京の冬の旅2024のテーマの一つに「紫式部と源氏物語」があります。
2024年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部と、1000年にわたって読み継がれてきた王朝文学の金字塔『源氏物語』にちなんで、物語ゆかりの地にスポットをあてられているので、まずは廬山寺を訪問しました。訪問した日は「光る君へ」の初回放映があった2024/1/7です。
ここを訪れた理由は特別公開で普段見れないものが見れるというのがありました。まあ、有料拝観エリアでは写真撮影可能なものは紫式部像と「源氏庭」だけでした。
「源氏庭」は、現在の境内地が紫式部邸宅跡にあたり『源氏物語』の執筆地とされることにちなんで、白砂に州浜形の苔と桔梗を配し『源氏物語』の世界を表現したもの。この季節には桔梗の花は見られませんでしたが、お庭に「橘」があることをボランティアガイドさんに教えていただきました。
どうやらここは源氏物語に出てくるヒロイン花散里の屋敷の推定場所とされるらしく、第11帖・花散里に出てくる光源氏が詠んだ和歌「橘の 香をなつかしみ ほととぎす 花散る里を たづねてぞとふ」に合わせて橘が植えられているそうです。
※一度は橘の花が咲いている時期に訪れる必要アリですね。
あとせっかくなので「紫式部邸宅址」の御朱印を授かってきました。
廬山寺・京の冬の旅2024特別公開は写真こそ撮影できるものが少なかったですが、私にとっては見たいものがいっぱいだったのでうれしかったです。そしてPart2・Part3と三回に分けて紹介します。
Part2のページ
Part3のページ
◇廬山寺の京の冬の旅2024紹介サイト◇
<廬山寺の京の冬の旅2024公開情報>
開催日程:2024/1/6 -3/18
拝観休止:2/1-2/9、3/3
拝観時間:10:00 -16:30 (16:00受付終了)
拝観料 :800円(堂内&源氏庭見学)
住所 :京都市上京区寺町通広小路上ル北ノ辺町397
アクセス:市バス「府立医大病院前」より 徒歩約5分