昨日は大阪市内の老人ホームの臨店していたんですが、施設の職員からちょっと嬉しい報告を受けました。
今朝、施設の前の道路で高齢女性が倒れているのをたまたま職員が見つけ、頭から血が出ている事もあり急いで緊急時の対応を取り、施設に連絡して看護師、介護スタッフが急行しました。
一人は傷の手当、一人は救急車の要請、もう一人は持ち物から住所がわかったので家人に事故を伝えに行き、救急車が到着するまでの間、鮮やかな連携プレイができたとの事です。
その対応を見ていた近所の人からも、「近くに老人ホームがあって助かった」「こんなにチームプレイで動かれているのに驚嘆した」って言うお言葉もいただく事ができました。
そして、ちょっと嬉しそうに報告をしている職員さんたちを見ていると僕までも嬉しい気持ちになりました。
介護や看護の仕事をしている人は緊急時の対応について学んでいますし、施設では日常的に利用者さんの体調の急変や著変事項が起こります。
そして、その瞬間にどの様な対応ができるか?
その判断によって命に係わる事も度々あります。
脳梗塞や心筋梗塞の兆候が見受けられた際に取らねばならない対処法や、転倒時の対処法など、看護師だけではなく介護スタッフにも一定の知識や技術が求められます。
AEDも施設に設置していますが、その扱い方も練習しておかないといざって言う時に正しく使えないかも知れません。
昨日の道路で転倒されていた方を発見した職員には、たまたまそう言った知識があったので対処できましたが、ウチの職員全員が同じ様な対応ができたのか???
そこは検証が必要になるでしょうし、必要に応じて研修も取り入れていかねばと感じました。
最近幹部ミーティング時にも話しているんですが、
何故、介護の仕事をしようとしたのか???
何故、介護の仕事を続けているのか???
介護の仕事の最大のやり甲斐は???
って事を、従業員さん達に考えてもらう事も大切ではないかと感じています。
介護の仕事に就こうと思ったきっかけは様々でしょうが、介護の仕事を続けている理由ややり甲斐って結構共通していると思います。
そこを普段から意識して働く事ができれば、大きく何かが変わる様な気がします。
別にそんな事は何も考えていないって言う人もいるかも知れませんが、それでも介護の仕事をしていて嬉しいと思った事や、良かったって思える瞬間って誰にでもある筈ですしね。
そんな事ができる会社になれる様に頑張っていきます!