私は西洋医学と東洋医学を学んだが、私からしたら、西洋医学だけしか学んでいない医師のする医療(一般の医療)を受けるのは怖い。
医師をするには、東洋医学と西洋医学を両方修めないといけないようにしてもらいたい。
だから、私は、めったなことでは病院に行かない。
病院で悪くされる。これは冗談ではない。
中国の言葉に
上医はよくする医者
中医はとくに良くも悪くもしない医者
下医は状態を悪くする医者
という言葉がある。それぐらい上医は少ないのです。中医ならまずまずです。
西洋医学で確実に有効だと思われる治療
抗生物質(細菌だけじゃなく、抗寄生虫薬や抗ウィルス薬も含めて);これは西洋医学の最大の成果だと思っている。
もちろんではあるが、どんな薬も正しい使い方をしないといけないのは言うまでもない。
詰りを取る手術;膿、石、動脈硬化などの詰りを取る手術は有効である。(もちろん、手術をすることで生じるリスクとのバランスは考えないといけないが)
修復する手術;骨折や皮膚の裂傷などは、手術で正しい位置に修復しないと、変な状態で治癒してしまう。
栄養など不足したものを補う治療;水分やビタミンなどはもちろん。インシュリンなどの不足も補ったほうがいい。ただし、一般的な栄養素以外の不足はそれがなぜ起こるのか根本的な原因を治療も考えないといけない。
西洋医学のいいところ、直接的なところ、これは裏を返せば悪いとこととも言える。
インシュリンの分泌が不足しているなら、インシュリンを補うという発想。短期的にはそれでいいが、長期的に見れば、それでは治らない。
中国医学では、インシュリンとかすい臓に直接的に働きかけるより、体全体の調子を整えて、最終的にすい臓がインシュリンを正常に分泌できるように持っていく。
成功するなら、こっちの治療の方がいい。
実際、僕の中国留学時の先生は当時すでに82歳だったが、糖尿病治療の大家だった。中医学では糖尿病とは言わないが、西洋医学的に言えば、糖尿病患者だ。
将来、時間があれば、先生に習ったことを復習したい。
話がそれたが、西洋医学の絶対、有効というのは、半分もない。
例えば、癌になった。手術で取る。化学療法を受ける。これもどれがベストかわからない。
もちろん、先に述べたように詰まったものを取る手術。例えば、食道がんで食べられなくなったとか、息ができなくなったとかの時、その癌を取るのは、絶対有効だ。
だが、例えば、先日、宮迫42歳、胃に小さな癌がありました。2/3胃を取りました。
さて、これが最善かどうか。誰もわかりません。今の西洋医学のガイドラインでは、最善なのですが、ガイドラインなんて、しょっちゅう変わります。
彼の一生を通して、これが有効だったかなんて、両方の人生をやってみないとわかりません。
健康な人が、胃を2/3切除して、寿命にどれぐらい影響するのでしょうか?これもわかりません。
以前、加藤茶と王監督が同時期に大きな手術を受けて、
加藤茶は予後良好、王監督は予後怪しいと書きました。
加藤茶は今も元気です。王監督はかなりやつれてきました。ただ術後、5年以上生存したのは、医療のレベルと王監督の自己節制のレベルの高さを感じます。