昨日は取引のある薬局の方とお会いしていました。
6月に大きな改正があり、薬局と訪問看護、訪問診療には極めて厳しい内容になるみたいです。
ウチも訪問看護事業を行っているので業績に影響はありますが、主な事業は老人ホームの運営になるので会社全体ではそんなに影響は出ません。
政府が今後在宅医療に関してどの様な施策を行っていくのか?
そのヒントが見えている今回の改正ですが、医療や介護は税金で賄われている部分が大きくて、どうしても財源の問題が付きまとってきます。
また、少子高齢化が進んでいく中で、如何にして持続可能な社会保障の実現を果たしていくのか?
儲かっている所は減算し、本来の趣旨と違う事が横行しているモノには規制を掛け、必要な所に必要なだけサービスが行き渡る事を目指されているのだと思います。
昨年来問題になったPDハウスを筆頭にした難病患者の専門施設
そこでは医師の指示の下で毎日、毎日、複数名で複数回訪問看護に入っていて、一人当たりの訪問看護の売上だけでも100万円以上を保険請求していたことが明るみになりました。
これが直ちに不正ではないのですが、どう考えても全ての入居者さんに複数名で、複数回訪問しなければいけない理由も必要性もありません。
ただ、利益を追求する為にだけの訪問だったと思います。
また、1回30分のサービスを提供する筈だったのが、時によっては1回数分の訪問だったとかも言われていますよね。
実際は「医師の指示の下」って言う大前提があるのですが、施設側のお抱えのクリニックによる指示出しだったので問題になっているようです。
ウチも複数のクリニックや病院さんと連携していますが、ウチの会社だけを診て貰っているドクターはいませんし、そこはフィフティフィフティの関係性を築けていると思っています。
先日大阪市の障がい者施設においても、150億円と言う途方もない不正請求が行われていたと報道がありましたが、これも見解の相違だと会社側は話されており、直ちに不正とは言いかねるが本来の趣旨からは逸脱していると言う行政側の言い分みたいです。
どんな事業でもそうでしょうが、ルールがあればそのルール内で事業をしなければいけないでしょうが、そもそも想定もしていなかった解釈に基づくサービスの提供が是か非か?
民間企業なので効率化を考えるのが普通ですよね?
国も公営ではコスト意識が働かず大きな赤字を計上し続け、民間でできる事は民間にって流れできているのですが、民間ではルール内で如何にして効率よく稼ぐかって事を考えるのが当たり前です。
そこに医師の倫理感だけを求めてもダメだと思います。
病院やクリニックの近くに薬局を作る
医療モールを作って複数のクリニックを誘致する
これって薬局では効率よく売上を上げるための選択でしたし、患者さんも目の前に薬局があり処方薬を貰えるとなれば便利ですよね?
また、医療モールに行けば内科も外科も整形もある方が便利で使い良いと思います。
でも、それじゃあ儲け過ぎだと言われ報酬の削減が進み、報酬が削減されるので規模の拡大に走り積極的なM&Aを繰り広げて来られました。
これって悪ですか???
クリニック経営も自院に来てもらう患者さんをただ待つのではなく、老人ホームや施設に訪問診療で患者さんを取りに行くって言う選択が悪なんでしょうか?
民間の良さって創意工夫をして、効率化できることだと思うのですが、その効率がダメだと言うのであれば大きな赤字を垂れ流してきた公営でやるしかないですよね。
でも、そんな非効率な事を続ける事ができる余裕なんてどこにもないと思いますが。。。
さぁこれからの在宅医療はどうなって行くのでしょうね。
