昨日は企業オーナー向けの不動産投資セミナーを行っていました。
内容は中小企業の社長だからできる不動産投資活用法についてです。。。
今までウチの会社の法人顧客にこっそり教えていた内容の一部を公開しています。
数社の事例も踏まえての内容で、且つ、より実践的なお話になればと思いある程度本当の数字も織り交ぜて話をさせてもらいました。
実践的な数字と言ってもお客さんの数字を開示する訳にはいかないので、数字は自社若しくは僕個人の数字のみ開示しています。
昨日のセミナーで一番伝えたい内容は
『減価償却を使って利益を調整する』
って事です。
「そんな事は分かっているよ」って声も聞こえてきそうですが、あくまでもこれから不動産投資を行いたいと思われている中小企業のオーナー向けのセミナーなのでご了解ください。。。
そうなんですよね。。。
不動産投資にとって大切な事は経費をコントロールするって事です。
例えば売り買いの時の仲介手数料や借入金利
運用中の管理手数料、リフォーム費用、設備更新、広告宣伝費 etc
その中でも最も重要なのが「減価償却費」です。
これは売買契約時に建物価格をいくらにするって事を、売主と合意しておくことが必要ですし、売買価格以上に重要な事かも知れません。
一体いくらの金額でこの建物を買うのか?
当たり前ですが、建物価格が決まれば売買代金から建物代を差し引いた金額が土地の価格になります。
ここが重要なんですが、減価償却ができるのは建物だけです。
例え1億や2億で土地を買っても帳簿上はそのままです。。。
一方、建物は毎年減価償却ができ、実際にはお金が出て行かないのに経費化する事ができます。
しかも、法人だと毎年減価償却するかどうか、法人の都合で決める事ができます。
それが個人所有だと強制的に毎年決められた金額を減価償却して行くしかないのです。。。
ここをキチンと理解して貰えれば、既存法人で不動産投資を行うメリットも理解してもらえると思います。
結局は会社って従業員の雇用を維持する為にも、従業員の未来を切り拓いていく為にも、売上、利益を継続して上げ続けなければなりませんよね。
社長にはそれに対する責任もありますしね。
今回のセミナーでお伝えしたことを実践していただき、そんな企業オーナーの一助になればって思っています。
これからも頑張ります!