【まとめ】
首都圏M8クラスの前兆が完全に収束していないため、関東内陸直下型地震が先行する可能性が次第に増加しています。
東京多摩地区観測者さんの貴重な観測からは、地下水位の変動、磁力観測の変動、電磁波観測の変動がある。関東内陸部に震源があることを示唆している。

5/5報告の本サイト神奈川県湘南地区沿岸部観測点
もぐりんがずっと底まで沈んだまま。 もぐりんの移動方位が注目されます。
180-280度方位:相模湾方位⇒
相模湾方位は、大正関東地震の震源域で、ひずみ開放済みで
現在大地震が発生するとは考えにくい
0-100度方位(180度逆方位):北関東から埼玉県

北関東から埼玉県には、関東平野北西縁断層帯がある。埼玉県から群馬県に連なる断層帯です。
1931年9月21日には、この断層帯で、西埼玉地震が発生。埼玉県大里郡寄居町を震源として発生したM6.9、震源の深さは3キロメートルの地震でした。
その時期、浅間山が、1929~32年 には、小規模マグマ噴火を繰り返していました。
本サイトの浅間山山麓軽井沢観測点の大気中ラドン濃度が、2020年に超ウルトラ変動を示したことにより、この地震が注目されます。

次の図に、関東平野北西縁断層帯の深谷断層と綾瀬川断層による想定震度を示します。
深谷断層地震M7.9、綾瀬断層地震M7.0:断層帯がすべて動いたという想定です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1714934290-815-783.jpg
深谷断層地震では、埼玉県から群馬県で震度6弱から6強:一部震度7
綾瀬断層地震では、埼玉県で、震度6弱から6強
周辺域の東京、茨城、栃木でも震度5強から6弱

該当地域の皆様は、強い揺れ、液状化現象、地滑りなどの防災の確認をお願いします。

【内容】
〇メルマガの読者さんから5/5メールをいただいた。抜粋します
色々な前兆や予測があるなかで、栃木の研究者様がこれまで積み重ねて来られた実績や現在ご教示いただいている前兆データから、思い込みや個人的な思想を排除して純粋に拝見しますと、栃木の研究者様が捉えておられる前兆から率直に震源地を考えた際に、これまでの予想や可能性に反し、東京都奥多摩~埼玉県~群馬県の範囲で内陸直下型地震が起きるのではないかと思います。
これと、栃木の研究者様が兼ねてから警戒を呼び掛けていただいている、M8クラスの巨大地震とは別の地震だと思います。
これは、毎日、栃木の研究者様の公開情報を真剣に拝見してきた読者(ファン)があらゆる思い込みをなくして、栃木の研究者様が開示された前兆データを拝読して得た感想です。

★★
自分も上記ご意見に賛同できるところがあります。
それは、M8クラスの前兆が完全に収束していないことで、内陸直下型地震が先行するのではないかと考えられるためです。
このご意見を尊重して、さらに、解析します。
ポイントは、東京多摩地区在住の方の観測考察と昨日報告した本サイト神奈川県湘南地区沿岸部観測点のもぐりんの移動方向です。

●東京多摩地区在住:X(旧twitter)より引用
〇3月30日
・浮遊磁石瓶 極性 N-S向き 4/5振り 状態
・2~7mHz(電磁波) 脈動観察 中規模の変位出現
その他 外部情報にても関東圏の地下活動に活動的状況が出ている様子が伺えます。
〇4月3日 
関東圏の地下活動:各種観測状況より異常状況が検知されています
〇4月16日 
井戸の水位観察
15日の夕刻の観測の際 雨が降っていないのに水位が微増していたので気にしていたら、今日の水位変化も少ない状況と成っている。
11日に伝搬異常が発生しており18日±2日が要重点観測期間と成るが、同期しているのか?注目している。
〇4月18日 
井戸の水位観察
ここ数日の水深水位を見ていると、普段の減水レベルと異なる状況(雨が降らないのに水位が上昇 また減水量が小さい)と成っている点が気に成っている。

●本サイト神奈川県湘南地区沿岸部観測点
もぐりんがずっと底まで沈んだまま
(2023年初めから2024/5/4までの期間)
もぐりんの移動方位:180-280度方位にいます

※震源の推察
180-280度方位:相模湾方位
0-100度方位(180度逆方位):関東内陸部

相模湾方位は、大正関東地震の震源域で、ひずみ開放済みで
現在大地震が発生するとは考えにくい
(今後の相模トラフの巨大地震は割れ残りがある房総半島南東沖と考えられている)

関東内陸部(北関東から埼玉県)には、関東平野北西縁断層帯がある。

埼玉県から群馬県に連なる断層帯です。
1931年9月21日には、この断層帯で、西埼玉地震が発生。埼玉県大里郡寄居町を震源として発生したM6.9、震源の深さは3キロメートルの地震でした。
埼玉県中部・北部の荒川・利根川沿いの地盤の軟らかい地域を中心に死者11名などの被害が発生した。埼玉県における人的被害数としては1923年大正関東地震に次ぐ記録となります。
また、地下水や土砂の噴出(液状化現象)、地すべりも多く発生した。
浅間山が、1929~32年 には、小規模マグマ噴火を繰り返していました。

本サイトの浅間山山麓軽井沢観測点の大気中ラドン濃度が、2020年に超ウルトラ変動を示したことにより、この地震が注目されます。
また、埼玉県が1年前までは公開していた地下水位観測では、大きな変動がみられていた。