関東の巨大地震前兆

20250708報告以降

〇本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
〇千葉県八街市植物生体電位観測の異常の収束
両者は、完全収束。

〇本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度ウルトラ異常は
7/4以降、ほぼ収束(完全収束ではない)

しかしながら、
〇東京多摩東部のELF帯電磁波異常は収束せず。
〇神奈川県秦野市FM横浜大山送信所送信茨城県鉾田市受信のルート
7/1より、24時間継続タイプのウルトラ伝搬異常が継続中。12日間経過

総じて、前兆活動は、終盤に向かって進んでいるようです。

千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドンとFM横浜茨城県鉾田市受信ルートのウルトラ伝搬異常
この2点の変動が、地震前兆収束に向けた大きな注目です。

関東の巨大地震前兆

 

【まとめ】
本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
千葉県八街市植物生体電位観測の異常の収束
両者は、完全収束。

本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度ウルトラ異常は
7/4以降、ほぼ収束(完全収束ではない)

しかしながら、
東京多摩東部のELF帯電磁波異常は収束せず。
神奈川県秦野市FM横浜大山送信所送信茨城県鉾田市受信のルートで、
7/1より、24時間継続タイプのウルトラ伝搬異常が継続中。

総じて、前兆活動は、終盤に向かって進んでいるようです。

【内容】
●本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
前回報告後も収束が続き、6/11-7/7の27日間収束です。

過去16か月間の観測で初めての長期間の収束で、特に、6/26以降は0mmで一切のずり下がりがなく、初めての完全収束です。

●千葉県八街市植物生体電位観測の異常の収束
上記横浜の磁力低下観察収束とほぼ同期して、植物性電位観測の異常も収束した。

●本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度ウルトラ異常
8年半継続していますが、この異変が収束することが、次の前兆収束の判断です。このように報告しました。
7/4以降、ほぼ収束(完全収束ではない)

●東京多摩東部のELF帯電磁波異常がまだ収束していません。
※中部大学:「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測」:前兆把握実例あり

●神奈川県秦野市FM横浜大山送信所送信茨城県鉾田市受信のルート伝搬異常
2/20,2/26,2/27,2/28,3/1,3/3-3/4、3/5-3/6、5/9-5/10
頻繁に伝搬異常が発生している(20250511報告)

 

猛暑が続く予想ですので、熱中症対策を最大の防災準備でお願いします。
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●2025/7/3 トカラ列島近海地震 震度6弱

1,概要
発生時刻 2025年07月03日 16時13分
震源地 トカラ列島近海
最大震度 震度6弱
地震の規模M5.5
深さ 約20km
震度6弱鹿児島県十島村
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/detail/2025/07/03/2025-07-03-16-13-08.html

2,気象庁報道発表より

「過去の地震と比べるとマグニチュード2.5以上の地震の回数は、おととし9月の345回が最大だったが、
今回ははるかに上回っている。現地の住民は昼も夜も地震が起きてなかなか安心して過ごせないかもしれない。
これから夜に入るが、家具が倒れない場所や物が落ちてこない所で過ごし、避難に備えて枕元に靴や懐中電灯を置くようにしてほしい」
と呼びかけました。

★上記のマグニチュード2.5以上の地震の回数について、過去の地震と比較したのが、次の図です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1751567844-771-734.jpg

過去のトカラ列島群発地震
2023年9月、2021年4月、2021年12月、1995年12月などのM2.5以上の積算地震回数をはるかに上回る
今回の地震活動です。

過去のM2.5以上の積算地震回数の最大は、2023年9月の345回だったが、今回のその回数は1024回(2025/7/316:30まで)となっており、
凡そ3倍です。


3,TBS NEWSDIG 【鹿児島・十島村悪石島で震度6弱】「海底噴火のリスクがある」 東大地震研・笠原名誉教授が解説
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2022214

一部引用します。

東京大学地震研究所 笠原順三 名誉教授:

トカラ列島近海でマグマによって起きている地震活動の中で、きのう3時の地震は、非常に浅い地震で、ほとんど海底付近まで達していた。
特にきのうは、震度5などが集中し、それがさらに震度6弱まで達したということ。

深さ30キロぐらいから、火山性のマグマがだんだん上がってきて、海底付近まで達していると。

そして、本当に海底に達すると、マグマが海底に噴出するということがありえて、そうすると「海底火山活動」ということになる。
そこまでちょっと心配しないといけなくなってきたんじゃないですかね。

1989年に、伊東沖群発地震というのがあり、伊豆半島の伊東です。伊東の先のところで海底噴火したんですね。
群発活動がずっと続いて、それでどんどん活動が活発になって、特に海底の調査を海上保安庁が船でしていました。
その調査で、船が200mぐらい行ったんでしょうか。そしたら海底噴火をして、船のすぐ後ろで噴火したということが起きたんですよ。
ひょっとすると、そこまでいくか、心配しすぎかもわかりませんが、今の活動を見てるとそこまで心配した方がいいのではないかというふうに思います。

4,1989年 伊東沖海底火山噴火
1989年(平成元年)7月13日18時35分頃、静岡県伊東沖で海底火山が噴火した。

この周辺では、6月末から20,000回を超える群発地震が発生していたが、その中、7月11日には伊東沖で火山性微動が発生し、
13日、この地域で有史以来初となる噴火が発生した。 後にこの海底火山は手石海丘と命名された。


1989年 20,000回を超える群発地震→火山性微動の発生→海底火山噴火
トカラ列島近海群発地震 次に火山性微動が発生するか否かがキーポイントと推察します。

20250609、0615、0622報告続報:関東の前兆

●首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常
6/8、6/12、6/13に次ぐ6/16の伝搬異常。

6/24、6/26埼玉県浦和送信所群馬県桐生市受信で顕著な伝搬異常
(対応地震:6/25:茨城県沖M4.3震度4、6/27:茨城県北部M4.4震度3)

その後は伝搬異常なし

長野県美ヶ原送信所群馬県桐生市受信のルートでも継続的に伝搬異常なく、
山梨、長野周辺の地震前兆はなし

●本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
前回報告後も収束が続き、6/11-6/30の20日間収束です。

過去16か月間の観測で初めての長期間の収束で、特に、6/26以降は0mmで
一切のずり下がりがなく、初めての完全収束です。

●千葉県八街市植物生体電位観測の異常の収束
上記横浜の磁力低下観察収束とほぼ同期して、植物性電位観測の異常も収束した。


上記2点の大地震前に変動する磁力低下や植物生体電位の異常の収束から
5/24に報告した巨大地震前兆が収束傾向で、近づいています。

予想:下記に可能性が高い順

候補1:房総半島沖プレート三重点
候補2:房総半島沖の巨大活断層
候補3:八丈島沖プレート間地震あるいはアウターライズ地震
候補4:鳥島沖プレート間地震あるいはアウターライズ地震
候補5:千葉県東方沖地震
候補6;房総半島南東沖地震
候補7:延宝房総沖地震タイプの地震


ただ、房総半島沖プレート三重点は三個のプレートがぶつかり合う特殊な場所ですから
過去にも、この一帯の地震前兆から地震発生までの前兆期間はつうじょうの2-3倍の期間がかかります。

7月までとした予想期間が9月まで延期することも考えられます。

まずは、最後の前兆:本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度ウルトラ異常
8年半継続していますが、この異変が収束することが、次の前兆収束の判断です。

東京多摩東部のELF帯電磁波異常がまだ収束していません。
※中部大学:「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測」:前兆把握実例あり

この二つの収束が、地震前兆収束、地震発生準備完了を教えてくれると思います。

皆様は、遅くとも9月までの地震発生
猛暑が続く予想ですので、熱中症対策を最大の防災準備でお願いします。
606報告で本年夏の猛暑対策グッズを紹介しています。

【まとめ】
20250609、0615報告続報:関東の前兆
●首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常
6/8、6/12、6/13に次ぐ6/16の伝搬異常。その後は変動なし

●本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
前回報告後も収束が続き、6/11-6/21の11日間収束です。

本観測では、2024/9/24-10/7の13日間収束。その時期の9/24に、
鳥島近海地震と津波が発生。

「トラップドア断層破壊」による火山隆起現象が,9/24の地震・津波と原因であったと考えられています。

伊豆小笠原諸島周辺には海底火山が多く、今後も海底火山噴火も含めた警戒が必要と考えます。

【内容】
20250609、0615報告続報:関東の前兆
1, 首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常:
群馬大学電波伝搬システム
6/16:21-22時:埼玉県浦和送信所群馬県桐生市受信: TV埼玉

※6/8、6/12、6/13に次ぐ6/16の伝搬異常。その後は大きな変動なし
長野県美ヶ原送信所群馬県桐生市受信のルートでも変動なく、山梨、長野周辺の地震前兆はなしです。

2,本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
前回報告後も収束が続き、6/11-6/21の11日間収束です。
2024/9/24-10/7の収束期間、13日間に近づいています。


最近一週間の地震火山前兆の特記事項としては、
三宅島では火山活動が高まっており、雄山環状線内側に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります(6/21気象庁)。

また、6/19に三宅島近海地震M4.7が発生しました。

最も気になる点は、上記横浜の磁力低下収束2024/9/24-10/7時期の
2024/9/24:鳥島近海地震です。

この地震は、下記の東大地震研究所解析で、「トラップドア断層破壊」による火山隆起現象が,/9/24の地震・津波と原因であったと考えられています。

「トラップドア断層破壊」とは?
●カルデラ火山の地下にあるマグマ溜まり内に,長時間かけて蓄積したマグマの圧力を駆動力とする

●地震発生時,マグマの圧力を駆動力として,円形に伸びる断層構造が一気に破壊しながら,岩盤が大きく持ち上がり,海底の地盤が隆起する.

●それによって海水が持ち上がり,津波が発生する.
●地下数kmと極めて浅い地下で発生する現象であるため,地震規模の割に大きな津波が引き起こす.
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/news/22334/

※参考:ラドン濃度・衛星観測・上空発光などの地震前兆の最近の進歩の報告です。

https://www.asagei.com/excerpt/341259