「高野六木制度」 | アロマティック・スローライフ

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↑壇上伽藍にある大好きな金剛峯寺根本大塔。中は荘厳な空気で満たされています


「高野六木制度」
スギ、ヒノキ、コウヤマキ、モミ、ツガ、アカマツ の六木は
寺院や伽藍の修繕用としての目的以外の伐採を禁ずる 
という制度で1800年代からある決まりごと。


この制度が引き継がれて、現代では日本農業遺産にもなっているそうです。
↑直前まで小雨。そのお陰で空気に重みがあって、より香りを堪能できました


高野山を歩くと、
時代を越えて人々が大切に護り育ててきたからこそ、
この心地よい空間、空気があるのだなと感じますし、太い径の木もよく見かけます。


とにかく身体中にこの空気を取り込んで帰りたくて、ふかーく、ゆっくり呼吸をするのですが…


一昨日の月曜日に、打合せで久しぶりに高野山へ。
すると、
私を含め、多くの人々の想いが届いたかのような「高野六木缶」
「高野山宿坊協会中央案内所」にありました!
ナイスアイデア!

大事な六木の小片がギュギュっと詰まっていて、
プシュっと缶を開けると、「あぁ、この香り!この香り!」と高野の山の香りが蘇ってきますニコニコ飛び出すハート

大好きな爽やかで甘やかな香り
仕事をしながらずっと手元に置いて香っています。




和精油講座のベーシッククラスで取り上げているコウヤマキは
高野山寺領森林組合の方々の手で大切に護り育てられた山からやってきます。


そしてそれを精油にしてくださるのはずっとお世話になっている高野山の地元にあるキセイテック
とても丁寧な蒸留、精油づくりをしてくださっています。感謝。


コウヤマキ枝葉精油の香りは
神秘的な香りとおっしゃる方や春の野草・野菜にみられる苦味を感じる方などなど、
他のどの精油にもみられない個性があります。


瞑想の際の助けに/集中力の維持に/気持ちの浄化に役立ちます
もちろん、空気の浄化にも
高野山を訪れる外国の方々にも人気だそうですよニコニコ
高野山はなぜかフランスの方が多い。高野山駅からのバスのアナウンスも日本語の次がフランス語、そして英語の順番なのです



今回お昼に連れて行っていただいたのは「成慶院」さん。お寺です。

お庭が広くて(お部屋も広い)気持ちが良いです!
写っていないですがあせるお蕎麦もついています。ボリュームたっぷり。
たけのこやアスパラ、桜の塩漬けなど季節を存分に感じられるお膳で、
何よりもとっても美味しかったですラブ音譜


仕事中にしっかりと食事をすると胃がもたれたり、カラダが重くなったりするのですが、
食後のカラダが軽いのも個人的には印象に残りました。嬉しいラブラブ
スタッフ(?)の方々のサービスもとっても心地よかったです。
高野山に行かれることがあれば、ぜひ予定に入れてみてくださいニコニコ

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