコーヒーでお茶をした。
取り留めのない話しと晩御飯の話しをして帰り支度。
先にトレイをもって席を立つ嫁。その後、私が席を立った。
すぐ後ろの席のお姉さん(A)がイスにかけていたコートが床に
落ちていたので、
私:「すみません。コートが落ちてますよ」と声をかけた、
A:「あっ!ありがとうございます」(//・_・//)
私:(おっ・・今日はいい事を一つした・・・)
すると、私たちの座っていた横の席のお姉さん(B)が、
B:「あの~マフラーが落ちましたよ」
私:「あっ!ありがとうございます」(//・_・//)
すると、そのお姉さん(B)の横に座っていたおじさん(C)が
C:「落ちましたよ」と手袋を渡した。
B:「ありがとうございます」(//・_・//)
この周辺は笑いの渦であったが、何か良かった。
店の出口で、待っていた嫁が、
「何ば、ニヤけよう~と~ (-_☆)」と、その場の話しをすると、
「Bのお姉さんは、自分のことは気付かんで、若い女に
のぼせたオジさんに見えたっちゃろ~ね~( ̄ー ̄)」
そう見えましたか・・・・(>_<)
健康ジプシーはどこへ行く?(後編)
健康ジプシーはどこへ行く?(後編)
もう少しお付き合い下さい。
健康食品の類は、歴史に名を残した人たちの不老長寿の妙薬が発端ではないでしょうか?
そのそも健康食品の類が商品がTVで一躍ヒットしたのは「まず~いもう一杯」からが最初か?と記憶しています。当時は健康食品の常識を破った広告方法でした。それまで健康の類のものはTVでは売れない!とされてきたのです。その後、さらに青汁が続く「ア○ヒ緑健」という企業が30分間の健康番組を制作、芸能人を司会、ゲストに据える事とマズくない青汁として一躍ヒットし、各地方でその30分番組が見られるようになり、年間1500~2000本位放映されていると思います。このTV効果で青汁業界はトップが逆転したのです。最近でも、大橋巨泉さんが『こんなに旨いの?』と緑色のドリンクを飲み干していますが、当たり前なのです。あの青汁のほとんどは『抹茶とオリゴ糖』で作られていますから、口当たりが日本人好みなのです。いかにも栄養素を多く含む、青野菜のイメージを醸し出していますよね。
このTV30分番組の費用対効果が検証され、多くの健康関連企業が30分番組の制作と放映に踏み切っていきました。なんせ新聞以上に信頼度の高いテレビです、視聴者はTV局の信頼度とTVに30分ものCMを提供する事ができる企業には信頼を寄せる、この仕組みを巧妙に利用したのです。TVのCM費用はバカ高いと皆様思われると思いますが、驚く事なかれ、あの手の番組は30分間、30~40万円ほどで枠を買うことができるのです。各局には採算の取りにくい空き時間帯があります。視聴率が悪い時間帯はよく再放送が組み込まれていますが、タダよりも有料のほうが収益にもなるということで、早朝5時過ぎ、朝の10時頃から昼前まで、午後の4時頃、深夜の時間帯を切り売りしているのです。制作費などは最低でも1000万ほどはかかりますが。
しかし、原料を作る農家さんは一生懸命です。原料は安く買い取られますが、無農薬の為に害虫を割り箸で一匹、一匹取り除かれるというような気の遠くなる作業をされている方もいらっしゃるのです。お金のため、また自分がつくった作物で多くの人が健康になればという農家の方は実は少なくありません。
農家の方たちと話すと、よく『まるごと食べる』と身体にいいと聞きます。よいものをエキスとして取り入れるのではなくて、できるだけ皮や葉も工夫して食べる事が身体には良いのだと。明確な根拠はないですが、おばあちゃんがそう言っていた、そして食べるときは『100回噛め!』だったそうです。一部の食材は煎じたりしてその一部の栄養分を摂取するという方法も伝えられています。それは長い間に合理的に必然になったのでしょう。
健康に欲望を持つ方はいて当然かと思っています。
誰でも若いままの自分でいたい、死は怖いというのは自然な感情であります。しかし、食べることという事に関しては、私たちは先祖よりすでにほぼ完成された食べ方があるのです。そして私たちに適した食材があるのです。面倒くさいの一言で片付けられる事もありましょうが、失ったものは数知れません。30年ほど前の食生活と私たちはどれだけ変わったでしょうか?そして失ったものは物はなんでしょうか?なのに病気は増えていませんか?
頼るべき人が違う!
『健康や食べ物については、医師や昔の人に聞いたほうがよい!』
なぜならば、身をもって知っている人たちだからです。そして身を挺して勉学に励まれ命を救うことを職業とされている人だからです。必要なものを食べ、不必要なものは極力食べない。これだけでも病気などの予防はいくらかできるのではないでしょうか?
健康食品業界の多くは、お客様の対応をコールセンターという専門の会社に委託しているところは少なくありません。大手ほどその傾向が高く、何か問題があった際には対応が非常に遅いのです。健康上のクレームの場合は、全員が素人ですから例えマニュアルがあってもどうにもなりません。多くの回答は『好転反応』(一時的なもので身体に何らかの影響が出ている証拠)で済ませてしまいます。これは本当に危険だと思います。
ジプシーたちの行き先は?
公共のメディアという神話がことごとく崩れ、今後も依存をしていくならば落ち着く先はありません。業界はあらゆる心理作戦で待ち構えています。ミミズや蟻でさえ、アミノ酸補給として商品化してしまうのです。私が驚いた過去のお客様でも“秘石”なるもを30万円ほどで購入されていました。これは大理石のような石なのですが、毎日舐めると良質なミネラルを補給することができ健康になり、飲み水がまろやかになったり、お風呂の水が柔らなくなった、挙句の果ては運がついてきた・・・などと・・・アホです。
究極の段階ですが、皆様それぞれ軽い段階からはじまるのです。いつも広告に『幸運の黄色の財布』を見かけると思いますが、いったい誰が買うのか?と思いますが、結構な確率で購入するのです。そして、あれは「ある目的」のために販売されているのです。まずは、欲の皮を突っ張ることなく、いつもそんな上手い話はない!と思うことが大切だと私は思います。
また食品やライフスタイルの提案で最近『ロハス』『スローフード』『食育』などという言葉がありますが、この仕掛けも広告代理店が絡んでいます。中には本物の提案をしている企業様もいらしゃいますが、私から見れば多くは単なる物売りのキャッチコピーにすぎません。ほとんどが便乗販売です。特に前者の2点につては、個人年収をターゲットにして告知をしています。特に政府も『食育』に関してはPRや支援をしていますが、まだまだ欠けています。教育、生産物、加工・管理、流通、人材が全く噛み合っていません。
おわりに・・・
今回の関西放送をはじめ、この手の情報番組に携わった各局や広告代理店の行いには目をつぶることはできませんが、襟を正すべきは視聴者である側の私たちも同じではないでしょうか?選択をする事に横着し、垂れ流しの情報を鵜呑みにしてしまうのはそろそろ終わりにしなければなりません。この状況は食品のみに限らず、他の業界や経済、そして国の政(まつりごと)にしても同じ事だと思うのです。
先日、宮崎県知事選挙で元お笑いの「そのまんま東」氏が当選しました。県民の皆様にとっては、究極の選択であったと思いますが、投票率のアップ、それから現与野党政治へのNOをはっきり県民の皆様は宣言したと思います。彼の手腕は未知数で過去の懸念も拭えませんが、その不安も含めて決断をしたのだと思います。こういう決断は、これからのニッポンの出発点ではないかと思うのです。
私たちの周りだけは豊かになっていますが、人間自身がもっと賢くなり豊かにならなけば意味はないのです。野生の動物のように生きる力を身につけ逞しい人間になりたいものです。それぞれの業界の方たちが少しずつ正しい情報を提供される事によって、それを知った方々が伝えられ、より良い世の中になればあ、と思うこの頃です。
またしても迷走してしまいました。
長々と綴らせていただきましてありがとうございます。
m(_ _ )m
今後、名指しこそないものの、一部事例を挙げて情報提供をさせていただこうと思います。
(業界からのご参加だけはご遠慮くださいm(u_u)m)
健康ジプシーはどこへ行く?(前編)
健康ジプシーはどこへ行く?(前編)
一昨日から今朝にかけてニュースのトップは、不二家から一転し、報じる側のマスコミに摩り替わりました。皆様すでにお怒りの『あるある大辞典』です。内容はすでにご存知であろうし、その情報の裏側と私たちにとっての食生活をもっと考えるべくなにわのおっさん様
やoumiclininc様「院長の独り言」
がよりよい食生活へ導くための知識を教授されています。そして、それをご覧のコメントなどを見る限り、そこには情報を冷静に受け止め、正しい判断力を持った方の多さに驚くばかりであります。
多くの皆様は見識が高く惑わされることはないと思いますが、私なりに健康食品関連の事をダラダラですがお伝えしようと思います。
まさに天国と地獄そのもの。先週の高視聴率から今週は一転して番組が消えたました!
今回は一番組の終了という手打ち?をやっていますが、本来公共性の高いテレビ局が捏造というよりインチキをやってしまい、今後その資格があるのでしょうか?
しかし、私は図らずともこの業界を身を寄せていた者として、もう少し早くお伝えすればよかったと今更後悔をしています。天下の公共の報道機関と自称するマスコミの番組捏造とそれを非難し合わないマスコミ同士の体質。また放送業界を管轄する総務省や厚生労働省の黙認。死者が出なくて本当に良かったと良く思います。
しかし、一部の視聴者側にも責任はあると思ってます。なぜなら渦中の番組やその他の番組とその視聴者は、癒し癒されの関係ではなかったかの?あれだけ嘘くさい番組を10年間も放映、放置されながら、「今更騙された!」とは何とも勝手な気がしているのです。チャンネルをつければ流れてくる情報ですから、視聴者にはどうしようもないことなのですが、『見ない!』という選択も簡単にできるのです。テレビ番組は視聴率主義ですから、視聴率が下がれば自ずと番組は消えていきます。
すでにテレビというメディアは末期症状を迎えていると思います。
視聴率の大幅な低下、広告料離れ、さらなる追い討ちは2011年完全デジタル化です。ありきたりのまがい物のCMが費用対効果の採算が合わず、ビデオ機能によるCMカット、デジタル化は飛躍的なチャンネル数の拡大と視聴率低下をさらに招くと予想されます。今のうちに支持率(視聴率)を集め、来るべくして来る業界再編に備えなければいけないためです。
『健康ジプシー』、『ダイエットジプシー』、『健康マニア』
と呼ばれる人は多く存在し、自身でわかっていながら短期間に食材を乗り換える方がたくさんいらっしゃる!今回、『裏切られた』とクレームを発している方の多くはそのような方だと思います。実際は、その方をターゲットにして制作は行われているのが現状なのです。ですから、このような過激な番組が無くなるとストレスが溜まる方は、多いのではないでしょうか?
私の記憶にも残っていますが、その該当する消費者の方々は、さらに過激な効果がある食品を探しています。「何故?そのような物ができないのか?」という罵声まで浴びせられる事もあるのです。そのような消費者に育ててしまった業界にも責任はあります。これは稀な人たちではなくて最低でも数百万人は存在すると思います。根拠は、今あるTV、新聞、チラシの掲載量(広告・ダイエット関連の広告量)から計算すれば明らかです、7桁を数える欲望の集団は実際に存在していると思っています。そして業界は踏み込んではいけない毒薬に手をつけてしまったのです。
今までに多くのこの手の番組には、良識ある医師からの質問状は絶えなかったはずで、ことあるごとに制作側はのらりくらりと対処してきました。おそらく現役医師からすれば、何を根拠のないことを公共の電波に流すのか?などと長年思われていたことでしょう。
毎日のように新聞の折込広告には詐欺まがいの美容整形や、ダイエットの広告を目にします。ほとんどの方は、素通りされるされることでしょうが、健康番組の制作手法は、この類と変わりありません。最もらしい事実をちりばめ、それがあたかも関連して希望する結果が得られるようなつくりになっています。多くの広告代理店はマーケティングと言いますが、そうであればマーケティングという言葉も地に堕ちたということです。
それから、見る側としてはほとんど気付いていないのですが(公表はされています)、あの手の番組は、『バラエティー』というカテゴリーになっています。もしくは『報道バラエティー』になっていると思います。私からすれば、バラエティー番組で健康への効果効能あるいは、ダイエット効果を促す検証番組をやっていいのか?と疑いたくなります。それも、スポンサーつきで。私は商売柄広告媒体の資料を長年集めていましたのでそれを聞いた時には驚きました。公共の報道といえども民間なのですから、利益の分配がなされていて当然です。その利益は当然、視聴者から得るものとして想定しているわけです。情報は有益ですが、踊らされると結果的に損をします。良識ある皆様は多分、バラエティーとして離れた目で見ておられた事と思います。
何も『納豆』が悪いわけではありません。
発酵食品をたくさん食べる事は良いことだと思います。しかしバランスが必要でしょう。私は、何かの資格や免許を持っているわけではありませんので、私の話も鵜呑みにできないでしょうが、大概の健康食品広告の嘘は見抜けます。またニッポンの類稀なる食文化は長い歴史で先人が立証してきていますので、それをことさら便利に改良する必要はないのではないのでしょうか?すでに300年前からあるとわかっているのです。(参考:oumiclinic様医食同源・前編 ・後編 )
私は今までに多くの健康に関する食材を扱ったり、その生産工程なども見てきました。当然、何故?こんな物がバカ売れしているのか?と首を傾げたくなるようなものまであるのです。しかし、その商品のファンは知ることなく365日その商品を愛用して、企業も利益を挙げていくのです。健康関連の多くの企業は、社会貢献の名の下にPRをしていますが、多くは商品の原価率の低さと低管理費(人件費、設備費など)のメリットがあるなど儲けやすいからです。健康への信念をもって事業を運営している法人はわずかといえましょう。いつもどうやって視点をそらさせるか?どう興味を起させるか?数字のトリックをどこに使うか?を常に考えているのです。
非難は覚悟の上、はっきり言います、多くの健康食品の類は、原料は自然の物ですが、あまりに安全に配慮する挙句、ただの色の付いた粉末化あるいは固形化しています。洗浄、殺菌、乾燥、殺菌などの多くの工程を経て安全に配慮すぎた商品ゆえ広告に唄う栄養成分は存在しないかと思います。私はこれが健康に貢献するとはとても思えないのです。(一部、きちんと製造された食品もありますので誤解のないよう付け加えておきます)
しかし、今回の報道で加熱した健康バラティーの自粛、視聴者のマスコミを見る目が少し正常回復に向かうのではないかと思っています。明日以降の健康報道バラエティーは、今回の報道をどうとらえニュースとして伝えていくのでしょうか?他局もどのような方向性を持って放送をしていくのが楽しみです。
後編へ続く
